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まるで倫理・道徳の教科書のような至極もっともなことが書いてあるのだが、働いている女性向けにこういうことを指南してくれる本はとても少なく、貴重だと思う。女性が働くことは今ではかなり当たり前にはなってきているものの、男性と同じように働けばうまくいくわけではない。職制を問わず、女性ならではの職場でのタブー事項もあるのだが、女性にはそうしたことを先輩から伝授される仕組みがないのが現状だと思う。(女性×組織だとどうしてもウェットな関係になりがちだし。)
ほめるときは人柄でなく成果をほめる、ということも、ついつい間違えてしまいがちだよなぁ。
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「女性の品格」が大好きだから、これも読んでみたくなった。
女性はみんな向上心があるよねぇ 最近いろんなひとの話を聞いていて思います。
だから書店に並ぶ「こうすれば成功した!」とかの本だったり。勝間さんを初め、華々しい結果を残している人たちの成功体験を読んでは、「自分はこんな才能がないんじゃないか・・・」とか落ち込むも、「よし、自分もがんばるぞ!」と元気に前に進んでいくって感じがする
でもこの本は、地道にコツコツやって、ささやかでもいい普通の幸せを手に入れることが大事なんでは?と教えてくれました。
何より等身大の自分で居ることが大事だと。
東大卒で、現在は昭和女子大学の学長を務めていらっしゃる、坂東さん。
一橋卒のくらたまさんの文章を読んでも同じように思ったけれど、彼女たちは「賢明に」生きる方法を教えてくれる気がする。
自分が頭がきれて、物事の本質を見るのが上手で、そういう風に生きてきたからなんだろうなぁっておもう
賢い女性のメッセージは本当に心に響いてくる
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普段、気を配りきれていないことを、改めて指摘してくれた教科書のようなもの。たまに読むにはよんで、自らを振り返るにはよいかも。
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『かつての上司がチャンスをくれる』
人脈が宝だとつくづく思います。
年賀状がめんどうでほとんどださないのですが、いまさらあらためようと思いました。
遅いかな…。
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○自分探しにはまってしまうと、自分自身を見失うことになります。
じぶんらしさに皆がこだわるようになったのは、外の世界に関心を失い、自分の幸せ、自分の快適さ、自分の利益ばかりを求める、自己中心になったせいではないか。
20代になったら、等身大の自分を受け入れることが必要。自分らしさの中に小さな良さを見つけ、小さな得意を見つけ、それを少しずつ育てることを続けていってほしい。考えているばかりでなく、課題を見つけ、行動しましょう。
会社が自分に何を期待しているか、自分は会社に何を与えるのか、冷静に計り、会社と折り合いをつける。
簡単に辞表を書かない。
仕事ができる、とは職務を全うすること。与えられたポストで、しなければならないことをすること。それができるようになったら、自分で考えて行動できる能力を磨いていくことが大事。
○メンターを探す。なるべく立場も年齢もかなり上で、地位が安定し、人間のできた人。
○会社は精神的に安定した人材を求める。相手の気分を害さないために安請け合いをしない。無理はしない。
○アドバイス全てを聞く必要はない。ここが弱点などと指摘してくる人の言葉は親切ごかしに聞こえても、単なる粗探しだったりすることもある。伸ばすべきは自分の中の長所、得意分野であって、得意なことを克服することはない。自分の不得手なことが上手にできる人と組むなど、欠点がダメージにならないよう工夫すればよい。
欠点のない人間、みんなに認められる女性を目指すことはない。
○御無沙汰を恐れすぎない人間関係の中から真の友人が見つかる。
○働くお母さんは、子供に謝ってはいけない。
○根回しより後回し。よろしくより、おかげさまで。根回し後後のお世話になりました、おかげさまでしたを大切に。礼を尽くす。誰にでも礼をつくす。
○職場は役割を果たす所。職場で群れない。孤立を恐れない。
○自分が与えるものをもっていないときには、相手から本当にじゅうようなものをもらうことはできない。つまり、相手にとって利用価値がない。人脈は自分が相手の人脈にもなったときに初めて機能する。自分が与えるものがないうちに、社会人人脈などを探す必要はありません。自分の分野でのエキスパートを目指すべき。
○知人に与えるときには見返りお返しを期待しないこと。
○いつもおしゃれで元気で。
○男性にはゆるされ、女性にはゆるされないことがある。
○ミスはしない。
○乱暴な口は利かない。
○きちんと挨拶をする。
○報告を怠らない。
○遅刻をしない。
○約束を守る。
○男性のメンツを踏みにじらない。
○悪口を言わない。
○ネガティブワードを言わない。
○報告はまず直属の上司に。
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図書館で借りたけど、なんとなくこれは手元に置いておこうと思って、読み終わったあとに買った。ベティLハラガンの『ビジネスゲーム』は、なんていうかガツガツしている?感じがあったけど、坂東さんの方が腹落ち感があっていい。
