紙の本
幻術は詐欺師の得意技?!
2018/05/25 22:15
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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻ノ二からの勢いがこの巻でも止まらない。このままのテンポで最終巻まで運んでほしい。
これでもかと様々な大風呂敷を広げて見せてくれるが、一体どのようにしてこれだけの色とりどりの風呂敷をたたむつもりなのか、興味津々だ。物語だけでなく、大抵のものは広げるより片付けるほうが難しいのだから。
高力士の手紙を青龍寺から盗む手際は、まるで特殊詐欺のようだと思った。ないものをあるように見せながら相手を絡めとり自ら情報を与えさせる。こんな技が使えたら・・・と思うのは自分だけではないはずだ。
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楊貴妃の謎が明らかになったので、なんとなく全体像が見えてきた。
空海様は何事にも動じないでカッコいいなあ。
空海様が逸勢に色即是空など、説くところが好きです。同じような内容なんだけど。
タイトルの意味が分かるのは最終巻らしいです。早く読みたい。
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空海の話だったのに、楊貴妃~!?(笑)
いや、すごく舞台も時代も広がりますが、ほほうなるほどと思ったりもする。
こういう物語の構想を練っている時ってむちゃむちゃ楽しいだろうなぁ、と思う。
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だんだん事の真相が明らかになってくる三巻。
結末を知りたいけど、終わってしまうのがもったいないと感じた。
でもやっぱり知りたいので、一気に読んでしまう。
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あの長ったらしい文章はさすがに3巻も続くと、飽き飽きしてくる感がありますが。。。
それでも謎が徐々に解けていく時のワクワクと、「過去」の人物達が語る、まるで「現在(いま)」の物語のような話の数々。
読者から見れば、過去のさらに過去の話なのに、古臭さを感じないリアルさが、とても面白いです。
☆は3.5くらいで。
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この人が裏切っていて、まさかのあの人があの人で…
阿倍仲麻呂や高力士の手紙によってだんだんと明らかになっていく真相。過去の事件と現在の事件が少しずつ繋がってきています。
かつての宴を再現して、何が起こるのでしょう…!最終巻が楽しみです。
逸勢の素直なところに本当に癒されます。空海が逸勢に仏法、密法について語る場面が好きです。逸勢のように私もわかったようなわからないような気分になりました。
空海が超人すぎて、ちょいちょい逸勢はプチ劣等感に悩まされますが…、遣唐使として唐に来ている時点で逸勢は十分優秀なはず…!笑
それにしても、宮廷で生きていくことの尋常でない大変さ…怖すぎます。
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前作に続き、ほぼ会話で構成されているので
流して読める。
話が広がりすぎて、ナカナカ先に進まないので
飽きてきた。
4巻目読まんでもいいかな....。
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その時何があったのか
それぞれの野望、もくろみ、保身
地位や名誉を守るための策略
栄華と盛衰
そして空海は何をするのか!
もうやめられない(笑)
間髪入れずに四巻に突入
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いいとことで終わる!
高力士の手紙が続きが気になって一気に読んでしまった。
操ってるつもりが操られ裏切られって面白すぎー。
ただ同じことの繰りかえしが多い気もして、そこは中だるみしがち。
最終巻、どうなの!? 早く続きが読みたい!
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皇帝への呪法の攻防も気になるが、高力士の真実が書かれた手紙の内容…最後の「高力士」の章は一気読みだ。次が気になる終わり方。いよいよ鬼と宴すかな。
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面白いけどちょっと展開が遅い。
空海と逸勢との問答も何度も同じやりとりをしている感じがして
早く進んで〜と思ってしまう。
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2点間の距離…空間…space…宇宙…空…
空海の思想もジワジワと理解できるように仕込んである第3巻。
そして物語は、楊貴妃を中心としたそれぞれの思惑が明かされる第4巻へと続く…。
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人たらし空海が唐の国にて巻き込まれた不思議な出来事は楊貴妃をめぐる壮大で政治的陰謀がにおう事件だった。ただ巻き込まれただけではなく、密かに着々と本来の目的である密教を教わる準備も進めていて、マルチタスクな空海に圧倒される。逸勢とのやりとりもますます冴え渡り、ホームズ&ワトソンの様相で引き込まれる。
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空海と逸勢の何気ない会話が俊逸!
この会話から密教への理解が深まり、更に物語に入りこんで行く。
いよいよ最終巻につづく!
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夏になると
突然 無性に
手に取りたくなる
作家のお一人が
夢枕獏さんです
第一巻を手にしたのが
先週の週末
気が付くと 第三巻目になっていました
文章のセンテンスが短いことも
さることながら
夢枕さんの描く
わかりやすい
登場人物が また楽しい
ちなみに
同じく夏に
無性に手に取りたくなる
もうおひと方は
京極夏彦さんです