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電子書籍
似て非なる偽造憲法を廃棄せよ
2018/08/10 12:46
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投稿者:野次馬之介 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自国を悪く言うようになると、その国は亡びる。国民が自国の歴史に自信をなくすからだ。
その実例はどこか。本書によれば、スペインだという。南アメリカでスペイン人がいかに残酷なことをしたか。その実態を書いた報告書がスペイン語のうちはまだよかったが、それをみずから英語に翻訳して世界中にばらまき、凋落の一因をつくった。
同じようなことを、日本は自らやったわけではないが、戦後の占領軍によって検閲されるようになった新聞は本当のことを書くと発行停止になったり紙の配給を止められたり、ラジオはNHKに占領軍のスタッフが大勢入って、連日「真相はこうだ」などという捏造放送を続けた。
これで日本人の洗脳は相当に進んだが、占領軍がいなくなった後も、東大総長を初めとする大学の教員や日教組などの「敗戦利得者」が自らの利権と立場を守るために、占領条項にすぎない偽造憲法にしがみつき、生徒には日本のありもしない「悪」を教え続けている。
占領軍のつくった憲法は、それだけで国際法や条約違反である。ただちに廃棄して明治憲法に戻し、その改正条項にしたがって新しい日本国憲法をつくるべきだ。今の憲法が国会議員の3分の2以上の賛成を経て国民投票にかけるなどという面倒な改正条項を定めているのは、未来永劫に改正させないという占領軍の魂胆から出たものである。
いっぽうで戦後のドイツは50回以上も基本法の改正をくり返してきた。これを憲法といわないのは、いずれ自分たちの手で真の憲法をつくるつもりだからである。
日本も間もなく73回目の8月15日を迎えようとしているが、自国を悪く言い、誇りを取り戻せないようでは、歴史の先例が示すように、遠からずして亡びてゆくであろう。
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