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暗黒警察小説と謳っているだけに、まさに血まみれの内容。
冒頭の神奈川県警刑事の2人の殺害に始まり、その後、警視庁の特捜隊と謎の人物・マスクマン、そして武装犯罪組織との闘いが延々と描かれる。
敵味方関係なく、次から次へと殺害される様子は、読むのに耐えられない部分も…主要人物と思われる人も簡単に死ぬ。
元々ハードボイルドが得意な作家さんだが、今回の作品はいささか度が過ぎる。でも、手に汗握る展開で、最後に誰が勝つのか先が気になり、ページを進めさせてしまうところはさすがかも。
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アブノーマルでインモラルなアウトローたちがひたすら殺しまくるアクション小説。個人的にはものすごく好きで、チョー楽しい。
さすがに描写力がしっかりしているので、荒唐無稽でも全く気にならずに楽しめる。
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暴力、暴力、暴力。なんてバイオレンスな小説なんだろう。深町秋生にしか描けない物語。主人公は存在せず、この人物が物語を引っ張っていくのかな?と思ったら、次の瞬間死んでしまう。
栄グループという絶対悪の組織がある。そのグループは敵対するヤクザや企業、警察にまでも牙を剥く。その組織に対抗し、警察組織は、特別チームを組んで壊滅させようとするが・・・。
手に汗握るアクションは健在で、途中、警察組織とは別に栄グループの圧倒的暴力を物ともせず対抗していく謎のマスク男が現れたり、読者を飽きさせることはなく、約500ページあるボリュームをあっという間に読ませてしまう。
超一級のバイオレンス小説だ。
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矢月作品を更に過激にした感じ。主人公は善玉だが勧善懲悪vs勧悪懲善みたいな内容。早々に殺された主人公の魂のようなものを継いだものが新たな主人公になり、そいつがまた殺され、更にその魂のようなものを引き継ぐものが現れるという展開が新鮮ではあった。終わり方が続編がありそうにもなさそうにも考えられ、何となくもやもやしている今日この頃。。。
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主人公と思われる人に感情移入しかかると あっさり殺されちゃう。あれ?と思うことの連続。ほんと思い切りよく ばっさり殺るねぇ 笑。バトンリレーのように 主人公?が変わっていく。最初はそれに慣れなくて なんかリズム狂う〜と思ったけど 途中からはそれも面白いに変わる。
それにしても 超人としか思えないひと多数 笑。
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超絶ハードアクション、これでもかという程の残虐な闘いのシーンとバタバタと死んでいく登場人物。
たまにこういうの読むとスッキリする。
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余計なシーンはなく、間延びすることなくバイオレンスアクションの連続。過度に残虐な描写はないため、読後に嫌な感じは残らなかった。こういう小説もたまに読みたくなる。
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もともとバイオレンスな描写が多い作家さんですが、今作はその中でも飛び抜けているんじゃなかろうか。あまりの死人の数に怖れ慄くし、何より、この人まで死なせちゃう??な非情過ぎる展開に驚愕する。バイオレンス描写もグロい描写も私はそれなりに読めちゃう人なので、あまりの展開に呆然としつつも面白く読めたのだが、最後の最後はちょっと蛇足かな。犠牲の数があまりにも多かっただけに、最後くらいはその犠牲に報いるような綺麗な結果が欲しかったかも。
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完全なフィクション&超絶クライムノベル。まあこんな警察はありえないが、そこは著者の腕がいいので楽しませてくれました。北野映画になりそうな作品。
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ハードボイルド好きとしては、なかなかの出来栄え。一気読みしてしまった。
身の毛もよだつほどの痛々しい描写が多く、何度も読み返してしまう箇所があった。脳漿、指が砕ける、歯が口の中で転がる、眼球が垂れ下がる、バーナーで焼かれる…など。苦手な人にはオススメできない。
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深町秋生 著「死は望むところ」、2017.10発行、486頁。日室紗由梨というタフな女性刑事が主役と思いきや、武装犯罪組織との銃撃戦で死亡。彼女に思いを寄せていた上司の井出邦利が、その後を引き継ぎ、再び血まみれの闘いが。読了して、著者が読者に訴えたかったことは、わからないままでした。バイオレンスの先にあるものを描いて欲しかったです。
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★3.5
表現が読みたくなくなるほど痛々しかった...
そしてこれでもかと言うほど人が死ぬ。ばんばん死ぬ。
主要人物が次々と惨い死に方をするのに、なんか癖になる本