紙の本
暗渠初心者は必読!
2018/04/06 21:03
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗渠初心者には必読の本です。第1章は、「暗渠サイン」を始めとした暗渠を見つけるための基礎知識を伝授。第2章と第3章で、関東・神戸・大阪・横浜の暗渠を実際に巡り、暗渠散歩を追体験できる構成になっています。ブラタモリの影響で、マイナーだった「高低差」ファンが増殖中。私は、もともと名所旧跡を訪ね歩くことが好きですが、にわか仕込みの「高低差」ファンとなり、散歩の視野が広がりました。暗渠についても初心者ですので、第1章の「暗渠サイン」は大変参考になりました。近所で車止めを見つけました。近々歩いてみようと思います。
紙の本
「暗渠サイン」をおしえてもらえる
2019/04/30 14:59
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投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に読む暗渠本としては、この本が良いのではないか。
これが「暗渠サイン」だ!と教えてもらえるので、「近所のあそこは暗渠だったのか!」と目がひらかれる。神戸、大阪、横浜、埼玉に関する記述もあるが、東京の記述が圧倒的に多い。当たり前と言えば当たり前だが、自分にとって身近な土地の記述ほど面白い。
文庫本で持ち歩きやすいので散歩のお伴にも良い。
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暗渠についてのコラム集。オムニバス形式であり体系的な研究、分析があるわけではないが、暗渠に興味がある人の入門、きっかけとして読むべきかもしれない。その中でも文学作品と暗渠、溝の関係に言及したコラムは興味深い。街歩きを充実させるための一冊。
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それぞれの肩書きが戦隊ヒーローみたいでかっこいいです。色々な角度から暗渠について書かれていて面白かったですが、カラーの地図が欲しいです!
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街歩きとか散歩に興味があるなら読むべき。そして街歩き系で横断分野があることも見えてくる。
暗渠麦酒マラソンの文体が大竹さんのそれっぽくて、なるほどなぁと。(やりたくなった!)
この本の視点を素に街を歩けば、見えなかったレイヤーが見えてくると思う。
個人的には横浜の千代崎川を巡る視点に驚き。自分が見ていた視点とはだいぶ違うなぁ。
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もともと散歩が趣味で、歩いていて漠然と「ここが川だったんだ〜」って感じるのが好きだった。
本書を読み様々な「暗渠サイン」を知った。
早速先ほど、いつも歩いている近所の道で、車止めや排水パイプを見つけた。道の形状からも明らかに暗渠である。ここに住んで3年間全く気にも留めなかったことに気づくことができた。嬉しい。
今度は図書館等に行ってそれがどんな川だったのか調べてみたい。
散歩の楽しみ方がより深く、広くなった。
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本棚から取り出して久しぶりに再読。発売直後に近所の書店主催で、著者の方々と藍染川の暗渠を歩いた記憶がよみがえりました。暗渠マニアではないですが、暗渠サインを見つけるとこの本を思い出します。
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<目次>
第1章 暗渠入門
第2章 暗渠のいろんな顔
第3章 あちこちの暗渠
<内容>
体系だって纏められた本ではない。「ミズベリング・プロジェクト」や「みちくさ学会」というウェブサイトに載った記事を中心にまとめたもの。「入門」と言える内容はほとんどない。ただ、文学上の暗渠の話や実際に現地を歩いたりする内容はなかなか示唆に富む。地図もきちんとしていて、この手の話は地図がないとわからないことが多いので、その点は評価できる。
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暗渠あんきよ ってブラタモリで一般人も使う様になったのでは?
京阪神、関西の情報が欲しかった。
大阪と神戸のみであった。
そこは残念。