紙の本
目からうろこ
2020/07/21 14:42
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kinnchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
単なるレシピ本ではなく、どうしてそうするのか?ということが、書かれていて、とても新鮮でした。
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今までに読んだどの写真付レシピ本よりも、作ってみたい意欲を掻き立てられた気がします。試しに教えを忠実に守って野菜炒めを作ってみたところ、長男がパクパク食べてくれました。嬉しかったです。ずっと敬遠していた揚げ物にもこれからは挑戦してみようと思います。
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1頁目から、目からうろこ。野菜はまず水に浸して、細胞の隅々にまで水を吸わせるべしとのこと。野菜炒めは、野菜の水分で調理するんだと。いやいやびっくり。
鶏肉は逆に、水分を出すべしと。買ってきたらまず塩をすり込み一晩おくと水分が出るので(あまり出ないものほど良い鶏肉とのこと)、よく洗って、そこから調理スタート。
その他、フッ素加工ではなく鉄のフライパンを使う、もやしはひげ根を取る、等々、有元さんの教えはちょっとだけ手間がかかる。この「ちょっとの手間」が料理をおいしくするのだということはわかるけれど、フルタイムで働いている自分には敷居が高い。帰ってきて30~40分でだだだーーっとご飯を作る生活では、野菜に水を吸わせている余裕はないなあ。
もう少し時間に余裕のある生活ができるようになったら、ぜひにと思う。
鶏肉に塩をして一晩とか、マリネしておくとか、できそうなことは取り入れたい。
レシピを見ないで作ることの大切さについては、心から共感する。有元さんは、ナビに頼る車の運転に例えられていたけど、わたしは譜面を見ずにピアノを弾くこととすごく似ていると思った。
つまり、レシピや、ナビや、譜面を見ているうちは、それらに縛られてしまう、五感を使うことを忘れてしまう、ってことなんだよね。レシピではなく、素材自体に向き合うべし、ということなのよね。ものすごくよくわかる。なかなかに難しいけど、料理をするうえで大切なこと。肝に銘じておきたい。
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野菜の水分をしっかり戻してあげる
にんにくはフライパンがつめたいうちに。
鶏肉は塩してから。
肉に味をつけてから野菜をいれる。
キノコのオイル煮!
生姜焼きは畳んでやく。
サラダは手で味をあえるのがうまい
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料理の工程で「なぜこうするのか」が書かれている。
理屈が分かった方が忘れ難く、次回に活かしやすい。
なぜこれを知らなかったのだろう。知ろうとしなかったのだろう。
また、文章がとても上手く、「この方がこんなにもおいしいと語っていらっしゃるのだから、本当においしいのだろう」と素直に思わせられた。
料理は食材を組み合わせて練らなければならない・・・といった固定観念のようなものを、取っ払ってくれた、ありがたい本。
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何度も作り、調理のポイントをつかんだら、レシピは見ないでも作れる。
自然に手が動き、おいしい料理が作れるようになりたい。
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・読了にはまだ遠い。読んでいると作って食べたいって思う。文章読むだけで美味しそうって感じるので他の種類も読む。
・肩の力をを抜いた、いつもの料理が出来るようになりたい。
・自分でも美味しいって思えるもの、そして一緒に食べる人もそう思ってもらえるようなもの作り続けれるように。
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基本的なことが書かれてあるのだと思います。野菜を調理する前はシャキッとするまで水につけるなど難しい手順はないので、出来そうなことをやってみたい。
火の通り具合や味付けなど、自分で食材の状態を判断する、と言うことが大事ということですね。本に書かれている知識を実践できたら、基本の調味料だけで料理ができる。
ただその手間が出来ないので、いろんなレシピが発表されていたり、何とかの素というのが売られているのでしょう。
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シンプルイズベストな、料理のコツ集。調味料の配分はある程度覚えなければ、ですが、それも味を見ながらで、良いのだと教えてくれる。
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たしかに最近レシピサイトばかり見て作っている。見ないで作ると不安で。でもできた料理がおいしいかといえばまあ美味しいが、自分の味ではない気もする。この本を読むと料理の基本に立ち返ることができるような感じがして。なので今朝読んでさっそく今夜はこの本に出ていた鶏もも肉をグリルで焼いてみることにした。味はいかに・・・?
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やばい。2ページくらい読むだけでその料理が速攻で食べたくなるのは筆致なのかなんなのか。本当に簡単なルールを守るだけで料理のレベルがあがる。気がする。クックドゥとか、カレーみたいな、いわばノックダウン業者のような工程と料理とは違うのだ。それはそれで、プログラマーの私は楽しむことはできるし、アンディ・ウォーホルであれば、私は機械になりたいと歌うだろうが。
違いは野菜一つ一つをセンシングして、ちょうどよく温めたり、ちょうどよい大きさに切ったりすることなのだ。そしてそれらは冷蔵庫の在庫量によって変わる。でも豚バラが最高なのだ。
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料理本
レシピが載っている訳ではなく、素材の味を活かす下準備などのひと手間のやり方を指南
鮮度が低い野菜は水に浸けて水分を補充してから、炒めたり、サラダにした方が良い
ナルホドと思いつつも、そのひと手間が重い
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料理をしながら微笑んでいる様子が目に浮かぶとても素敵な暮らしの本。
料理の工程が美味しそうであれば、できあがりも必ずおいしいというのはとても納得できる。
尊敬する土井善晴先生もよく言われるように、食材を見ながらこれくらいやればおいしくなるだろうと想像しながら手を動かすことが大事と。
お腹が空いてきた。
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一人暮らしを始めて、料理をする事が日常になった。たくさんのレシピ本を(立ち)読んだり、クックパッドを見たり…いつも自分の中では大騒ぎの食事作り。一人分のレシピも実際は少なくて、いつも分量に振り回されてしまいがち。夢は「いつかレシピを見なくても美味しいものが作れるようになりたい」「冷蔵庫にあるものでチャチャっと料理を作れるようになりたい」だったけど、なかなかそこに辿り着かない。でも、それは食材を見てないし、知識がないからだとこの本を読んで気付きました。有元さんの文章も秀逸で、すぐに試したくなったり、お腹が空いてきたりします。
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レシピに頼り過ぎずに、素材1つ1つの様子をじっくり観察しながら、素材を活かすシンプルな味付けを楽しみませんか?といった投げ掛けと、実践方法を綴った一冊。
手始めに、たっぷり野菜に水を吸わせ、しっかりと水気を切って食べたサラダのまー美味しいこと。素材そのものを上手に活かす方法を取り入れるだけで、料理が格段に美味しくなることを実感。他の提案も順次試していきたいと思いますが、取りあえず本書でさんざん出てくる鉄のフライパンが欲しくなりました。