紙の本
タイトルの意味
2018/01/16 19:26
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投稿者:ユミコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんでん返しありましたね
東野さんの秘密みたいな展開を予想してました
和沙さんと千鶴さんの人生重ねつつタイムリミットに追われる展開
タイトルの意味、読前後で変わります
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一年前に殺された和沙がある日突然違う女性の身体として蘇り、そこからタイムリミットの10日間を描いたミステリー。かつての恋人慎介は殺された彼女の犯人を探し出し、真相を暴こうと行動するが、最後の「一年後」の部分がどうも突然過ぎる感じがする。うーーーーーーーん。いつものスカっと、ほわっとした読了感が全然なく、どうも後味が悪い。騙された!と最後に感じても、それはどこか悲しくて、納得のいくものではなかった気がする。
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目覚めたらそこは病院で見知らぬ人のカラダ。
うぅ、パニックになりそう。すぐ行動に移せるだけの精神力があたしにはあるだろうか?
伝えなければならないこと、やっておかなければならないことがあるなら、行動するかもね。
いやー、もしかして…と思っていたらやっぱりかぁ!!!
自分のことしか考えてない人なんて大嫌いだ。
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帯が若干ネタバレな気が。横関さんだから…と色々考えながら読んでしまうので余計にかな。もちろん最後の最後までそんな素振りは一切なく、怪しい人も登場するのでラストは「おいっ!」となる訳ですが。こういう感じの表紙はあまり好きではありませんが、よく表現されているな、読了後は思いました。私なら真相に気付けば和沙と同じ行動を取っていたと思います。でもそうじゃなければ…?和沙と千鶴の運命がとても悲しい。リアルでも殺人までは行かなくても起こりうる難しさ。二人とも全く悪くないのに。悪くない人が苦しむのは辛いです。
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うーん。好きな作家さんだけに残念。
物語は、ある歯科医の婚約者が何者かに殺され、1年後、その婚約者の魂が別の人間に乗り移り、歯科医の前に現れる。この世に滞在していられるのは恐らく10日間。
歯科医はその事件の容疑者を警察に突き出すべく、自ら真相を追っていた。その歯科医を危険に晒さないようにするのが使命と思い、2人で真相を追い求める。そこには目を覆いたくなるような真相があり・・・。
というような内容なのだが、乗り移った人格事自体になんらかのトリックがあれば面白かったのにと思わずにいられなかった。横関さんならではの読後感の良さがないのも残念。
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目を覚ますと身体は別人。しかも“私”は1年前に殺されていた!? 少しずつ事態を把握していくが、私を殺した犯人への復讐に燃えている恋人が不穏な動きを見せ始め…。
タイムリミット・サスペンスはどうしても先が気になって読み方が粗っぽくなる。だからせっかくのオチも「自分は伏線を見落としていなかったか」「作者はズルしていないか」気になってしまう。傑作には違いないけどそこが気がかりで…。
(B)
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★2018年1月21日読了『仮面の君に告ぐ』横関大著 評価A
横関氏のこの作品は、これまで以上に物語がよく考えられていた。途中想定した展開は裏切られ、結局、展開を読み切れずに、最後に「そう来るか?!」と驚かされて終わる筋立てとなっていた。
以前の作品のスピード感はやや減速し、その分緻密なストーリー組み立てに注力して成功していると感じた。
歯科医早田慎介は、同じクリニックで働いていた歯科衛生士の涌井和沙と結婚間近だった時、突然涌井和沙が自宅マンションで何者かに襲われて殺害される事件に遭っていた。
その後、和沙へストーカー的に迫っていた男、谷田部が警察に取り調べを受けたものの、証拠不十分で釈放された。早田は、自ら事件を調べるために、歯科医の職を辞して、谷田部が働いていた物流倉庫へアルバイトで入り、その仲間を探して、谷田部を突き止め、問い詰めるつもりでいた。
同じ頃、ある病院で1年ぶりに目を覚ました森千鶴は、自分がなぜここに居るのかわからない?そして、私は涌井和沙なのに、なぜか身体は、森千鶴になっている?!
