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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてこいういう「もよう」になったんだろう、と不思議に思えるいきものがたくさん。親子で読むとはまりそうです。
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表紙がいきなり黄色い顔に赤い巨大な目…にみえる蛾の模様。
ページを開くといきなり白地にイボイボ。これは貝殻(白地部分)の外側を貝の中身が出てきてるんだそうだ。この貝の中身が出す分泌液で貝殻が育つらしいが、普通は弱い貝の中身を強い貝殻で覆うもんじゃないのかい。
まあそんな感じで、へんな模様の生き物とその理由がユーモラスな紹介文で語られます。
骨の空洞のようなスッポンタケの仲間、
派手すぎてどれが模様でどれが本体か分からなくなっているような蛇、
ひっくり返っると蛇そっくりい擬態する芋虫(これは蛇そっくりの写真が出ているのですが、本体の芋虫姿が想像つかない)、
オレンジのウルトラマンみたいなやつと思ったら本当に“ウルトラマンボヤ”という名前だったホヤ、
本物の蜂そっくりの蛾、レディーガガの衣装そっくりの毛皮を持った虫の幼虫、
目玉焼きを背中に乗っけたようなクラゲ…
変な模様であってもそこに至るまでの進化や創意工夫がある、生き物は面白い。
6年生読み聞かせに持って行ってみました。
「強敵に擬態して捕食を避けるためだったり、毒があることをアピールしたり、雌への求愛の為にこのような変な模様があります」と説明してみました。
あまりにもインパクトのありすぎる模様のページでは「うわあ…」という声が聞こえてきました。
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集めに集めた70種類の「へんなもよう」。ところどころ見覚えのあるものもあるけれど(ウルトラマンホヤとか)、よくもまぁ集めたもんだ。
眺めているだけで実に楽しい。だけど、基本的に虫や貝が収録されているので、ダメな人は徹底的にダメだろう。
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早川いくをさんの本は間違いなく面白い。いろいろないきものの模様を拡大した写真に、愉しいエッセイを添えている。はっちゃけぶりは、それ程でもないかな。でもまあ笑える。いきものの拡大は、一見美しいともいえるが、正直言って、気持ち悪いもんだ。怖いもの見たさじゃなくて、気持ち悪さ見たさだね。