紙の本
伏線の妙
2020/08/27 22:11
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投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る
天久鷹央の長編第4弾です。宇宙人、透明人間、ゾンビ(死者の蘇り)ときて、今回の相手は千年前の陰陽師の呪い。いつものように鷹央、小鳥遊、鴻ノ池のトリオが活躍します。特に、鴻ノ池は予想外?の活躍。終盤は二転三転して読み応え十分。キーになるのはXX。この存在自体は知っていましたが、流石に医学的な部分については分かるはずもなく。しかし、伏線の妙という意味では今までの長編の中では本作が一番かも。文句なしに面白いです。
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どんでん返し!
2019/01/08 22:07
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投稿者:れなれな - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件が起こると次々起こり、犯人の裏には奥深い真相があり、とても面白いです。
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火焔の狂気
2018/11/23 14:04
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天久先生と小鳥遊、市ノ瀬の3人のコミカルなやりとりと祟りと戦う物語が意外と新鮮に読むことができました。登場人物のキャラクターの選定が良くできていると思いました。また、シリーズが他にもあるので読んでみようと思いました。
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軽く原点回帰
2018/10/20 00:26
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一話目が最初の頃の一話完結型の
ストーリーになっていて、久々の感じ。
やっぱり展開がスピーディでいい。
そのあとは、
鷹央・小鳥遊コンビの強固さと脆さ。
併せ持つ二つの関係性を浮きたたせていく展開に。
あの相棒が死にます。
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面白かったです
2021/11/19 11:08
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
今作の天才診断医天久鷹央は、平安時代の墓の呪いによる焼失死の謎に挑みます。終盤の状況が二転三転するところは面白かったです。
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天久鷹央シリーズ
人体自然発火
最近別の本でミイラの研究についてなどを読んでいたので、どのくらいの時間が経てば死体を研究対象とするのに罪悪感を抱かなくなるんだろうか、と思った。
預言や呪いは、結局のところそれを実現させる強い意思で現実になるもの。
今回も絡みがとてもよかった。
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『焼き殺されるんだよ。炎蔵に呪われた者は全員、火事で焼け死んでいるんだ』天久鷹央シリーズ9作目。積読してたの読んだよ。知念さん熱がまだまだ継続中。人体発火現象?!今回は読みごたえ抜群の長編。『さて、役者がそろったな。それじゃあ、そろそろクライマックスといくか』やっぱり鷹央先生、頼もしすぎます。
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陰陽師の呪いと人体自然発火がモチーフの作品ですね。今回鷹央は結構追い詰められますが、終盤は一気にという感じでした。
しかし人の体ってそんなに簡単に炭化するまで燃えますかね?
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天久鷹央…… 八雲君かと思った。小鳥遊先生は○○ちゃん??
でも違うね。別の世界の推理小説。
病気の説明というか原因の説明はわかるところと分からないところがあったけど、そのまま読み進めても大丈夫だった。
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安倍晴明と同時代に生きた平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が、不審な死を遂げる。死因は焼死。火の気がないところで、いきなり身体が発火しての死亡だった。殺人。事故。呪い。さまざまな憶測が飛び交う中、天医会総合病院の女医・天久鷹央は真実を求め、調査を開始する。だが、それは事件の始まりに過ぎなかった…。現役の医師が描く本格医療ミステリー!
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連続して起こる事件にどこか一貫性がないのは、犯人が複数いたから(どれが誰の起こした事件だったか、なんだかよくわからなくなってきそうです……)。
人体自然発火現象の謎は「黄リン」で説明され、「言われてみれば確かに」という感じ。
今作では鴻ノ池がただウザいだけではなく、ちゃんと活躍します。まさかバイク乗りだったとは。
小鳥遊先生の天医会勤務は期限が切られているものでしたね(忘れかけていた設定)。1年の期限が切れるところで完結させるのか、それとも……気になります。
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シリーズ第9作。自分にとっても見逃せないシリーズになった。累計100万部を突破したそうで、初版には記念の帯がついている。
色々と奇妙な事件に関わってきた、鷹央と小鳥遊のコンビ。今回のテーマは、ついに来たというべきか、「呪い」だ。オープニングで、いきなり大学准教授が焼死する。彼は、陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査したメンバーの1人だった。他のメンバーも、原因不明の体調悪化に陥る。これは炎蔵の呪いなのか?
本人の意思に反して入院させる権限はない、医師としての鷹央の苦悩。優先すべきは法か命か? 鷹央が打った、手段とは。この部分だけでも長編化できそうな気がするが、謎の体調悪化の原因解明は、実は序章にすぎないのだった。この後、鷹央と小鳥遊のコンビは、シリーズ最大のピンチを迎える。
支障がない程度に書くと、鷹央と小鳥遊に、ある事件の容疑がかけられる。手段が不明なのだが、いずれ警察は状況証拠のみで動く。そうなれば統括診断部のみならず、病院全体が大きなダメージを受ける。警察が動く前に真相を解明する以外に、窮地を脱出する方法はないのだが、鷹央でさえも難儀する謎なのだ。
医療小説というよりアクション的な乗りで、勝負に出る小鳥遊。明らかになった手段は、聞いたことはあった。しかし、本作を読むまで思い出すこともなかったのだから、ネタ選択の勝利だろう。ある意味、医療問題より根深い背景に、暗澹とさせられる。情状酌量の余地はあるだろうが、手元にそんなものがなければ…。
今回は鴻ノ池の貢献も大きかった。しかし、愛車を失った上に、さらなる追い討ちを食らう小鳥遊が、気の毒すぎる。それにしても、何とも濃密な1年間であることよ。2人の関係は、いつまで続くのか。
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サクサクと読める文章や登場人物たちの掛け合いが面白くて好きですが、ミステリとしてはいまいちでした。ゴチャゴチャっとしていていまいち事件の内容が分かりませんでした。短編の方が好きだな。
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人体発火現象、陰陽師、などと聞くと、ちょっとチープな印象を受けなくもなかったですが、シリーズも長いですし、読み始めればあっという間に物語に入っていました(笑)
楽しく読みました。
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ミステリィとしての醍醐味は薄い.ライトノベル的な要素を楽しむのが趣旨だろうか,折角ならば濃密な医療ミステリィとして構成した方が有象無象と一線を画せるのではなかろうか.