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「困った生徒」は、本当は「困っている生徒」なんだ…
問題児と言われる子供達は本当はいろんな問題を抱えてる子供達なんですよね。
そもそもコミュニケーションの取り方がわからないので高圧的に来たら反射的に反発する。
ティーチングよりもコーチングなのかもしれません。
しかし学校だけでこんなんでけへんのちゃうかと思います…
福祉と教育と労働を三位一体的に…
どうやって地域ともどうやってコラボしていくかですね。
やるべきことがたくさんあります。
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教師になりたいと思っている人には読んでもらいたい。
こんな学校があるのか、こんな教師たちがいるのか。こんな教師達に出逢えた子ども達は幸せだと思います。
読んでいて胸が熱くなりました。
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大丈夫、働けます と同じ、生徒のために学校を変えていく話。
学校図書館と学校司書も重要な存在として登場。
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生徒も希望しない、教師も転勤したがる県立高校を再生する。校長が、生徒指導、教育相談、進路指導などに力量のある教員を引っ張ってきて、生徒と向き合う教育を行う。人事権を校長が持っている県立高校だからできることだと感じた。
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「困った生徒」は本当は「困っている生徒」なんだーーー。
本書のキーワードのひとつだが、納得すると共に、反省させられる言葉でもある。
わかっていても対応の難しさに困惑することも多々ある。
校長、教頭、生徒指導、進路指導、教育相談、そして図書館司書。
題材になっている高校においては、全てが生徒を中心とした構想、組織編成となっている。
そこには数々の困難や苦難があったと拝察する。
でも、誰しもが目の前の生徒を支援したい、という一心で繋がっていた。
これが、この高校における一番の財産だ。
現在、子どもたちを取り巻く環境は、驚くほど多種多様になってきている。
何度聞いても信じがたい環境、耳を覆いたくなる環境に置かれている子どもたちも少なくない。
親が親としての教育を日常において受けにくくなった現代。
社会全体の教育力が下がっている。
この現状をどう打開すればよいのか…
表面的なセーフティーネットを構築するだけでは歯止めは効かない。
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ドラマを観て気になって読んだ。本当にこんな学校があるのかと読みながらずっと信じられなかった。教師たちが本当に素晴らしい。
生徒の立場も、教師の振る舞い方も勉強になった。
①どうして非行に走るのか、どうして不良になるのか
→困った生徒は困っている生徒。
自分が大切にされた経験がなければ、自分も他人も大事な存在だと思うのは難しい。自分を受け入れてくれる存在がいない。
②朝起こしてもらえないから遅刻する、というワードが印象的
→普通の家庭なら、遅刻しそうになったら起こす。
③生徒を個別で見る、対話
④生徒が変わる瞬間に立ち会う
⑤インバイト
⑥どんな学校に飛ばされるか本当にわからない
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24時間テレビは1秒も見なかったのだが、番組内のドラマ番宣を見て、あれ、この本持ってたな、と思い出し、本棚から出してきた。2年くらい前だったか、著者の黒川さんのお話を偶然にも聞く機会があり、その場でこの本を買ったのだった。
一気に読んだ。
つらかった。そして、よかった。この高校に入って、無事やり直せた子は本当によかった。なんて素敵な高校なんだ。
社会からはみ出す、なんてそんな軽い言葉では言い表せない、暴力や貧困に自分の意思とは関係なく襲われている子どもたちを救う仕組みを、この高校がやっているようなことを、もっと社会がつくっていかなければならない。連鎖を断ち切らなければいけない。
どうか、やさしい社会になりますよう。子どもたちに罪はない。ほんとにない。
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2021年の24時間テレビのドラマに感動した。その原作がこの新書であることを知り、手に取ることにした。
自分は教育に携わる人間として、さまざまな家庭があることを承知していたが、この槙尾高校は想像を絶する家庭ばかりであった。ある程度の進学校に勤めてはいるものの、人とうまく関われない、大人に反抗的な態度をとるなどといった行動は、根本は同じであり、徹底的に子供と関わり合うということが重要であると痛感した。教育に関わるすべての人に読んでいただきたい。
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24時間テレビのドラマの原作。生徒に寄り添い見捨てない教育がここにある。一人残らず救うことは現実的に厳しいがそれを目指し献身的に生徒に向き合う教師たちがここにいる。良本!
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教育に携わりたいと考える全ての人に読んで欲しい。
・生徒にリアリティのある授業
→労働法、生徒のほとんどがアルバイトをしている
・支援教育の始まりは対話