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大貫警部は警視庁の迷惑男。見当外れの思い込みで強引に操作を進め周囲をひっかきまわし多大なダメージを与えながら何故か事件はカタがつく。東西南北連続殺人事件をつくりあげ、ごりおしで4つの事件をまとめあげる。彼がいなければ起こらなかった殺しもあるわけで本当に困った人です。ここまでごりごりで以後どんな事件を解決できるんでしょう。'92
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警視庁捜査一課の迷惑男・大貫警部がもたらした驚くべき連続殺人事件の情報。それは何の関連もない三つの事件なのだが、大貫によれば事件の起きたのは全て金曜日、被害者の名字が東・西・南…トーゼン次の金曜日に北某が殺される!?鼻クソとばしフケとばし、ハタの迷惑かえりみず事件を混迷にみちびく愛すべきアンチ・ヒーロー大活躍の傑作集。
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警察官の大貫と井上の二人組。
いいかげんな先輩と,生真面目な新人。
生真面目とはいうものの,警察官にしては,ざっくばらんなところもある。
本当に、ただ生真面目なだけではやっていけないことが推測できる。
女性の登場するのは,被害者や犯罪者やその関係者だけなのがちょっと寂しい。
そのあたりが,三毛猫ホームズシリーズよりも人気がいまいちのところかも。
赤川次郎作品は,透明感のある女性の主人公が必須かも。
それでも楽しさは、大満足。
栗本薫が解説を書いているので星6つにしたいが,指定できないのが残念。
ps.
赤川次郎を読むようになったのは,栗本薫が赤川次郎の作品の解説を書いているのを見てからです。
栗本薫が好敵手として意識しているのを知ってから,全作品読破しようと思いました。
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厚顔で不遜で事件を混乱へと導く大貫警部と警部に振り回されやや悟りを開き気味の井上刑事による推理もの第一弾。二人の掛け合いと、大貫警部の【迷】推理が楽しくスイスイと読める。こんな上司に悩まされている人は身につまされるかもしれないが、井上刑事を見習って控えめにかつやや図太くいこうと思える人生の指南書?
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有名作家の作品だけれども
私は正直、彼の作品は好きではないです。
理由は、某年齢シリーズの最初の巻で
最悪の展開を持ってきたから。
この作品もその最初の巻を髣髴とさせる
女々しい作品となっており
なおかつ無茶な展開と
大貫警部があまりに無茶振りをさせすぎて
読者がしらける結果となってしまうこと。
井上のほうは災難の権化ですが
割といいことをやっているのが救いでしょうか。
ただし、女難の相がモロ出ており
初めてを食われたり、熟女に篭絡されたり…
いいことないじゃない!!
井上がいるから救いがある程度。
いなければただのグダグダでしたよ。