紙の本
珠玉の短編集
2015/05/10 19:51
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みうら - この投稿者のレビュー一覧を見る
・カザリとヨーコ
双子のうち1人だけが虐待されるお話。姉の苦痛があまりにもリアルで正直読むのがつらい。
・SEVEN ROOMS
特殊な環境の中で起こる壮絶な殺人。解決方法が合理的ながらえげつなく、とても複雑な読後感。
・SO‐farそ・ふぁー
前後巻合わせて1番好きなお話。無力で可哀想な子どもが持つ意外な強かさに感心。
・陽だまりの詩
とても心温まる話ではあるけど心あるロボット系の話はちょっと苦手。
・ZOO
この手のお話で早々に犯人を読者に明かす展開はちょっと珍しい。
犯人は愚かなんだけれどどこか悲しくて最後は救われたように思えます。
紙の本
1か2で選ぶならこっち
2022/10/16 11:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々単行本でまとまっていたものを文庫版では二つに分けている。両方購入がベストだが、どちらか一冊でいいという方には1を薦める。なぜならSEVEN ROOMSの緊迫感が圧倒的でこれがないとZOOの魅力がかなり削がれるからだ
電子書籍
乙一ファンは必読
2022/10/14 19:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の短編集なら同一ジャンルで統一されているものだが、この短編集はSF、ミステリー、ホラー、コメディと多岐に渡っていて、しかもどれもレベルが高く唯々驚愕である。著者の短編集ならまずこの本を薦めたい
紙の本
短編も面白い
2016/10/26 10:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:た - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな感情になれるのでオススメです。
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▽ジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。
2009/01/12 OEの娘さんから
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何なんだこれは! 天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され……(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。
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珠玉の短編集で一冊で色々な雰囲気の小話を味わえます。さながらお菓子のバラエティパックという感じでしょうか。どの話もすごく素敵です。
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短編集。
ZOOはオムニバス形式で映画化されたそうなんですが、その際に映画化されたほうの短編を収録してあります。
陽だまりの詩、セブンルームスがお気に入りです。
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「SEVEN ROOMS」がすごく恐い…!「SO-far」など、乙一先生ならではの切ない話もよかったです。「SO-far」読んだ後に、あらためて乙一先生の文才というか、そのすごさに感動して泣いちゃいました(笑)
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5/28
作者が登場人物に対してとてもシビア。普通そこまでやる?ってくらいに主人公はトコトン酷い目に遭うし、人はぱたぱた死ぬ。
情に流されない、だからこそ物語が予想すらしない方向に進んでそれがまた面白い。
人間が社会的動物として生きているときって
知らず知らずの間に全ての物事に
「ここまで!これ越えたら(人として)アウト!」
っていう線引きをしながら生きてると思う。
だけど、乙一はそれを、狙ってか狙わずか、越えてくる。
多分意図的に狙ってるんでしょうけどねー素でそのライン越えてくる人がいたら、やだ。
2もそのうち買います。
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乙一さんの短編集。
ほのぼのしたものと、痛い話が混ざっていて何気なく読むとちょっと辛いかも。
電車で読んでちょっと凹みました。
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やっぱり乙一って天才だな、と。
単行本『ZOO』の中から映画化された5編と、文庫版の特別付録として古屋兎丸(漫画家)との対談が収録されています。
(古屋兎丸さんも好きなので得した気分でした♪)
短編集なので、すぐ読み終わりますが、とにかくすごい。
怖くて、残忍で、痛々しくて、冷酷で…
でもどうしようもなく切なくて。
特に2本目の『SEVENROOMS』がもうとんでもなかった。
怖すぎて忘れたいんだけど絶対忘れられないだろうなぁ。
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初の乙一体験。単行本を2分冊で文庫化。こちらに収録のものは、映像化されている作品ばかりだそう。それも見てみたい。
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『SEVEN ROOMS』が怖いけど面白くて好き☆
自分が同じ状況におかれたらどうしようって考えちゃったw
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何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。 ※また好きな作家が増えてしまった・・・。