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何事も周りに流されず、自分の意思で責任をもって行動することが大事だとしみじみと感じた。幸せは自分次第。
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たまにはこんなのもいい。
挨拶をしっかりすること、メンター(指導者)を持つこと、働く女性でロールモデルがいなくても不安がらないこと。
この3つが印象に残りました。
誰にでも敬意と誠実さを持って接するべきだと思います。
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冒頭で触れられている、「幸運」と「幸せ」は別という話は、言われてみればそうだなぁ・・・と深く深く納得でした。
LuckyとHappyの違いと書くと、違いが引き立つかな。
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おんなであるからしておんなに興味をもち、よっておんなを述べる本を読む。
この世のスタンダードであることが幸福であると、そのスタンダードを無意識に私に課す私を嫌悪する。
比べるな、それは貧しきこころだ、とこころに言い聞かせ。
・・・
簡潔に飾り気なく、劇的な修辞を用いることなく書かれているのがよい。
女性論というと感情的になりすぎるきらいがあるが、この本に関してはさすが、そんな心配はない。
この内容であれば、大学生高校生でも、将来を考える一助になると感じられた。
「自分のメンターを探す」は私がここ数年意識してきたことであった。
「職場で群れない」、に関してはごもっとも!
迷った時にまた立ち戻りたい本。
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簡単に仕事を辞めないこと。これ大切ですね。
仕事が社会と自分をつなぎ存在意義を与えてくれるものだと
改めて認識出来ました。
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『女性の幸福』と間違えて登録してしまった・・・。ややこしい。
『女性の品格』を書いた著者による女性の仕事術の本。タイトルを見ると、まるで自己実現を目指す若い女性向けの精神論のような印象を受けるが、どっこい内容はバリバリの仕事術ハウツー本。
さすが女性官僚として長年キャリアを積み上げてきた著者ならでは、という感じがします。
ただよくあるキャリアアップ術と一線を画しているのは、この本の中で示されている「ふつうのしあわせ」が、決して華やかなキャリアアップや玉の輿ではないということでしょう。
一般職の女性が、成功してキャリアアップを目指すわけでもなく、仕事をやめて専業主婦となるわけでもなく、ただ真面目に仕事を続け、結婚・出産もしていく、ということ。
今の日本でこれを実現するのは、結構な至難の業。
それだけに、派手な成功を目指すのでなく地道に着実に今あるものを大切にし、日々取り組んでいくということ。
それを目的とした仕事術は、とても地に足がついているし、大変合理的で納得がいくものです。
ぜひカツマーに読んでほしい!(笑
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私の好きな言葉↓にリンクしてる★
「私が幸せかどうかは私が決める!」
心に残ったフレーズ:
幸福はとても主観的なもの。他人の幸せが自分の幸せとは限らない
「仕事ができる」とは、職務を全うすること。与えられたポストで、しなければならないことをすること
のばすべきことは「長所」「得意分野」であって、無理に不得意なことを克服することはない。自分の不得意なことが上手にできる人と組むなど、欠点がダメージにならない工夫をすればよい
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女性の品格の著者。女性が働いていくためには…仕事をつづけていくためには、どうしていけば良いかのヒントをくれるような本です。
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もう一度、丁寧に読み直した。この本で何度も書かれていること。「ごく普通OLがごく普通に仕事を『続ける』ことの大変さ」「一般職採用で、社長を目指すほどの出世欲はなく、特殊技能や資格をもっているわけではなく、起業して女性社長になりたいわけではない。けれども真面目に普通に働くふつうの女性。こうした女性が生きていけることが本当は非常に大事なことであり、同時に一番難しいことである、というのが現在の日本の現実です。」「続けるために、もっとも大切なこと、礼儀」
悩んで、迷って、それでも続けていくことに意味がある。結婚・出産・子育てを抱える女性にとって、毎日の生活の中の仕事の位置づけは、その時によって変わらざるを得ない。だから、一人でがんばるんじゃなくて、家族やママ友や同僚や協力者を得て、礼儀を忘れない。こうして続けること。
地道にこつこつ働き続けたい、そう思わせてくれた一冊。
また迷った時に、読み返したい。
女性が働くことの指南書。
頭でわかっていることもたくさんあったけど、実践できていないことも、あるなぁ。できていたら、こんなに悩まないのかなぁ。
そういえば、ベティハラガンの似たような本を読んだなぁ。