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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「墓じまい」や「お墓のお引っ越し」「葬儀のやり方」といった事が、テレビで良く取り上げられるようになっている。一生に何度も体験する事ではないので、知らない事ばかりである。
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自動搬送式、仏壇型、ロッカー型、樹木葬(里山・公園・庭園)、散骨、送骨、0葬とこれまでの墓石型でない納骨の仕方を、値段、場所、檀家、永代などの詳細を加えて丁寧に紹介してある。納骨は、される本人より、以後手を合わせてくれる人のためのものであると思った。0葬でいいかと思う。
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墓は人間だけが持つ文化。本来は親鸞がおしゃったように賀茂川に流して魚の餌にでもなればいいのだろうが、残された人が納得出来ないのだろう。
お墓は著者が書いているように、遺された者のためにあると僕も思う。本にも「墓前ではなくてもできることばかりだが、わざわざお参りに行きたくなる不思議。身近な人たちが行ってからのことだ」
僕も身近な人が逝って、この言葉が身に染みてわかる。墓は遺された人のためにあるのだ。残された者がその寂しさを癒す装置として存在するのだと思う。そこに出向いて死者と話し合えるという装置なのだ。
だから、墓に骨を埋めるとか埋めるとかは関係ない。僕は近くの寺の納骨堂に骨を預けた。そして、墓は海が眺められる丘の上に、妻と僕の墓を建ててもいいなと思うようになった。二人だけの墓だ。だから、僕が死ねば無縁墓になる。そのうちに朽ち果てて撤去されるだろう。それでいいのだ、墓は遺されたもののために存在しているからだ。
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どんなに頑張っても、遺骨は自分では歩いていけない。誰かの世話になるしかない。そして、どこかに保管しなくてはならない。
自動運搬式の納骨堂の維持管理の問題から、固定式の納骨堂、永代供養墓、樹木葬、女性専用墓、散骨、送骨、0葬、骨仏、本山納骨。
数十年前に骨仏を選んだ先代。私たちはどうするのがいいのかも含めて。
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墓を代々受け継ぐ、というのは今の時代では難しいというよりは不可能に近くなってきているのかもしれません。
何もせずに無縁墓になるよりはきっちり墓じまいして永代供養にした方が安心感はありますね。
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○○家の墓、先祖代々の墓のイメージが一転しました。埋葬したのち改葬できることすら知りませんでした。納骨堂、永代供養墓、樹木葬、散骨などなど。慣わしやしきたりは疑ってかからなければと本文中にありましたが、多様な埋葬方法があることは興味深かったです。エンディング産業展なる見本市もあり近年賑わいを見せる分野と知ると、埋葬は個人的な選択肢のようでいても、実際は人気や価格や手軽さになびかれやすくなるのかも知れません。