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自分の前職(有休取りづらい&残業しないヤツは暇だとしか思われない)とついつい重ねてしまい、とても面白いんだけど、同時に過去を思い出してゲンナリもして「おもつらい」作品でした。
吾妻みたいなヤツも、福永みたいなヤツも、石黒みたいなヤツも、みーんなリアルに職場にいたなぁ…
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「残業=仕事が出来る」と言う考え方が嫌いだ。
だからと言って、決まった時間をただデスクに座って、定時を待つだけの人間も嫌い。
タイトルを見た時、この本は後者の話だと思った。決まった時間、何もしない時間を過ごし、給料だけもらっていればいい…そう考える人の気持ちが分かるかと思って、手に取った一冊。
でも、実際に読んでみると、主人公の結衣は絶対的な信念を持って、定時で帰ると決めている。自分の中で仕事のタイムスケジュールを管理し、時間内に決められた仕事を終わらせ、定時に帰って、タイムセールで安くなったビールを飲む。私の仕事に対する考え方のまさに理想。
そんな結衣が会社で何となく孤立し、出世したい女性の同僚に妬まれたり、指導している新人社員に「すぐ辞めたい」と言われたりするのは、読んでいて、すごく腹が立つ。
序盤は結衣の考え方に真っ向から対決する人間との関係が描かれるが、中盤からはあるプロジェクトを巡る上司との衝突や、プロジェクトを進めるに当たり、ぶつかる壁を乗り越えていく様子が描かれる。
最近は「働き方改革」と騒いでいるが、この本に描かれているのが、ほとんどの企業の実態ではないだろうか?
結衣の「定時で帰る」の裏には、誰も企業の犠牲にしたくないと言う強い思いがあり、気軽に手に取ったはずなのに、つい物語に引き込まれ、一気読みしてしまった。
タイトルや装丁はライトな感じがするが、中小企業の経営者や、中間管理職の方には一読していただきたい一冊。
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うむ、なんだろう。
結局定時で帰るのは難しいんだろうなという感想。
東山さんの働き方を見て、いろんな人が変わっていくのを一章ずつ追っていってるんだけど、結局最後は死にそうになるまで働いてる。
なんかしっくりいかないし、何を伝えたかった話なんだろう。単純に小説としては読みやすいんだけど、中身がないから読みやすいのであって、それ以外は特にない。
うーん、読みやすいんだけどね。。。
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2018.6.5
なんだか読んでて腹が立ってきたまま一気読み。
結局引き込まれてたってことなんやろうな・・
自分の職場とは全く違う環境だけど、働き方っていう意味では考えることがたくさんあった。
結衣が言ったみんなが帰らない理由は、納得。切ないなあ・・でも昨今の早帰り化でフラリーマンが増えてるなんて話も出てるし、あながち真理をついているのかもしれない。
無能な上司、やりづらい同僚、現代っ子の新入社員。どこの職場でもいろんな人がいて、〜革命なんて大それたものよりもまず、それぞれの意識の持ちようと周りとの関わり方が大事なんじゃないかと思う。
個人的に、女性の昇進は、ここまで望んでる人っているのかなあって読みながら感じた。
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絶対に残業しないと決めている結衣。そんな彼女の
前に、無茶な仕事を振って部下を潰すという
ブラック上司が現れて…。新時代を告げるお仕事小説。
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面白いは面白いんだけど、終始「発言小町」とか2ch(5ch?)のまとめサイトを読まされているようで、読後感が悪い……。
主人公含め、登場人物全員にモヤモヤする。
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自分が言われてることじゃないのに、なんか妙にリアルで読みながら胃痛が起きてしまった(笑)
福永さんが嫌いすぎて…。
定時で帰る勇気!素晴らしいと思う!
