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一言で言うと…
プロの鏡。
社会
(的に公(※マスメディア)の世界で活動をしていることの責任を背負っている)
人なんだな,と。
もちろん,その他多くの‘テレビなどに出る人たち’も,
そうであることを ことば にしていないだけで,
きっとそれを心にもっているんだろう。
それを全開にしている著者(酒井若菜さん)は,ちょっぴり,おもしろい。
(ちょっとだけね。言うまでもなく,いい意味でね。)
だが,それは,適当な表現が見当たらないほど,凄いことだ。
何故?
そのことにより,新しい視点が広がる人間がいるからだ。
~閑話~
5/13(日) 16:00~ @福家書店 新宿サブナード店
心がおぼつかない夜に 発売記念 握手会
に,参加。
当然だが,そんなイベントに参加するなんて,人生初。
「IWGPの頃からなんとなく,好きです。」
とか言おうと思ってたのに,
目にした途端,その信じられない透明感に愕然。
「ありがとうございます。」しか言えてない。ださ。笑
てゆか,手すべすべ過ぎ!(きゃりーぱみゅぱみゅ,よりは言いやすいな。)
なんじゃー!!!
その後,次の予定まで時間があったので,
サブナード内のベローチェで一気に読破。
途中は,なんだか方向性がよく分からない,と思うこともあった。
夜に,自分を悪い方向に考えてしまう人を救いたい?
なんでだ?
てゆか,自分がそんな発想することはこれまでも,(多分)今後もないし。
あんま関係ないかな。
あー!
弱い自分を乗り越えた女性が,同じ女性を励ましたい,
とゆータイプの同族嫌悪…否(真逆!),類は友を呼ぶ系の話か。
苦手かな…。
ん…?
んでも,ことばを大切に使おうとしている,ってのはわかるな。
(そもそも,そう書いてあるしね。)
大切なことですよね。
お…?
元はシニカルだったり,ひねくれていたり,だって。
似てるのかな?自分(俺)と。
けど,なんでそれがなくなった?
あー,人前に出ることを仕事にしている,ということを強く意識してるからかな。
いや,違うな。
優しさ,とは何か,周囲の人に教わり続け,自分を変えているのか。
~閑話(一部内容含む)終了~
…すげーな。
プロとして,ブログ内のことばに芯を通し,
社会に生きる人として,そのことに徹しきる。
3.11のその日,朝まで起きてメッセージを発信している。
その後のことばも。
なんなんだ。
正に,今の僕に不足していることだ。
プロとして,仕事をすること。
優しさやサービス精神をもつこと。
ものすごく,心に染みいってきた。
何度も泣きそうになり,一度,泣いた。
ひとまず,ありがとうございます,と。
くそ,負けねーぞ。
舞台はまったく違うけれども。
細かなエピソードは,
一度読んだだけだから,
2度目���3度目を読む毎に,深まっていくものと思う。
めちゃ個人的なことだけど,
久しぶりに,恋の門,見よう。
今から観たら完全に朝だけど。笑
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文章がじわじわと心に染み渡るような気持ちを抱いた。
お風呂につかりながら読んだのだが、体とともに心もほかほかと芯から温まった。
ひとつひとつの言葉を選ぶ神経の細やかさに脱帽する。誰かを傷つけるような文章、気持ちのこもらない文章は、一文として見当たらない。
人やモノ、言葉に対して敏感であるということは時としてとても辛いけれど、その分あらゆるものから細やかに幸せを拾い上げられる素敵な才能を持っているといえるのだと酒井さんの文章から学んだ。
優しくありたいという思いを大切に生きている姿はとても美しいし、そこには過去がどうだったから(本人が書いている優しくなかった過去というのが全く想像できない)とか、今完璧にできていないからとか、そういうことは関係ないのだ。
もちろん仕事やある種の役割のように目に見える結果を定期的に出していかなければならないものはある。一度の失敗が取り返しのつかない結果を生むこともあるし、完璧でなければ意味がないことだってたくさんある。しかし、生き方について言えば、今、何を心掛けて生きていくのかがいちばん大切で、そこには過去の過ち、未来の目標、現在の達成度は介在することなく、今自分のこころがけ通りに丁寧にやっていくことだけを大切にすればいいのではないか…そんな風に感じた。
