紙の本
お金に困らない「お金の話」です!
2018/09/08 13:42
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちが将来、お金に困らないために、お金についてもっとよく知っておこうという目的で編まれた書です。著者は元通産相の方で、その後、長年投資ファンドを運営されてきた、まさにお金の達人とも言える方です。同書には、お金は寂しがりやで、お金が集まれば、それが自然に仲間を増やしてくれること。お金は一旦手放せば、自然に増えていくこと。お金はある時には凶器にもなり得ること。そういった目からウロコの知識が満載されています。多くの方に読んでいただきたい書です。
電子書籍
背骨があって、肝の座った名著
2018/09/23 23:26
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トモモモモ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の期待値の項を目当てに読み始めました。期待値の話はもちろん、全体のバランスの良さがいい。ミッションとビジョンを視野に据え、借金の怖さも説く。寄付の大切さについても。これからの時代を振り回されずに自分らしく生き抜くための真っ当な知恵だと思います。
世の中の全員がこんなに賢かったらちょっとしんどいかも。でも、賢い人がバランスのとれた賢人だったら、みんなが生きやすい世の中になると思う。
電子書籍
子どもの頃に読みたかった!
2021/03/07 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
投資に関しては、日本の教育は遅れているとその通りだと感じました。
小学生の頃に祖父から株を教えてもらい挑戦してみたのですが、ちんぷんかんぷんですぐに諦めてしまいました。もっと知識や興味があれば楽しく出来たのかも知れないなと今さら…
今からでも知識をつけて投資について向き合ってみようと思います!
子どもがいるので、本にあるようなゲームをしながら考える力を養っていきたいです。
このタイミングでこの本を読めたのは縁かなと感じながら。ありがとうございました。
電子書籍
阪神電鉄のニュースの時には
2019/02/23 16:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏川龍成 - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪神タイガースという人気球団を私物化しようとしている金にがめついオッサンみたいなイメージを持っていた。
おそらくそんなイメージを持っていたのは、私以外にも大勢いたと思う。
しかし、この本を読んで思ったのは、村上世彰という人間は、お金を通して日本経済をより強くすることを本気で考えている人間だということが分かった。
こんな裏表がない言葉で、お金のことについて書かれた本があっただろうか?
それはきっと村上世彰氏が、お金に対して常に真剣に向き合ってきたからこそなのだと思う。
日本人のお金に対する考え方を、変えてくれる一助になる一冊だと思う。
投資はしていないが興味はある、投資とは一体どういうことなのか知りたいという人は、是非一度読んでほしい。
紙の本
お金の話
2018/11/13 18:42
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハルキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金の話が好きな子どものために購入。
どういう風に説明したらよいかなと思うようなことも
とても分かりやすく書かれていました。
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村上さんは過去インサイダー取引などであまり良いイメージを持っていなかったが、複数の著書を読ませてもらって考えを改めた。この本はお金に関する話を分かりやすい内容にまとめられており、考え方も自分の考えと合っていて非常に共感できる。
自分の子供にも是非読ませて、お金の基本を理解させたいと思う。あと子供だけでなく、お金に困っている大人こそこの本を読んで一度お金の基本を復習した方が良いと感じた。
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『物言う株主』や、インサイダー取引で逮捕された印象の強い村上世彰さん。
出光、昭和シェル統合の時にWBSで、白髪ダンディおっちゃん。になっていたのを最近見ました。
そんな少しダーティなイメージが強い村上さんが、子供に向けたお金の本を出したということで、読んでみましたがものすごくわかりやすかった。
自分ごとだが、近しい人が貯金ばかりで、どうして投資をやらないのか問うた際に、投資について色々説明したがわかってもらえなかった。なんとなく不安。銀行が1番安全。元本が減る可能性のあることはやりたくない。
減る可能性もあるが長期で見たときに増える可能性の方が高い。事は説明したが減る可能性もゼロではないということで、真意は伝わらなかった。
これが本書で説明している、期待値なのだね。
投資の全ては期待値をより正確に出せれば、長期的には増やせることを改めて学んだ気がしました。
子供向けながら、大人が読んでもタメになる本。
最終章は予想外にも寄付について。お金を増やすためのドライな投資から、世界が良くなるための寄付で締めているところは流石だなと思った。
この勢いで『生涯投資家』も読んでみようかな。
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村上ファンドの村上さん。大人はどうしても偏見もって読んでしまうかもしれないけど、お金に関するおさえておくべきことが、シンプルに書かれている。これだけシンプルなことも学校で教えられてないのはやっぱり問題かも。一直線な人なんですね。
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お金について知らない人が初めて触れる本としては良いかもしれないが、あまりにも簡単に書かれているので物足りない。もう一度読もうという気は起きません。どこかで聞いたことあるような内容ばかりなので物珍しさは感じられませんでした。回すという考え方には共感致します。
