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一穂さんの書く青春ものが好きすぎます。適切に言い表す言葉が見つからないんですが。嘘っぽくないんだけどなんとなく透明というか……。あと家族の書き方もうまいですよね。エロを期待する人向けではないですがBL大丈夫なら是非おすすめしたいです。
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BL小説。
ほのぼの。切ない系。
再婚で一緒に住むことになった義兄弟の恋。
いい話なんだけど、時間軸が「高校生(過去)」と「大学生(現在)」を行ったり来たりするとき、どちらも「学生」なので一瞬どっちの話かわからないときがあった。
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失明しかけるシーンと、その原因になるシーン、ハナさんの木彫りのシーン(高校時代のも、大学のも)がいい。
過去と現在が入り乱れてるから、読みながらたまに頭がこんがらがるけどいい話。職人気質な格好よさが好きならオススメ。
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【あらすじ】
高校生のかずさは、生まれた時からずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせをすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で―夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが…。心を溶かす、初雪色の恋物語。
【感想】
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義兄弟もの。真面目で不器用な主人公と、奔放で自由な義弟。
攻が自分勝手に見えてとても周りを見てて好感持てました。視点が過去と現在を行き来するので、若干読み辛い部分有りました。
全体のまとまりと、描写の感性や表現は流石です。個人的に初めて致す処が見たかったです。(笑)
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一穂さんだからということで買った本ではありますが、何をどうやっても挿絵が好きになれなかった・・・。内容は悪くない・・・と思うんですけど、どうにも挿絵が。。。!
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丁寧な小説や心理描写・風景を書かれる大好きな作家さん一穂ミチ先生。
一穂先生の本を全部集めてみようと思って買ったんですが…
とにかく挿絵が個人的にダメでした。
なんというか、こんなに拒否反応でた挿絵はないくらい、私には合わなかった。
始終、そのイラストのイメージがついてまわって、正直ストーリーに感情移入できないし、記憶に残ってません。
物語自体はすごく読み返したいけど、また挿絵を見なくちゃならないと思うと読み返せない。
正直に言わせてもらうけれど、この一穂先生の小説は挿絵できっと損はしてると思う。
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あー……つい先だって、レーターさんが悪いわけじゃなく、
みたいな感想やったらと思ったらまたそのパターン……。
前回以上の破壊力で、挿絵を隠しながら読みましたがダメでした。
そして内容もBLである必要性がないというか……。
一穂さんによく感じる『心が通じるまでの過程がすっぽぬける』
パターン再来。
無駄なエピソード詰め込まず、丁寧に心理描写してほしかったです。
リアルすぎるというか……就活のあの『お祈りします』ネタは
フラッシュバックしてげんなり……萎えました。
そして田舎の法事ネタもあるあるすぎてこれまた萎え。
広島の山奥閉鎖社会に嫁いでいじめかやされる嫁ネタも身に
つまされすぎて息苦しかったです。
リアルさの追求は素晴らしいですが、恋愛面でお願いしたいので、
その辺のバランスが微妙。
そして一番ダメだったのが、攻の方言。
一穂さん関西人でいらっしゃるっぽいのですが、あの半分関西弁
混じったような広島弁がうけつけなかったorz
それなのに『大義ぃ』とか、妙にコアな広島弁出てきたり、年配の
人が使うような言い回しを多用してるのがもう……。
関西弁扱ったBL多いですが、生粋の関西人の友人がにわか関西弁
にイライラして読めないって言ってた意味がよく分かりました。
内容がどうとか以前に、方言が受け付けなかったのが敗因です。
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高校生のかずさは、生まれたときからずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で――夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが……。心を溶かす、初雪色の恋物語。
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なんだろな~。 まったく感情移入できんかったのよ。 話もちょっと散漫で、どーしちゃったの!?って気持ちになった。
残念だったなぁ。
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親同士の再婚によって義兄弟になった二人のお話。
一穂さんの書く思春期の男の子たちの焦燥や不安と真っ直ぐでやわらかい感性のまぶしさ、情景描写の美しさがとても魅力的でどんどん引き込まれる。
葵とかずさの生きてきた道筋の違いがふたりが自然と惹かれ合っていった理由なのかな…と思いながらもなんでこのふたりがお互いに恋心を抱いたのかいまひとつよくわからないというか、あんまり共感できなかったのは残念なところ。葵の感受性のやわらかさ、まっすぐさはとても好きなのですが。ううむ。前半パートの時間軸の行き来はちょっと分かりづらいですね。
後半、やはり一穂さんは「仕事」を描くとイキイキしてくるんだなぁと思わせられる。
そして濡場がラブシーンというよりはとってつけた濡場、な感じに見えちゃったのもちょっと残念かな。
そして、挿絵が苦手すぎてずっと読むのを敬遠してたのですが、やっぱり苦手でした。なんでこの絵なのかな…はあります、正直。
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過去と今を交互に物語が進みます。大きな起承転結はないけど、心の機微の表現が繊細でゆっくり味わって読めました。挿絵が物語の雰囲気と合わなくて、見ないように読むのが苦労します…
一穂先生の小説本当に素敵で面白いものばかりなので、一穂先生の作品の中では、このお話はあまり内容がないので、面白くない部類かも…。