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初学者向けの内容にしては説明が舌足らずな感が否めない。
間に挟まれるストーリーも理解の助けや読書の推進力向上に全くつながっていない。類似のテイストを備える『数学ガール』と比較してしまうと完成度の差が歴然。
ただ、自分がソートとデータ構造くらいしか知識がなかったせいもあるが、浅くではあるが割と深いところまで問題領域の紹介をしていると思う。こんなテーマがあるんだ、という新しい分野への扉を開けてくれたという観点からは意味のある読書だった。理解は別書で補うしかない。
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その名の通り、基本的なアルゴリズムの解説がされている。
前書きにも書いているが、くだけた表紙のイラストとはうらはらに、ちゃんとアルゴリズムを解説してくれている。
ちなみにサンプルコードはJava。メインで使ったことはないけど、まぁ難しい言い回しもなかったし、読む分には問題なかった。どうでもいいけどサンプルコードがJavaの本多いなぁ。。。手軽に実行できておまじないが少ないRubyとかPythonとかの方が、アルゴリズムのサンプルとしては適切だと思うんだけど。。。
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3ヶ月ほど前に買ったけど、ようやく読んだ。
アルゴリズムを物語形式で説明した本。
今の自分のレベルでは、難しいところが多かった。大学で習ったような気がするところは確かにあったのだけれども・・・。
アルゴリズム以前に、数学の公式を勉強したほうがいいかもしれない。
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様々なソフトウェアやWebサービスの基礎をなすアルゴリズム。
本書は題名からも分かるようにそのアルゴリズムの解説本です。
アルゴリズムは詳しくはないが、ある程度のプログラミングの経験はあると言う読者向けに書かれており、(著者らも冒頭で断っていましたが)アニメ調のキャラクター達が登場するにも関わらず、私の様な門外漢には結構頭を使う内容となっています。
内容は、架空の大学の技術育成部(通称ギーク部)の部活活動を通して読者に様々なアルゴリズムを紹介していくと言うもので、第0講から第11講までの12章仕立て。
その内、部活動のエピソードのみを描いた第0講と最終章の第11講を除いた全10章で計算量、データ構造、ソート、グラフ、最短経路問題、NP完全問題、暗号と言った内容が解説されています。
各章の冒頭と締めでキャラクター達の小話が描かれており、その点、解説だけの書籍よりも読みやすくなっており、また適度に差し込まれた解説図も内容の理解を助けてくれます。
しかし、アルゴリズムの概要は簡単に(少なくとも比較的に)理解できても、それを実際のプログラミング言語(本書では解説にJAVAを使用)へ落としこむ手順の解説は、慣れていないと結構じっくりと読む必要があるかと思います。
また、紙面に限りがあるせいか、複雑な内容をさらっと解説している所も多々有り、特にNP完全問題を扱っている第8講は、この概念に初めて接した方はまるで訳の分からない禅問答に遭遇したかの様な印象を抱くのではないでしょうか?
とは言え、赤黒木のJAVAでの実装手順やDES暗号の暗号化過程を丁寧に解説している内容もあり、全てが簡潔な解説という訳ではありません。
じっくりと腰を据えて読めばしっかりと理解できる(少なくとも各アルゴリズムの概念は)本となっており、アルゴリズムを理解する為に頑張ろう!と言う挑戦心のある方におすすめな一冊です。
尚、本書に掲載されているサンプルコードに採用されているプログラミング言語は(上記の通り)JAVAですが、この言語の経験がなくても他のオブジェクト言語(私の場合はC#等)の基本を理解できていれば、十分理解できるコードとなっています。
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・プログラミングの基礎ともいえるアルゴリズムとデータ構造の解説書
・可愛い女性キャラクターのイラストが多数で軽いタッチで勉強できそう
と思って読み始める。
・しかし軽い感じはアルゴリズムの説明に入るまでの小話や導入部分だけで
実際のアルゴリズム部分はとてもじゃないがじっくり読まないと
理解できない内容でした。(自分の知識が足りないせいもあります)
・アルゴリズムのプログラミングはjavaで書かれていますが、
他の言語が使える方なら理解できる内容です。
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初心者には少々難しい内容だった。
表紙のゆるそうな雰囲気にだまされて読んでみると大変なことになります。
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アルゴリズムを学ぶ点では良い本なのかもしれないが・・・。
まずいぞ自分、これが基礎の基礎だというのならまるっきり分からんぞ。先に進めば進むほど置いていかれているのがはっきり分かるのだが。
ただ一つ認識したのはアルゴリズムは大事だがそれ以上にアルゴリズムの計算量がもっと大事だという事だ。