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久しぶりの真山作品。東大阪の町工場が舞台。ここでも企業や特許の買収合戦が繰り広げられ、またまたワクワクしながら一気に読了。つぎが楽しみ。
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昨年の『ハーディ』に続いての外伝。登場人物では良識派な芝野さんが主人公なので、彼が悩みながらも技術力はあるのに経営は苦しい東大阪の中小企業を立て直していく話だが、いい技術や新しい仕事があるのにも関わらずそれを生かせないのには残念と思ったり、リーマンショックの傷が改めて大きいものだと思い知った。鷲津さんはちょっとだけ絡んでくるけど、オチには珍しく苦笑い。
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天才発明家の藤村が急逝した。芝野に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。彼の遺した町工場は経営危機。芝野は専務を引き受け、再生に乗り出す。地元の金融機関やファンドに翻弄され、苦境の渦に。鷲津をも巻き込んで芝野は捨て身の最終戦を仕掛ける。もうひとつの「ハゲタカ」ストーリー!
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パテントと企業買収についてのお話、芝野と鷲津の因縁、鷲津の面白み、ギャングめいた悪辣な連中・・と面白い要素がバランスよく配置されていると感じる。
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今月の3冊目。今年の26冊目。
ハーディよりかは楽しく読めました。が、やはり番外編感が否めない。重厚さが欠けるなーと思いました。
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割と好きなシリーズのスピンオフ・ストーリー。
天才的事業再生家が中書企業の再生に尽力するというストーリーは非常に興味深い。
でも残念ながら池井戸潤ほど豊かなストーリーテリングではない。
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可もなく不可もなく
なんだかあまり盛り上がらないまま終わって拍子抜けした。
ハゲタカシリーズはいつも「えーどうなっちゃうのー」と思いながら読むのに、そうならなかった。
慣れちゃったのかな?
職場がある東大阪が舞台だけどまだ細かい地名とか全然覚えてないからそれほど親近感湧かなかった笑
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一気に読み切るほどの勢いがある本。
久しぶりにハゲタカの本を見つけて即購入。
読み始めたら、ページを捲る手が止まらない。
「次はどうなる!」と気になる内容で気付いたら、睡眠時間を削って読んでいた。
知ってる地名が多いのも、入り込めた要因かな?
みんなのキャラが立っていて、全然飽きない。特に嫌な奴が嫌な奴に追い込まれていくのも爽快な気分だった。
そういう意味で、何となく半沢直樹シリーズが頭をよぎった。(銀行とか出てきたからかな?)
4.5ってだけあって、いつも通りの視点とは違う物語の進め方で、これはこれで面白かった。
鷲津の引き起こす爽快感とはまた違った感覚で、また読みたいと思わせてくれる。
なので星4つです。
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天才発明家の藤村が急逝した。芝野に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。彼の遺した町工場は経営危機。芝野は専務を引き受け、再生に乗り出す。地元の金融機関やファンドに翻弄され、苦境の渦に。鷲津をも巻き込んで芝野は捨て身の最終戦を仕掛ける。(e-honより)
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【きっかけ・目的】
平成30年秋にハゲタカがテレビ朝日で制作放映された。NHK版とは違う演出だったがこれはこれで面白いと思った。
その影響で久しぶりに真山仁の著作をしかもハゲタカシリーズを読みたくなった。
平成最後の夏から始まる物語は失われた30年という日本経済の闇にフォーカスをあてて始まる。
長過ぎず短すぎず。そんな感じで手に取った。
【感想】
面白かった。東大阪を舞台に中小零細企業の様を生生しく描いている。日本の中小企業の技術力について描写しているが経営と運転資金の問題が浮き彫りにもなって勉強にもなる。知財等と軽く言うがそんな軽々しいものではないと「なにわのエジソン」をおって行くうちによくわかった。まさに日本経済の原動力だったのね。
会社は誰のものか。あるいは、「もの」なのか。今回のファンドに狙われ生き物のように逃げまくる泥臭さがたまらなく良かった。
また、村野が在籍していた信金組合の演出もピカイチ。不正の実態を押さえつつ中小企業の運転資金を支えている仕組みも理解できる。
エピローグでの村野が、逃亡しハワイに潜伏していたくだりはたぶん本当にあったであろうなと思わせる納得の描写であった。
【終わりに】
最後の最後に鷲津氏が出てきて浪花節です。これはたまらん展開でした。
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録画したドラマ見終わりました。
『スパイラル~町工場の奇跡~』小説原作の実写化。
倒産危機に陥った下町の工場を、一人の企業再生家が立て直す!
出演:玉木宏、貫地谷しほり、戸塚純貴、國村隼
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ずいぶん前に買ってたのに読みかけたままにしてたこの本、やっと読み終わった。4.5だけあってスピンオフ的な話だったけど夢もあって、おもしろかった。芝野さんが、どうしても渡部篤郎が浮かんでしまう笑
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ハゲタカシリーズのスピンオフとも言える作品。鷲津政彦はほとんど出てこないけれど、きっちりと締めるとこは閉めてくれるという、爽やかな読後感に満足しました。
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中小メーカーマジテック創業者にして天才発明家の藤村登喜男が急逝する。彼こそ、芝野健夫に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。芝野はマジテックを救うべく、曙電機から転じて奮闘する。ものづくりニッポンを下支えする町工場に降りかかる難題と、自己の利益を優先する金融機関に翻弄され、苦境の渦に飲み込まれていく。捨て身の最終戦を前にして、鷲津をも巻き込んで、芝野は決死の反撃を決断する。
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ハゲタカシリーズのスピンオフ。
シリーズ作品のファンだからか、若しくは真山仁作品の中毒性のある魅力なのか、貪る様に読み進めてしまった。エピローグは特に最高だった。