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どうすれば、お金に縛られずに、お金に支配されないで生きられるか。
そのためには、お金とは違う基準を自分の中でつくることが大事です
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もう若い人は知らないことかもしれませんが、地下鉄サリン事件があり、オウム真理教の教祖が逮捕されたり、服役を終えて執筆活動にも復帰されている堀江氏等、話題に上った人がいましたが、その中の一人にこの本の著者である、村上ファンドの創設者である村上氏がいます。
私が最後にテレビを通して村上氏を見たのは、髪の毛が黒々としていた時で、シンガポールへ移住される前のことです。最近では本屋さんで立ち読みする機会も減りましたが、先日ふらっと立ち寄ったときにこの本を見かけて読むことになりました。
この本にはお金を増やすテクニックは書かれていませんが、お金との付き合い方・活かし方が書かれています。若いころはお金を増やすことに集中していた村上氏も、60歳に近づくにつれて、お金の活かし方の嬉しさを大切にされていると思います。
投資だけでなく寄付をされているようですが、私もあと数年に迫った、末娘の大学卒業を終えた頃にはそのような考え方ができるよう、環境を整えておきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・現在の仮想通貨は、中央銀行の代わりにブロックチェーンという新しいインターネット上のテクノロジーがその価値を保証する仕組みとなっている。時代に合わせて、石→貝殻→硬貨・紙幣となってきているので、姿の無いお金もあり得る(p27)
・お金は回して増やすもの、増えたらまた回すもの、国が使えるお金が十分にないので、足りない分を借金している(p31)
・お金について大事な四つのこと、1)自立して生きるためには絶対に必要、2)やりたいことをやるには、余分なお金はあったほうがいい、3)困ったときにお金は君を助けてくれる、4)人を助けることができる(p33)
・お金に縛られないようにするには、お金とは違う基準を自分のなかに作る(p39)
・考える時間は、投資家にとって大事な時間である、そのために払う差額は意味がある(p61)
・大好きなことを仕事にできるかどうかは、それが「人のためになるかどうか」で決まる(p73)
・どんな仕事であれ、本気で集中してやれば面白くなる、集中している時というのは、その人の能力が最大限に発揮されるとき(p74)
・ミッションを見つけるには、ビジョンが必要。ミッションとは使命であるが、ビジョンとはその先にあるゴール、そこにたどり着くために自分がやるべきこと、自分にしかできないことがミッション(p103)
・全体の収入の、2割を貯金、1割を趣味に使う、7割でできる生活をする(p122)
・一人が寄付する100万円と、200人から集めた100万円は強さが違う(p174)
2018年9月23日作成
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村上ファンドの村上さんの本。阪神ファンの自分からするとこの人には悪いイメージしかなかったけど、だいぶ時間も経ったし読んでみた。
この本は中学生とか高校生に向けて書かれた本だろうけど、大人でも投資に先立って読んでおくと良い本かなと思った。
最近全く金融投資できてないから、また再開しようと思うきっかけになったのは良かった。
お金の流れを止めないように、回すようにしなければ。行く行くはミッション達成のための、資金になるように。
ミッションもうっすら見えてきた気がする。
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著者である村上世彰という名前を聞くと、逮捕された経歴があることもあってあまり良い印象はありませんでしたが、本書を読んで少しイメージが変わった気がする。
投資家として目指しているものは、おそらく逮捕されたときから今でもそれほど変わっていないのかなとも感じました。そのことがまたすごいことだよねとも思いました。
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この本自体は子供に向けた内容になっているが、そこで語られるお金の本質についてはその分とても分かりやすく説明してあり読みやすかった。自分がお金を手に出来ない理由が何となく分かった気がする。要はお金といっても「数字」に強くないとどうしようもない。その辺のことを考えたことも興味を持った事もなかった。
父親の話として著者が語っている話は、昔、桂枝雀の落語のマクラで聞いたことがあった。「お金というものは寂しがりやで1人では立ってられない。お金はお金があるところに集まってくるわけです。だからお金を貯めるためには、まずお金を貯めなければなりません。(笑)」日本語の不条理さが面白かった。がやはりこれは真理であると思う。だからまずはお金を貯めないとどうしょうもない。
そしてそれをどの様に使うのか、著者があの時に阪神を買っていたらどうなっていたかと今もまだ思う。もっと面白いことになっていた気がしないでもない。出過ぎた杭が新たに再起をかける時、その希望を託すのはいつだって子供に対してである。著者の今後の活動を注視したい。
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著者の村上世彰さんの別の著書である「生涯投資家」がとても面白かったので、こちらも購入して休日の週末に一気に読んでしまいました。
子供向け(年齢的には小学校高学年から中高生あたりでしょうか)を意識して書かれている本ですので、当然極めて分かりやすく書かれております。
投資教育、マネー教育の重要性は自分自身も重要であると思っておりますので、こういった本が子供世代に読まれることは大変大きな意味を持つと思います。
小中学校の図書室に置いていただきたい本だなぁと感じました。
付箋は16枚付きました。