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秀吉の能楽師(中公文庫)

秀吉の能楽師 みんなのレビュー

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紙の本

能楽に勤しむ天下人を描く

2018/08/24 10:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

奥山が描くある能楽師の物語である。この能楽師の主人公は暮松新九郎という。秀吉に仕える能楽師で、市中の金春、観世、金剛、宝生の四座には属していない。秀吉に能に興味を持ってもらうことは猿楽に携わるものにとっては願ってもないことである。

 単に観能するだけではなく、自分で演じることまでを行うことで、秀吉はすっかり虜になってしまった。新九郎は若いがこれら四座の能楽師のマネージャー的な存在であり、四座の能楽師は秀吉の演能を助ける役割を担っている。

 奥山は自分で能を謡い、舞うことの実技を行っているかのように描写する。お囃子の鼓の扱い方など自分でやっていなければ、なかなかこうは書けないであろう。能楽師は秀吉が選んだ番組の後見を行うのだが、名の知れた番組もよく登場し、謡に親しんだ人にとっては実に珍しい小説であると言える。

 ストーリーは、能にすっかり馴染んだ秀吉に仕えるのに疲れた新九郎を描くことにクライマックスがある。その中途にはお囃子方や能楽師が秀吉から残虐な仕打ちをされるシーンなども到来し、この時代の天下人の仕儀もさもありなんというところである。結局秀吉から離れる新九郎であるが、本書はそのストーリーを楽しむというよりは、そこで提供される材料を楽しむ小説なのだと思う。

 天下人と能楽をテーマとして取り上げた本書は、愛好者にとってはとても希少な小説である。こういう小説を書く作家もいたのだとその教養に感心した。機会があれば是非再度取り上げてもらいたいと思う。

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2018/05/30 15:05

投稿元:ブクログ

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