冷徹王は翼なき獣人を娶る みんなのレビュー

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「眉間に皺を寄せる」という表現がとてもたくさんありました。
ヴァルティスは35歳くらいですが、眉間の皺は刻み込まれおそらく一生消えないのではないかと思います。
レヴィとウー・ファランの馴れ初めと今後が気になります。

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投稿者：ちくわ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小中さんの本は新刊が出るたびに買ってます。が、今回はいつもとテイストが少し違いました。攻めが変態ではなく、冷徹なところはあるものの、普通に素敵な王様でした。

小中さんのファンタジーも面白かったです！脇カプの番外編とかも読みたいです！

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

首長の息子でありながら、
翼のないユノ・ファはそんな自分を大事にしてくれるルーテゥ族のために
人間と交流をしようとする。
「ケダモノ」と言って、獣人をむやみに攻撃して迫害する人間とです。
そんな迫害や畏怖の感情を向けられても、
健気に自分のできることをしようとする姿にほろりとしてしまいます。
（ほだされてしまうというのでしょうか・・・
ヴァルティスもそんな彼にほだされてしまったのだろうなぁと）

ヴァルティスは自国の利害からユノ・ファを利用しようします。
王として、一国の統治者として民を守るためには
私人としての感情は捨てるという信念でユノ・ファにも対峙している。
なので、ちょっと「むっ」とするところもあるのですが
ある瞬間そんな世界が変わります。
そんな思いを抱かせたのは
ユノ・ファの健気な純真さや努力を惜しまない健気さなのだと思います

かなりきゅんときたのが
ユノ・ファが自分の立場を説明するときに
王弟のレヴィのことも語ったところです。
優しい人たちに囲まれているけれど・・・なのですよね。

後、レトヴィエ王国は皇太子に子供もできているしまあ安泰なんですけど
ルーテゥ族はどうなんでしょうかね？と(笑)
まあ、どちらも直系にこだわってないので、問題なしか・・・。
（いらぬ心配ってところですかね）

最後はさくっと終わった感ありますが、
それはそれで良かったかと。

余談ですが
王弟のレヴィの話もスピンオフで読みたいなぁって思ったりします。

☆3.5評価の4です。

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人間の冷徹王×翼のない獣人で首長の息子。
冷徹王ですが王として責任感が強いためで、弟思いの優しいところもある王様です。純粋な受けを利用できるかもと保護します。受けは落ち込みながらもそれでもいいから何か役に立ちたいと健気です。
国を守るために共に戦う姿に応援したくなります。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受けの一途な思いを利用して、自国を守ろうと謀る攻めのお話。攻めと受けの両視点。

ネタバレがあります。

人間と獣人が存在する世界。両者は住む場所や文化の違いから、交流することはありません。

そんな時、35歳の国王である攻めは、追われて怪我をした20歳の獣人（受け）を偶然にも助けます。

受けは、人間と獣人が仲良くなれば交易を行うことができ、双方が今よりもっと暮らしが良くなると考え、橋渡し役になるために一族が暮らす山を下りて、攻めが治める国にやって来たのです。

だから拙いながらも攻めの国の言葉を覚え、助けてくれた攻めに、感謝と好意を寄せる受けに対し、攻めはある目的から受けの思いを利用しようと謀るのですが・・・

国王である攻めの立場を考えたら、受けを利用せざるを得ないと理解出来ます。でも、攻めを一途に慕う受けの気持ちを思うと、かわいそうでかわいそうで（涙）。

ちゃんとハッピーエンドになって、本当に良かったです。

受けの一族の次の長と、攻めの異母弟の仲をもっと詳しく書いて欲しかったです。いつのまに、君ら（笑）。

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

全体的にかわいいお話になっていました。物語りとしても、きれいにまとまっているので読んだ後も満足感がありました。