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紙の本

共感のコミュニケーション

2009/07/04 19:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

コミュニケーション論の本である。コミュニケーションには2種類あるという。一つは「説得型コミュニケーション」で、その本質は「対立」を前提としたしくみが働いていることにある。こちらが「是」で相手側が「非」という、明確な二元論をなしている。

《アメリカではコミュニケーションといえば、この説得型が当たり前である。政府も、企業も、リーダーも基本的には説得のコミュニケーションを実践している。》

たしかに、多くのディベート本では、アメリカのコミュニケーションは説得型が基本であるように書かれている。なかには、「論理的な」アメリカ人と「非論理的な」日本人に二分し、その違いを誇大に強調するものがある。そういった二分法には疑問をもっている。

もう一つが「共感型コミュニケーション」で、多様化しているアメリカ社会のなかで生じている対立を超えるコミュニケーションのありかただ。これを展開したのがオバマだという。

《オバマのコミュニケーションは、(中略)従来の説得型コミュニケーションとは大いに違う。多様な価値観に対して寛容なコミュニケーションである。どちらかというと、一神教的な価値を風土とする欧米社会では、珍しいコミュニケーションであるといえよう。八百万の神に親しむ日本的風土に馴染むコミュニケーションなのである。》

《2008年のオバマ対マケインの大統領選は、従来型コミュニケーションと次世代型コミュニケーションの戦いであったといえる。オバマは勝つべくして勝った。》

「勝つべくして・・・」が引っかかる。運もあると思うんですけどね。

さらに疑問なのは、もっぱら説得型でやってきた(とするとして)アメリカが、ガラッと、いや変化率60%ぐらいでもいいが、1~2年で共感型を受け入れるように変わるものなのだろうか?ということだ。
アメリカにだって寛容の精神はあるだろう。共感型のコミュニケーションはそんなに珍しいものだろうか。コミュニケーション論の古典に、カーネギーの『人を動かす』がある。一説には、「聖書の次に売れている」とされるほどで、これは「共感型」の要素がつまった本だ。つまり、説得型だけでやってきたわけではなく、前々から共感型の土壌もあった。その上にオバマの戦略は花開いたのだと思う。

それなのに本書では、《オバマ勝利は、新しいコミュニケーションの型がアメリカで生まれたことを意味している。》など、これまでなかったものがアメリカに生成されたかのように書いている。
また、説得型と共感型の対比で、《もう説得では人は動かない》なんていっているのは筋の悪い二元論だ。というか、われわれは二元論的な思考を完全に捨て去ることはできないのだが、安直に使用されることも多いので、それはつつしみたいということだ。

以上が、気になったところだ。
もうすこし引用してみたい。

《これからは共感型のコミュニケーションが、説得型のコミュニケーションを凌駕していく時代になる。》

なぜそうなのかというと、《共感のコミュニケーションで自らを表現することが将来を左右する時代に我々は生きている。》からなのだそうだ。共感型は日本人にとっても相性がよく、オバマ現象に学ぶことで、《新たな日本的な共感のコミュニケーションを作り出す》ことができるのだという。それを、ビジネスに応用できないかという目論見がある。

この共感の戦略的コミュニケーションをどうビジネスに生かすかという話だが、評価がむずかしいなあ。さほど斬新さは感じなかったけれど、私はビジネス本には詳しくないもので・・・。
あと、「小泉流メッセージ力学の本質」というコラムは、その「功罪」をうまく抽出していてよかったと思う。

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2012/02/19 12:24

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2010/03/07 00:21

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