そうやって地に足をつけていくと、見えなかったものも見えてきて、幸せが増えて、そんな連鎖が起こったら嬉しいんじゃないだろうか。
元気な時には心の芯までまっすぐ届くアドバイスも、なんだか皮膚が押し返してしまっている。慰めも励ましも受け付けない。そんな時にお風呂につかりがながら、ゆっくりゆっくり読み返したい。
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ブログを読ませていただいている時から、酒井さんの言葉がすごく好きでした。
仕事で忙しくなって、のぞきにいけなかった分がまるっとこの本になる期間だったので気になって購入。
素敵な表紙にも惹かれました。
心がおぼつかない夜に 言葉の毛布をかけてくれるような。
必要以上に繊細になってしまって苦しい心に、すごくやさしい言葉たち。
不意に掬ってもらった気持ちに涙がこぼれる。
酒井さんをもっともっと好きになり、そしてさらに尊敬する気持ちがそわっとこころに芽生えました。
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自分を変えようと何度も自分に言い聞かせている様が泣けた。
人は優しいと言い聞かせ、
自分は頑張っていると言い聞かせ、
ブレない自分を演じているうちに変われるものだと。
彼女の人生背景はとうてい想像もつかないけれど、
ブレない彼女を見せてくれる。
綴る、というのはブレない自分のために大切なのかもしれない。
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「知らないうちに酒井若菜の本がまた出てたんじゃん!」・・・と思ってAmazonで即クリック。てっきり(1冊目の本と同じように)小説なんだろうと思ってたら、届いた本の帯には「エッセイ集」とある。しかも、読み始めたら、「ブログ本」だというのがわかった。ブログ本と知っていたらたぶん買わなかっただろう・・・。が、読んでみたらいい本だった。結局読む運命だったということなんだろうなぁ。勘違いに感謝。
優しさについて、痛みについて、ずっと考えている人のようだ。人は変われる、という信念を持った人。
身のまわりのものを擬人化して感情移入してしまうところがとてもかわいらしい。あと、「・・・なの」という書き方も好きだ。
また小説書いてくれないかなぁ・・・。「こぼれる」というのはなかなかの傑作だったので、もっと小説書いてほしい。
それまでは「こぼれる」を再読しておくとするか・・・。
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酒井若菜ちゃんの綴る文章が好き。ブログが書籍化されたので予約して買った。読むと心のざわざわやトゲトゲやヒリヒリがなくなるよ。素敵な宝物のような一冊。
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娘の誕生日に読了。
酒井若菜好き。大学の頃から。
そりゃ、最初はグラビアアイドル全盛期だったもんね。
でもその後、華やかなグラビア界からは身を引き、彼女は「女優」となった。
自分も大好きな「恋の門」の主演も彼女なしには考えられない。
きっと影ではすさまじい経験をしたに違いない。
でないと、嘘でもこんな優しい文章かけない。
いや、嘘でないからこんな文章かけるのだ、と信じる。
華やかにみえる芸能界。きっと裏の世界はどす黒いのだろうと、
一般人は予測する。
でもきっと「人の為」に、と本気で思っている芸能人だって
いるはずだと心では思っている。それが彼女のような存在ではないだろうか。
「あれを食べた」「どこへ行った」といったありきたりな日記ではなく、
あくまで「読み手」を意識した手紙のような内容に親しみを感じずにはいられない。
確実に彼女の綴る文章は、ファンを増やしていったのだろう。
好きな文章は下記に引用するとするが、好きな文がありすぎて、「まとめ」になってない(笑)
これからもローペースでよいから続けてほしいな、優しさを極めるためへの旅。
そして、その感覚の少しでもよいからブログでわけてくれたら、なおよかろう。
きっと、本屋で手に取る。
【ココメモポイント】
・ネガティブな「ほらね」は自分を傷つけるから。
P.66
・私はお雑煮みたいな1年でした。来年は、おせちな1年になるといいな。
