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路頭に迷いかけた大店の息子と、生き別れた母の悲縁
食い詰めてだるま屋を訪ねた見届け人志願の巳之助は、生き別れの母との再会を夢見ていた。だが、下働きに入った紙問屋は、悪党一味の盗人宿だった。伊織、けじめの見届けを描く感涙の人気シリーズ完結巻。
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大店の息子だったのに、江戸ヘ出てから放蕩してしまい、無一文の所、勤めても長続きせずにいた巳之吉。
そんな時に、友人の竹吉が、持ち込んだ話は、危ない押し込み強盗の見張り役。
悪党の一味になってしまうのか・・・
幼き時に分かれた母親は、、、、刺繍を入れたお守り袋を見たおきよ。
どうなる・・・・
良かった良かったになるのだが、お藤と、伊織の関係は・・・・
やはり、こうなるのか。と、思ってしまった。
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シリーズ第8巻で中編2作を収録。2話目でついにシリーズ完結。まあ、いい頃だね。こうなるかしかないかなあって云う落としどころかな。
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シリーズ完結。
今回は「見返り川」「青嵐」の二話構成です。
どちらも安定の人情噺ですが、「青嵐」は“生き別れの母と息子”という鉄板の設定という事もあり、思わずホロリとさせられました。
そして、いよいよ秋月家に戻る伊織様。お藤さんとどうなるのか、というところですが、他の方も書いておられるように、まぁ落としどころといいますか、現実的(?)な選択になったのかな。という印象でした。
目付けになった伊織様の活躍も、番外編等で読んでみたいですね。