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やっと読了σ^_^;
オムニバス形式でインタビューが続きます。
ハラリさんの
近い将来、「役立たず階級」が大量発生する
という章はなかなかショッキングでしたね。
AIが人の代替をした後の世界は今の教育では救えない。
いや掬えない。
それこそ学校教育ができてからは社会に出た後の実学を教えることができたと思います。
でもAI後の未来は今誰も見通せないんですよね。
ここに挙げられた「知の巨人」でもデストピアとユートピアが甲論乙駁するんですから。
息子にAI好きやなあと言われます。
でもこれからはAIがわかってないと生きていけない時代が来るでしょう。
さあどうする…
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世界有数の知性たちへのインタビュー集。
気になっていた本の著者の話が読めて、やはりその本も読まねばと思った。
さらっと読めるが、目を開かせるような話もあって、まさに「安くてうまい」本。
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ジャレド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットン、ニック・ボストロム、ダニエル・コーエン、ウィリアム・J・ペリー、ジョーン・C・ウィリアムズ、ネル・アーヴィン・ペインターを相手にした今後の世界経済の10−50年単位の変化を聞く対話集。
主にテクノロジーの進化により、世界と社会の間の格差がさらに広がり、市民の不満、政治経済状況の変動性が高まる。現状の民主主義とそれに選ばれたリーダーは必ずしもこの複雑な変化に対応できていない。
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ジャレド・ダイアモンドやユヴァル・ノア・ハラリ、リンダグラットンなど、各方面で未来を予測する「知の巨人」たちへのインタビューを一冊にまとめたもの。それぞれの方々の主張や予測は面白いのだが、何しろ一人一人の分量が少なく、物足りない。さわりはこれで良いが、やはりそれぞれの著作を読むほうが手応えがある。
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これからの社会や世界の動きについて、知の巨人たちにインタビューしている。AIの普及とともに世界が大きく変わる。これは技術革新の影響といことではなく、知の格差が大きくなり、イコール貧富の格差である。世界人口が急増している中、環境資源の利用格差も問題化しており、循環型社会の構築が上手く行かなければ、世界はもっと混沌した状況に追い込まれるとか
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AIの進歩により、役立たずになるかどうかの瀬戸際に立たされているのだと強く認識できた。AIに負けないように、今の自分に何ができるのかを真剣に考えてスキルアップしていかなければいけない!!
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「銃・病原菌・鉄」のジャレド・ダイアモンドなど八人の「知の巨人」とのインタビュー。「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリは、近い将来「役立たず階級」が大量に発生すると言う。AIが進化すると今までの職業が無くなるからと。どうやって一般人は生きていったらいいのか?
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鋭い現状分析と未来予測にただただ圧倒される。特に、著名なダイヤモンド、ハラリ、グラットンの3氏の慧眼には身震いしてしまう。
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不思議な本ですね。近未来の文明論を語るジャレド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットン、ダニエル・コーエン、ニック・ボストロムだけかと思ったら、。アメリカ社会や北朝鮮の問題に関してのウイリアム・J・ペリー、ネル・アーヴィン・ペインター、ジョーン・C・ウイリアムズのインタビューが掲載されている。まるで別のタイトルの本が2冊合わさって1冊になっているという、世の中こんな本があるんだなと言う珍書です。と言うより単にページ数を増やしたいだけの出版社のトンチンカンな仕業といったところか。
それは置いといて、前段の近未来文明論の各研究者のうち、ユヴァル・ノア・ハラリ氏とニック・ボストロム氏の慧眼は際立っている。一方で肝心の大御所ジャレド・ダイアモンド氏は、意外に?マークのことも主張している。狩猟採集民族が現代とは比較しようもない社会なのに持ち上げてしまったり、日本の人口減少の真の問題を理解していなかったり、と著書「文明崩壊」にも散見された誤解が同様にある。またダニエル・コーエン氏も、人間の自我と人工知能の関係性についての知見に?マークの見解があったりという印象。
