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興味のあるトピックだったので手に取ったのですが、いまいちまとまりのない考察だったように感じました。
これから先、結婚しない人が増えていくんだろうなあとか、将来への予測は何のデータも持たない私の意見とそんなにたがわず、新たな発見は特になかった感じですが、読みやすくはありました。
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表題通り、生涯未婚時代になりつつある今、どういう人が独身でここ数十年でどのような社会的変化があったかを分析する一冊。
内容は素直に納得できる反面、著者独自の分析などは見当たらず。
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う〜ん、読んでいいて新たな発見は正直なかったなぁ。内容は想像に容易いことばかり。
結局、言いたいのは筆者のいう「生涯未婚時代」においては、いろんな価値があって結婚する、しないという選択肢があってどれも尊いよ、ということなのかな。
個人的には、「結婚する人生」も「結婚しない人生」もどちらも「尊い」と思っているつもり。ただし、それは自分の意志で決定した、っていう人に限って。
周りを見ていても、「結婚」=「幸せ」というような感じの人は正直、残念ながら?少ない。たとえそれが新婚であっても。そうした感じの人たちが、30代〜60代で多いわけだからか、身近では上からの結婚圧力的なのは正直あまりない気がする。
「経済力があれば男性はモテるのか」〜という項目は興味深かったが、結局は経済力はモテる要素として逆説的に重要なんだなっていうことを感じる。「結婚できないのは男性の経済力がないからではなく景気のせい」と書かれているが、個人としては正直どうすりゃいいの?という感じ笑。景気のせいで結婚できないのは仕方がない、と素直に思える男性ならいいかもしれないが、一個人としては、結局景気のせいできないないなんていうのは現実的に意味がない。景気が悪いから、ということを世の女性達に伝えることから始めないとな笑
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シミズ自身はさておき、望む望まない関わらず生涯未婚を自分自身で想定している人の心理状態がよく分かる。
データベースから推測される予想と具体的なヒアリングから得られた感想を下手に混ぜずに慎重に記述している点も良い。
筆者が未婚/既婚か結婚経験がある未婚かが文章から読み取れない(ようにあえて書かれているのだと思う)ところも好感度大。自分の経験を書くと、どうしても主観やバイアスがかかってしまってるように受け取られかねないもんなあ。新書はこうでなくては。
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結局結婚も未婚も色々良し悪しあるけど
どっちも尊い
恋人が結婚して夫婦になる変化よりも子供が産まれて親になるという変化の方がはるかに乗り切るのが難しい
子育てを通じて生活の基盤や価値観を擦り合わせていく時期である
ここを上手く乗り切れれば今後の成長で起こる様々な問題も取り組める
趣味や仕事など捨ててまで結婚する必要がないという
コスパ
万一離婚したら厄介という
リスク
これを優先すると結婚遠のく
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これからの時代を考える(再検討する)というコンセプトには共鳴する。
しかし,コンセプト(の萌芽)しかないという印象。
「これまではこうだった,でもこれにあてはまらないことも起きてるよね」「この点は考えないといけないことだよね」,これ以上でもこれ以下でもない。
「婚活」症候群で白河先生が書いていた通り,コンセプトだけあってもアイデアがないと説得力がない。
著者の今後のアイデアに期待。
1点だけどうしても個人的に納得のいかないこと。
これからの時代を考えるにあたり,「結婚する人生も,しない人生も,同じぐらい尊い」という著者の考えには共感する。
しかし,著者は新しいことを言おうとするあまり,過去の人生の在り方(昭和の人生すごろく)をネガティブに捉えている。
どのような人生も肯定すること。我々はここを起点に今後の人生の在り方を考えなければならないと思う。
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うーん、よくわからない。みんなが読んでいるものを読んで、とりあえず書いてみたという感じなのだろうか。男性の収入と結婚の間の通説に疑問があるみたいだけど、なんか特段の根拠があるわけでもなさそう
イエ制度の話とかやっぱり気になる。大澤先生や見田先生とかでてくるのもなんかそういう世界なのか、という感じで微妙。
「結婚はしなくてよいのだ」と言いたいのだろうけど、結婚したい人々、しなければならないと思ってる人々、したいのにできない人々、絶望している人々、させたい人々への共感やその解釈とか足りないのではないかと思う。
そしてなにより、やはりセックスの話が回避されているのが気になる。家族はセックスではない、っていう言い方はあるかもしれんけど、それってなんかあれだ。