さて、起き上がった森千鶴こと涌井和沙は、早速犯人探しの為に、早田慎介ヘコンタクトを試みる。
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2018.5.2完読
大どんでん返しとその後が気になる。
全部読み終えて タイトルの意味が明確になって
自分はスッキリだけど、ヒロインが可哀想だなぁ
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結婚間近で何者かに殺害されてしまったヒロイン。気が付くと、別の女性の体に乗り移っており、しかもその状態にもタイムリミットがあるらしい、というサスペンス感溢れるミステリ。自分を殺した容疑者に復讐をたくらんでいるらしい婚約者を阻止したり、自分を殺した犯人は誰なのかを探ったり。さらにはタイムリミットが迫る中で、そのまま生き続けるべきかどうかの決断を悩んだり。つかの間の幸せと葛藤が物悲しく、それでも温かな物語だと思ったのに……。
まさかこんな真相が待ち受けていただなんて! しかしこれに気づけたヒロイン、立派かも。タイトルの言葉もとても印象的でした。うーむ、そういうことか。
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他の人に魂乗り移るの巻。
途中からなんか慎介の行動がというか、
全体的に雑になってく感じがしたかなぁ。
そうなんじゃないかと思った終わり方はその通りで、
「なるほどねぇ」という感じ。
和沙がお父さんとお母さんと話すところが可哀想だったぁ。
横関さんの作品の中では
うーん、ちょっとなぁだったけれど
面白くないわけじゃないっす。
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2月-10。3.0点。
殺害された女性が、目覚めると他の女性に。
自分を殺した犯人を捜す。
よくあるテーマだが、読みやすい。
終盤、犯人がわかってしまう。でもまあまあ。
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結婚直前に婚約者を殺された男と一年後別人として目を覚ました女。
他人の身体を借りていられるのはおそらく十日間。
彼女は容疑不十分で釈放された被疑者をつけ狙う恋人に気づき、限られた時間の中で止めようと奔走し始める。
次第に湧き上がって来る生への渇望と、被疑者の突然の死で謎が深まる事件の真相。
確かに結末が気になってどんどん読み進めたし、最後には驚いた。
驚いたけれど、うわあ騙された!…というスカッとした気持ちよりは、え?ちょっと唐突過ぎない?という戸惑いが大きい。
大どんでん返しの意外性の演出の為なのか伏線の張り方が雑と言うか今ひとつ好みじゃない。
そもそも最後が犯人が逮捕されてから一年後なのはおかしい気がする…婚約者が殺された事件の真相が手紙の推測の通りなら絶対それまでの取り調べの中で自白しているのでは?
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涌井和沙は目を覚ますと身体だけが別人になっていた。一年前、何者かに殺害されたらしい。途方に暮れた和沙は婚約者に会いにいくが、自分が和沙であることを告げられない。
賛美両論のラスト、すっきりしない面もあるが、私は好きなタイプの終わり方。面白かった。
和沙が両親と会う場面、特に母親との場面はとてもよかった。
(図書館)
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図書館で借りた本。和沙は歯科医の早田と婚約中。結婚式の日取りも決まっていたのに誰かに殺害されてしまう。恋人の早田は容疑者を疑い復讐を企だてる。和沙は病院で目覚め森千鶴という全く知らない女性に憑依していた。森千鶴として早田に近づいていく。そして早田の復讐を止めようとするが…誰が和沙を殺したのか?は最後に明かされるが、わざと話を二転三転させている感じだし、読者をビックリさせたいんだろうなぁという意図は分かるけど、またこのパターンか。というしかない。
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一年前に殺された涌井和沙は病室のベッドで目を醒める。限定10日間森千鶴という一年間意識がかなった女性の体を借りて、婚約者だった早田慎介に犯人復讐を阻止しようと近づいていく。率直な感想…犯人を突き止め警察に連行されるも犯人像が薄い。最後の展開のストーリーに無理はないのか…犯人の動機がはっきりしない。