見習います(笑)
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定時で帰るって当たり前の事なのに、本当に難しい。リアルな現状が描写されていて、主人公のどんなに風当たりが強くても定時で帰る事を貫く姿勢はすごいし、これくらい意志が硬くないと現実には定時で帰る事は難しいんだよなと思うと悲しい気持ちにさせられた。後半は恋愛が絡んできて、ちょっと主旨がズレてきてしまっていて、残念でした。
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いろんなタイプのダメな人。
自己肯定感が低すぎるか、自信ありすぎ。
働き方改革よりも前に
ニュートラルな精神を育てなきゃ。
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定時で帰ると決めている主人公の結衣。
しかし、無理な予算とスケジュールの仕事のリーダーとなってどう解決していくか。
この物語の解決策はまあ現実的な感じかな。
定時で仕事を終わらせても、することがないという同僚には同情します。
会社のトップの人に読んでもらいたいですね。
「会社のために自分があるんじゃない、自分のために会社があるんです」が実現できるように皆がほんの少しづつ努力すれば変わるかもと思わせる物語でした。
私も定時で帰りたいよ。
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残業している人が頑張ってる風潮や無能な上司や多様な同僚など気になるテーマのお仕事小説でしたが、人物の描写が少なく人となりがわかりにくいなど書き方が惜しいなあと思いました。
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友人の仕事の愚痴を聞かされているような感覚に陥るほど、リアルさがありました。今でいう仕事改革がテーマの一冊。主人公が定時で上がりたい理由や職場の人間関係の細かな描写はテンポが良く勢いを感じました。
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何で私今日も残業してるんだろう?
たまには早く帰ってちゃんと夕食を作りたい。
少しだけでいい、誰か助けてほしい…
そう思いながら働いていたときに、自分の想いを代弁してくれているかのようなこの本のタイトルが、書店で目に飛び込んできました。
主人公の結衣はスーパーウーマンではないけれど、コツコツ努力して少しずつ自分を築いていくところは好感が持てます。
いろんな人が自分の主張を述べ、何が正解なのかわからない。魔法のような解決策でパッと救済してくれる人など現れるわけない。でも「みんなが定時で帰れる会社」という理想を実現すべく、悩んで苦悩して行動する結衣の姿は、見ていて救われる思いでした。(読んでいて胃が痛くなることも多々ありましたが…)
今まで「残業=悪」と思っていたけど、この本を読んで、確かに「理不尽に耐える経験」というのも必要なのかも…?と考えさせられました。また、死ぬ気でやってみて初めて見えるものや拓ける道もあるのかな、とも思えてしまいました。
とは言え、やっぱりわたしも定時で帰ります!
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タイトルとは裏腹に、どんどん残業やら徹夜やらが増えていく、ブラックWeb構築カンパニーのデスマ物語だった、、、しかし、こんなパワフルな女性社員があるなら、いっぺん巻き込まれてみたいかなとか思ったりw
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「定時に帰る」がモットーのweb制作女子が、爆死確実の炎上案件に巻き込まれて・・・どうする、どう戦う??なお仕事小説。
今いる会社がワーホリ気味で、定時に帰らない、帰れない人の顔をモワモワとあてはめながら読む。
・よかった所
悩める主人公、ユイユイ。口車と根回しの上手さとか正直小狡い所もある。でも彼女なりに迷いを抱きながら、真摯かつ最大限に対応を進めていく現実的な所が、心強いというかここまではできないけどちょっと希望が見えるというか。
・よくなかった所
倒れた後の対応がご都合だなあと。普通~の会社なら実家に連絡→婚約者にも連絡、親族以外はご苦労様、になるはずだと思うんだけど。上手く行かないだろう軋みはそこかしこから溢れてたのですが、こんな駄目押し必要だっただろうか。
総評
残業なく働きたい、と思う会社員なら何かしら琴線に触れる所があると思う。孤独だからしがみつく、を解消するには全社員のコミュニケーション改革が必要なんだろうな〜大変そう。でもテコでも動かぬ製作部の面々を帰していった彼女なら、最初のひと押しが出来そうな気がする。