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思春期の女子の話は好き。
自意識の檻からそんなに簡単に抜け出せるわけないけど、そこでもがいたり諦めたり…とにかく頑張る姿は素敵だ。
しかし、この男の子の特徴は放っておいて大丈夫なんだろうか…?
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中学受験に失敗した少女と、特別な感覚を持った少年の物語。
共感覚で文字に色を感じるとかは知ってたけど、音に手触りを感じるっていうのは初めて聞いた。
例えば赤ちゃんの泣き声は「バカデカいハンドクリームに手をつっこんだ」感触とか、ボウリングのピンが倒れた音は「ファスナーのギザギザ」の感触とか。単純に面白いというか、彼らが見て聞く世界はどんななんだろうと興味が沸く。まあ当人にとっては周りからの理解がなかなか得られなくて、大変なんだろうけど。
あと共感覚とは関係ないけど、読んでて気になった事。
最近の若い女の子の一人称は「ウチ」が定着しつつあるのか?
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そんなに重要ではないと感じても、他の人にとっては秘密にしておきたいことなのかもしれない。
共感覚に関する本って最近よく見かけるなぁ(といっても2冊目?)。色とか味覚とか音とか不思議。
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中学生のミズキと同級生カナト達を描いた物語。
思春期の揺れやすい感情、受験失敗での傷…主人公が少しずつ変わっていく様子が良かった。
共感覚って詳しく知らないけど、この本を読む限りでは楽しそうに感じた。実際はプラス、マイナスどっちに捉えられるものなんだろう。