紙の本
青に混じる赤
2020/07/26 17:04
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
限られた時間を一緒に過ごす、高校生の男女が静謐です。色を失っていく主人公・蒼也が、人間的な温かみを取り戻していくようで感動的でした。
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とりあえず泣ける。途中でもしかして緋奈も?って薄々気が付いたが、最後の日記で一気に涙が止まらなくなった。ずっと誰にも言わずにいた緋奈も死にたくはないだろうのに、蒼也にずっと寄り添って、優しすぎて…2人の運命が悲しすぎる。
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毎日を無難に過ごしていた僕、新藤蒼也は
進学クラスから自ら希望して落ちてきた
美少女・立波緋奈と隣の席になる。
だが、その矢先「無彩病」ー色彩が失われ、
やがて死に至る病気になったことを知り、
自暴自棄になってしまう。
そんなとき緋奈が「死ぬまで彼女になってあげる」と
約束してきて…。
美しい情景で紡がれる、
驚愕のラストに号泣必至のラブストーリー。
-------❁ ❁ ❁-------
1つずつ色あせていく世界に抗いたくても抗えない。
そんな苦悩を描いている作品で、
とても読みやすいものでした。
相手を苦しめてしまうと知っても
それでも伝えてしまう想い。
表紙も爽々さんと、好きなものづくしでした!
『私はそのうち、空の色がわからなくなる。
木々の色も花の色も、愛する人が照れ笑いをした、
赤く染った頬さえ見えなくなる。
だから、
最期まで愛する人が見る世界を隣で見ていたい。
世界がモノクロームに支配されるその日まで。』
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すごく泣けた。
今一番泣ける恋愛小説だと思う。
所々散りばめられたある伏線に気づいて、「まさか…?」と思う部分はありましたが、最後まで号泣ものでした。とにかく、儚く切ない…。
映像化したらもっと泣けそう。
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いいですネ、刹那系は大好きですが片方が死ぬパターンはかなり多くありますが、両方のパターンは稀有です。何故彼女は最後まで彼に伝えなかったのか謎ですし彼女の心内が興味惹かれる。
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終盤の展開に驚きました。途中で「もしかして…」と思う箇所がありましたが、読み終えた後、様々な伏線に気づき更に感動しました。
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徐々に色が見えなくなり死に至る無彩病になった蒼也と秘密を共有した緋奈の話。2人のやり取りや空気感が可愛くてずっと続いてほしい、が、無彩病発症後1年後には死ぬのは決まってて、カウントダウンが辛い。あと翔くん良い子過ぎるからほんまに幸せになってほしい。
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衝撃のラストでした。
2人の運命が残酷で、、でも緋奈ちゃんの想いが最後まで突き通されて、、悲しかったけど同じタイミングで同じような運命を辿れていたのはせめてもの救いだったのかなぁ。
涙が溢れて止まらない作品でした。
どうか次の世で2人が結ばれて幸せになれていますように。
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最後はそう来たかって感じだった。
途中ちょくちょく、ん?って感じる所があって、最後にあぁそう言うことかって。
こう言う病気が本当にあるのかと思って、調べてしまいました。
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もしかして、たぶんそうだろうな…なんて思う箇所がいくつかあって、結局ラストは想像できてた部分があるのだけども、それでも全体通してとても好きな話だった
自分だったらどうするかな
考えてみたけど、自暴自棄になる予感しかしない
でも人間いつ死ぬのかなんて基本的にわからないのだから、伝えられることは伝えて、やりたいことはやって、今を生きるべきなのかなぁと思った
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切ない。とても切ない。
1年という短い短い期間の間で一人の人間を愛した高校生のラブストーリー。
高校生だからこそ起こるイベントとか状況はとても甘酸っぱく、その先にあるはずだった未来を想像すると旨が締め付けられる。
そして伏線の張り方がとても上手でああ、そういうことかと納得した最後
読んでよかった作品。
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儚く切なく美しく。
読み進めて感じた違和感も最後にそうだったんだ。と。
色が次第に失われていく中で美しい景色はたくさんあって。
何気ない日常で見る景色も覚えておきたい。
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ブックカバーがボロボロになるまで何度も読みました。
こんな泣ける小説に出会えるなんて…読み終わった瞬間胸が締め付けられてとても悲しかった。
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ドラマを見ているようでした。
主人公はとても美しい恋愛と、美しい死に方をしたと思います。
また、色は人の心と深く繋がっていると気付かされました。
綺麗な色を大事にして生きようと思いました。
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僕と君の365日という僕と君と過ごすといった事が伝わってき、題名が素敵でした。表紙で「読んでみたい!」という気持ちが勝ってしまい、読んでみました。恋愛系の本を持っている人にとてもおすすめです。
でも、持っていない人もこの本がきっかけで好きになると思います。
とても楽しめて、面白かったです。