紙の本
なかなかいい本だよ
2017/09/20 18:55
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ともクン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで読んでみた投資批判本の中では、タメになる一つだと思う。これまでは、山崎元や、吉本佳生あるいは橘玲あたりが投資における正論を吐く論客で、タメになると思っていたが、TVでもよく見かける著者もその一人のようだ。先の論客たちよりもさらに過激なところもある(個人国債や確定拠出年金も否定、NISAは?だが)結局。アホな投資はやめろ・・・デフレの今は現金(もしくは普通預金程度か?)で対応、やるなら自力で個別株で少し遊ぶ程度・・・その他の投資商品は、一般の人々にとってはすべて金融機関のカモネギになるだけ、というのはきわめて正論だ。正論がゆえに、少々面白味に欠けるキライが・・・それも庶民の味方の著者には当然のことだろう。
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
老後の金銭的な不安をあおることが多い中、冷静に投資の負の側面を解説している一冊です。納得できることばかりです。
紙の本
投資を全面否定しているわけではなさそう
2022/07/24 07:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
投資をすべきだと言われることが多いが、勧められるままに保険・投資信託・個人年金等に手を出すと損をするということが細かく記されている本。外貨建て保険の項目では、私が保険屋さんから勧められたセリフとほぼ同じセリフが出てきて、思わず笑ってしまいました。
ただ、著者は全面的に投資そのものを否定しているわけではなさそうです。最後の方では、どうせ投資するなら株式にしておきなさいという記載がありましたし、著者の説明からするとネット証券で手数料が低いものを選べば投資信託もアリなのではないかと思いました。
投稿元:
レビューを見る
タイトルに惹かれて読んでみた。自分も世間の風潮に倣って投資を考えているが、確かに書かれている内容に同意はできる。ただ、この本でも触れているようにすべての投資を否定しているわけではなく、投資をするにも手数料を加味した判断が必要という前提を頭に入れることを求めている。タイトルがやや煽り感が強いが、他人に進められることなくある程度は自分で情報を取りに行く努力が問われているということか。
投稿元:
レビューを見る
至極もっともなことが書かれている。その意味では良書だと思う。
ただ、少しでもお金を有利に増やしたいと思うのは人の常。その意味では賢くリスクをとりながら運用するのは大事なことだと思う。
筆者は勉強もせず、人任せはやめなさいと言うことが一番言いたいことだと思う。私も改めて肝に銘じて、投資に取り組んでいきたい。
投稿元:
レビューを見る
投資ファンドについて良くわかったし、見直すきっかけになった。
銀行や証券会社の勧誘はよく考えて判断しなければならない。
投稿元:
レビューを見る
まずまず。
無理に投資する必要は無い。
銀行、郵便局に進められる商品は、って疑う。進める側にはリスクが無く、儲かるだけで、買う方は、リスクを負う。
投稿元:
レビューを見る
投資は、銀行や証券会社が手数料で儲けるためのもので、リスクを背負うのは消費者、というのは、当たり前の話だけど、印象的だった。
デフレの時代、低金利でも銀行に預けておけば、増えることもないが、失うこともないのだから、無理に投資をする必要はない。
それでも投資をしたい場合は、他人に勧められるまま鵜呑みにするのではなく、自分で勉強して購入する商品を決めなくてはいけないと、肝に命じた。
投稿元:
レビューを見る
「投資なんか、おやめなさい」ってタイトルは投資を否定してるんじゃなくて、
「(自分の損得も見極められず、金融機関や保険会社が勧めるままにやるくらいなら」やめなさいって意味だった。確かにその通りだなと。
結局目の前の情報だけみたら「自分が得する」と感じることでも(例:加入者に○万円プレゼントとか)、結局金融機関や保険会社も利益を出さないといけないわこだから、ウラがあるのだ。と改めて学んだ。
外貨建てを勧める理由も「手数料ビジネス」という甘みがあって、為替等のリスクは契約者負担だし、売り手は手数料が入って確実に損はしないるという仕組み。これはなるほど~と思った。
投稿元:
レビューを見る
儲かる話には裏があることが多いから鵜呑みにせずに預貯金を増やしましょうというお話。本書のレビューには賛否両論があるが、反論できるくらいの金融リテラシーがある方は投資してもよろしいのではないでしょうか。反論できないレベルなら預貯金にしておいたほうが良いかもしれない。
結局のところ、投資をはじめたいなら勉強してほしいと主張されているだけで、そこまでひどい本ではないと思うな。
投稿元:
レビューを見る
賛同できる部分そうでない部分両方ありましたが、メリットが強調されるばかりでモヤモヤしていた『外貨建生命保険』、『仕組預金』の落とし穴がわかりやすく説明されていてスッキリしました。
「円安のときに都合よく死ねない!」
が今回一番のパワーワードでした。
FPの教材ではサラッと説明がある程度で良し悪しについて詳しくは書かれていないので(教材という性格上当たり前でしょうが)、実務に落としこむにはこういった本などで角度をつけて検討する必要があると感じました。
そしてオススメする側の本も反証として読む必要も。
投稿元:
レビューを見る
あれもダメ、これもダメと書いてあるけど、結論としては他人任せの投資はするな、ということ。やるなら自分の頭で考えて。
貯蓄にリスクはないと書いてあるが、デフレ基調はいつまでも続かないし目減りリスクはあるでしょう。
投稿元:
レビューを見る
萩原さんの本は久しぶりだが良かった。特に最初の外貨建て生保、マイナス金利のところ(P90)まで。もう一度じっくり読みたい。
投稿元:
レビューを見る
1.今投資が叫ばれてる最中でこのようなタイトルは面白そうだと思った
2.目的は2つで、自分の理解を超えるものには手を出さないことと疑いの目を忘れないことです。例えば、外貨建て保険による運用利回りの良さを強調された時には、元本割れの可能性はあるので、電卓を叩いてしっかり計算した方が良い。また、毎月分配型の響きにのせられ、実際に利回りがいくらなのかをしっかり考えないでやると痛い目にあうということでした。
筆者自身投資を否定しているわけではないので、少し矛盾するように感じますが、あえてこのようなタイトルで書いてると筆者自身述べています。大切なのは、自身の資産は自分で守り抜くこと。そのためには疑うことと知識の習得が欠かせないということです。
3.このような本を読んで思うのですが、過去に金融機関はどのようなやり方をして顧客に商品を売っていたのかが気になるということです。私のお客さんにも銀行からほとんど説明もなくメリットだけ説明されて買ったという方がいました。みるからに怪しいので調べてみると、案の定投資信託でした。本人は気付いておらず今もなおやっているため、この旨を伝えると大激怒し、解約したものの、元本を割っており、さらに悪循環でした。
これを機に思ったのは、お願い推進は後の世代にしわ寄せが来るということです。仲良くなってしまえば1番成績が取れるやり方なのは事実なのですが、今後の自分も含めて考えてみるとなんのメリットもないです。
私自身成績がよくないため、お願い推進したいのですが、これをしてもメリットがないため、日々苦戦しています。なんとか成績が上がるよう、行動していきたいです。
投稿元:
レビューを見る
◯外貨建て生命保険
・3%利回りは米国債の利回りが高いから、普通に投資したほうが当然利回りはいい。投資と保険は分けて考える。
・手数料、保険料引かれた先から3%なので、払った金額に対してじゃない。かつ外貨建ては手数料が高い。
・為替リスクがある、円安で都合よく死ねない
・若い人の保険料が安いのは死ぬリスクが低いから、保険は入ってすぐ死ぬのが得。