一方でユヴァル・ノア・ハラリ氏の述べる近未来の世界は納得できるものですが、その世界になるにはもう30年ぐらいかかりそうな印象。テクノロジーと時代の進歩は、予想外に早く来るものもあれば。意外に早く来ないものもあります。例えばスマホのような世界は早いなと言う印象ですが、燃料電池車については、中々、普及せず。というより多分普及しない可能性を高く感じます。したがって近未来のテクノロジーというのは、実現するかしないか?よく見極めないといけないなということです。
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最先端の知識人へのインタビュー集。学際的に研究し、歴史と現在を俯瞰してビッグ・ピクチャーを描く人たちの視点は魅力的。さっそくジャレド・ダイアモンドとユヴァル・ノア・ハラリの本を注文した。他の人たちの本も順に読んでいきたい。
この本は同じ大野和基さんのPHP新書「知の最先端」の続刊にあたるのだろうか。あのときもシーナ・アイエンガーやダロン・アセモグルの名前を知り、アマゾンのお気に入りに本を片っ端から登録した。いい企画だと思う。
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人工知能と格差を主題にインタビューしたもの。ダイアモンド、ハラリ、コーエンがよかった。
民主主義は、人類が直面している難題を処理する能力を失いつつある。テクノロジーの進展によって経済や社会が変化するスピードが加速しているため、有権者も政治家も、世界で何が起きているのか、将来どうなるのかを理解することができなくなっているため(ハラリ)。
テクノロジーが多くの格差をもたらし、多くの人が取り残された。テクノロジーの直接の恩恵を受けている人の生産性は向上したが、その範囲は限られている(ダニエル・コーエン)。
ベーシックインカムは、何が不可欠でいくら必要なのかを決めるのが難しく、コンセンサスを得ることができない。また、すべての国は貿易でつながっており、発展途上国は単純労働に依存しているが、他国の労働者に払うべきかという問題もある(ハラリ)。
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著名な研究者や思想家のインタビュー。現在の時の人の、それぞれの考えが要約されている。
読み応えはないが、インスタントでわかりやすく手っ取り早い。
入門書として良い感じ。
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知の巨人達の話は面白かったが,一方で以外と普通のことを考えているんだなと感じた.未来は基本わからないので,かもしれないとしか言えない.だったら僅かでもいいから未来を創れる人間になりたいと感じさせられた.
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エピローグで語られている通り、各々が分野でのトップクラスの人のインタビューを読めるのがお得。
こういう本でどういう主張をしている人達かを知って、興味を持てたら著書に手を伸ばすのが良い使い方なのかも。
他のレビュワーさん達も書いている通り、入門書として適している。
一方、中身の薄さもやや否めない。
容量そのものの問題もあるけど、インタビュアーの腕の問題もあるのかも
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最初の2人、ジャレド・ダイアモンド氏とユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビューが最も印象的だった。特にハラリ氏の論は、ほぼ同年代の自分にとって斬新な切り口ながらながら納得できる内容と感じられた。
・われわれはこの世にリアルに起きていることと、想像の中で作り出したストーリーを区別する能力を失いつつあります。
・われわれはパワーを獲得することには長けていますが、パワーを幸福に転換する方法はわかっていません。
・今は、三十年後の社会がまるっきりわからないのです。
・歴史から学べることは、油断してはならない、ということ。愚かさへの油断を防ぎつつ、叡智を信じる態度が戻られる。
・人生を生き抜く上では、絶えず新しいテクノロジーを学び続け、新しい経済状況・社会状況に対応しなければならない時代に入っています。しかしこれは、非常に難しい。なぜなら、人は本質的に変化を好まないからです。
・今日われわれが直面している重要な問題を扱うには、学問横断的なアプローチが不可欠となっているのです。
全体として、インタビュー形式で論者からうまく言葉を引き出していると感心させられた。それぞれの著書を読む上でも要約として、言換えの表現として、あるいは背景を知ることで理解が深まる。