P.69
・私は幸せです。少なくとも、そうなる努力はしていきたいのです。そして、旅の目的も忘れない人間になれたら、なおよかろう。
P.80
・溜飲を下げるなら洗濯を。
P.104
・酒井若菜ブログのコメントの雰囲気が良すぎる、って。あれ嬉しかったなぁ。
P.106
・一緒に歩いて初めて知る、友人の靴ずれ。友人の速度。友人の足音。見える景色。
そういうものを、大切にしていきたいものです。
P.115
・良くないのは、六法美人とかなのかもしれませんね。
やるからにはれっきとした八方美人。
特別じゃない人にも優しい人間になりたいです。
P.176
・友人や知人が辛くなったとき、寂しくて不安になってしまったとき、パニックを起こしそうになったとき、
咄嗟に電話やメールができる相手がいたら、保険になる。
私はその保険になりたい。
P.194
・私は、自慢をしたい。
清志郎さんが、私を励ます歌を歌ってくれたこと。
一生の宝にしよう。
P.197
・大多数の思い描く「本音」が、いつだってネガティヴなものなのは何故だろう。
私の本音は、夢や希望の中に、楽しい今の中にある。
P.221
・あの人が、駄目人間の烙印をあの人自身に押してしまわぬように、私があの人の良いところをたくさん見つけよう。
P.226
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20130416読了
人に対して優しくあることについて、酒井さんの思いが溢れてる。以下、好きな文章。
八人のうち七人を楽しませるために一人を泣かすくらいなら、例え全員が退屈をしたとしても一人を泣かさないことを選びたいものです。
弱いものをいじめない。
強いものを勢いで糾弾しない。
環境を責めず、相手も責めず、自分すら責めない。
何もかも「どうっでもいいわ!」と思ったとき、私はいらない自分を捨てた。自分なんざ大したもんじゃないと、本気で思ったのだ。
明日は友達もみなさんも、たくさん笑えますように
ついでに私も
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酒井若菜さんの真摯な生き方が、伝わってくるエッセイです。難病を抱えながら、友人先輩たちに助けられながら助けながら、成長されてきたのも文章から、よくわかります。ただ、あとがきにご本人も書かれていますが、若干の青臭さを感じます。
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泣ける。
文章から溢れ出る優しさに泣ける。
心が揺さぶられる魔法のような言葉がたくさん溢れていた。
この本を購入して帰る電車の中で読んだのだけど、自分でもびっくりなのだけど、電車の中で泣いた。
ヤバイ!泣きそうって思って、読むのをやめればよかったのだけど、読みたい気持ちも止まらないし、何より、上手く言えないけど、泣きたかった。だからその気持ちを抑えたくなくて、そのまま読んで泣いた。
そして電車の窓から入り込んでくる太陽の光が、この本を照らし出して、意味わからないけど、よくわからない奇跡的なモノを感じて、さらに泣いた。
恥ずかしながら僕は、どうしようもない、ロクでもない人間だ。こんな僕でも生きてていいのかもしれないと思えた。
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優しく寄り添ってくれる本
他に表現のしようがない
悲しみを経験した人の言葉は優しい。
酒井若菜さんの言葉がそばに
あるだけで落ち着く。
数えられないほど本を読んできたけど
ぶっちぎりの金メダル本です!!
是非おすすめ♪
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酒井若菜さん、文章もとても好きです。
なかなか眠れないなぁ…という夜は減ってはきましたが、まだまだ若菜さんの言葉は必要です。
疲れてもういいや、となりたい時もあっても、ズルせずに頑張れた時のことを大事にしていきたいです。
卑屈になっちゃいけない、って言われたので、卑屈にならないように。。
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裏でどんな汚いこと考えてても良いんです
誰にも言えないような悪いところも全部知ってるから 許してあげるの