紙の本
料理の集大成
2018/05/06 11:52
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mini - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理をして食べるということを毎日続けていると、調味料の組み合わせを自分好みに調整できたり、段取りを含めて料理ができあがるまでの時間や冷蔵庫にあるものでどんな料理ができるか、自分で計算できるようになります。
本書は、それを一般公式化したような内容になっています。例えば、段取りでどこを省略するか、省略して良い理由とともに説明されています。料理の羅針盤と言ってもいいのかな。
ある程度料理ができるようになってから、本書を読むと、料理の楽しさや奥の深さが一気に体感できると思います。
紙の本
ありモノでちゃちゃっと
2018/05/20 20:01
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冷蔵庫にある材料でちゃちゃっと作れそうなメニューがたくさん紹介されてます。
見た目は地味だけど、確実に美味しいでしょう。
一度作ってみたら二度目からは感覚的に作れそう。
電子書籍
自分は
2022/03/03 07:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
調理の仕事をしているので、レシピなど見なくてもできる料理もあるが、定番でも頭に入っていないものもあるので、この本で是非勉強したい。
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今までに読んだどの写真付レシピ本よりも、作ってみたい意欲を掻き立てられた気がします。試しに教えを忠実に守って野菜炒めを作ってみたところ、長男がパクパク食べてくれました。嬉しかったです。ずっと敬遠していた揚げ物にもこれからは挑戦してみようと思います。
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1頁目から、目からうろこ。野菜はまず水に浸して、細胞の隅々にまで水を吸わせるべしとのこと。野菜炒めは、野菜の水分で調理するんだと。いやいやびっくり。
鶏肉は逆に、水分を出すべしと。買ってきたらまず塩をすり込み一晩おくと水分が出るので(あまり出ないものほど良い鶏肉とのこと)、よく洗って、そこから調理スタート。
その他、フッ素加工ではなく鉄のフライパンを使う、もやしはひげ根を取る、等々、有元さんの教えはちょっとだけ手間がかかる。この「ちょっとの手間」が料理をおいしくするのだということはわかるけれど、フルタイムで働いている自分には敷居が高い。帰ってきて30~40分でだだだーーっとご飯を作る生活では、野菜に水を吸わせている余裕はないなあ。
もう少し時間に余裕のある生活ができるようになったら、ぜひにと思う。
鶏肉に塩をして一晩とか、マリネしておくとか、できそうなことは取り入れたい。
レシピを見ないで作ることの大切さについては、心から共感する。有元さんは、ナビに頼る車の運転に例えられていたけど、わたしは譜面を見ずにピアノを弾くこととすごく似ていると思った。
つまり、レシピや、ナビや、譜面を見ているうちは、それらに縛られてしまう、五感を使うことを忘れてしまう、ってことなんだよね。レシピではなく、素材自体に向き合うべし、ということなのよね。ものすごくよくわかる。なかなかに難しいけど、料理をするうえで大切なこと。肝に銘じておきたい。
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野菜の水分をしっかり戻してあげる
にんにくはフライパンがつめたいうちに。
鶏肉は塩してから。
肉に味をつけてから野菜をいれる。
キノコのオイル煮!
生姜焼きは畳んでやく。
サラダは手で味をあえるのがうまい
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料理の工程で「なぜこうするのか」が書かれている。
理屈が分かった方が忘れ難く、次回に活かしやすい。
なぜこれを知らなかったのだろう。知ろうとしなかったのだろう。
また、文章がとても上手く、「この方がこんなにもおいしいと語っていらっしゃるのだから、本当においしいのだろう」と素直に思わせられた。
料理は食材を組み合わせて練らなければならない・・・といった固定観念のようなものを、取っ払ってくれた、ありがたい本。
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何度も作り、調理のポイントをつかんだら、レシピは見ないでも作れる。
自然に手が動き、おいしい料理が作れるようになりたい。
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・読了にはまだ遠い。読んでいると作って食べたいって思う。文章読むだけで美味しそうって感じるので他の種類も読む。
・肩の力をを抜いた、いつもの料理が出来るようになりたい。
・自分でも美味しいって思えるもの、そして一緒に食べる人もそう思ってもらえるようなもの作り続けれるように。
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基本的なことが書かれてあるのだと思います。野菜を調理する前はシャキッとするまで水につけるなど難しい手順はないので、出来そうなことをやってみたい。
火の通り具合や味付けなど、自分で食材の状態を判断する、と言うことが大事ということですね。本に書かれている知識を実践できたら、基本の調味料だけで料理ができる。
ただその手間が出来ないので、いろんなレシピが発表されていたり、何とかの素というのが売られているのでしょう。
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シンプルイズベストな、料理のコツ集。調味料の配分はある程度覚えなければ、ですが、それも味を見ながらで、良いのだと教えてくれる。
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たしかに最近レシピサイトばかり見て作っている。見ないで作ると不安で。でもできた料理がおいしいかといえばまあ美味しいが、自分の味ではない気もする。この本を読むと料理の基本に立ち返ることができるような感じがして。なので今朝読んでさっそく今夜はこの本に出ていた鶏もも肉をグリルで焼いてみることにした。味はいかに・・・?
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やばい。2ページくらい読むだけでその料理が速攻で食べたくなるのは筆致なのかなんなのか。本当に簡単なルールを守るだけで料理のレベルがあがる。気がする。クックドゥとか、カレーみたいな、いわばノックダウン業者のような工程と料理とは違うのだ。それはそれで、プログラマーの私は楽しむことはできるし、アンディ・ウォーホルであれば、私は機械になりたいと歌うだろうが。
違いは野菜一つ一つをセンシングして、ちょうどよく温めたり、ちょうどよい大きさに切ったりすることなのだ。そしてそれらは冷蔵庫の在庫量によって変わる。でも豚バラが最高なのだ。
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料理本
レシピが載っている訳ではなく、素材の味を活かす下準備などのひと手間のやり方を指南
鮮度が低い野菜は水に浸けて水分を補充してから、炒めたり、サラダにした方が良い
ナルホドと思いつつも、そのひと手間が重い
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料理をしながら微笑んでいる様子が目に浮かぶとても素敵な暮らしの本。
料理の工程が美味しそうであれば、できあがりも必ずおいしいというのはとても納得できる。
尊敬する土井善晴先生もよく言われるように、食材を見ながらこれくらいやればおいしくなるだろうと想像しながら手を動かすことが大事と。
お腹が空いてきた。