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引き際を見定める
やれるだけのことをやって、それでもうまくいかないときもある。その時に大切なのはもっと頑張ることでなく「頑張りすぎないこと」だ
逃げるのは逃亡でなく、態勢を立て直すための戦術なのだとうことを知らないと無駄死にを増やす
現実世界で生き延びるためには、「勝つ」という発想から「負けない」という発想に転換するのだ
世にいう正義とはその人柄に宿るのではなく、勝ったものに宿るのだ
京の北朝は現代で言うグローバリゼーションの流れにあらがわずに、中華帝国に属すればいいという考え、それに対して吉野に逃れた後醍醐天皇の南朝は、万世一系の天皇のもと日本は独自の国家体制を維持すべきという考えだった
日本人は得てして「一生懸命頑張っている」ことをよしとしてしまう傾向があり、組織的価値観に埋め込まれている。終わりの絵も描かずに、いつも一生懸命だけを掲げて正月ごとに「今年こそは」と繰り返していても人生の「目的」や「完成」にはたどり着けない。多くの日本人がその中で消耗しているからこそ、終わりの絵を描き、そこから現在を見て次につながる意味のある努力をすることで差がつくのだ
富豪のやること チャリティと政府ができないような外交をすること そうすれば恨まれることはない
パウロ 受けるよりは与えるほうが幸いである
誰とでも仲良くという価値観で生きていても、現実を生き抜くことはできないからだ。むしろ、友達の数でいうなら本当の友達が5人いればいい。それ以外の人間関係は適当にかわしておけばいいのだ
奇跡はおこらない
仕返しや復讐ということはしない。仕返しといっている時点で同じ土俵に上がっていることになる。そこでやったやられたをしても意味がないからである。
もしやるなら自分に完全に力がついてから叩き潰す。それでも基本的にはしないほうがいい
感情を処理したいなら、その場から自分が離れることが一番。やられたらやり返すというのは負のスパイラルだ。
ローマ使徒への手紙 復讐するは我にあり
本意は復讐は人間がするものでなく、神が行うもの
コヘレトの言葉
何事にも時があり、天の下にの出来事にはすべて定められた時がある
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キングダム好きには堪らない。懐かしい場面も出てくるので、教養半分、キングダム回顧半分といったところ。マンガを実例として使っているので他の啓発本より力を抜いて読める。
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今は平和だけど、考えなしに生きていても息詰まってしまう。
周りから浮いてもいいから、いろいろなテクニックや考え方を身につけて、生き残る力をつけること。
テクニック面では、相手に51を与える、という交渉の考え方
考え方では、総合力は知恵×力^2
権力の力を軽視して、出世したり力を付けるより、知恵をつけようとしていたことに気づいた。
とても非効率だと痛感した。
佐藤優氏の考え方は、とても地に足の着いたものと思う。
組織の中でも、1人の人としても大事な考え方や経験が詰まっている。
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著者自身の経験とキングダムとの類似点の挙げ方が、かなり無理め。
だけどキングダムちゃんと読みたくなる。
これ読んでからキングダム最初から読み直すとメチャクチャ面白い。
キングダム最高。キングダムが最高。
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交渉の最低線として51%の譲歩でもok.非認知能力を高めるには読書が共感力や想像力を鍛えるのに有効。調整能力があるリーダーが偉い。