紙の本
数学に関する歴史?
2022/12/28 18:21
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず数学用語がよくわからないので、数学入門のつもりで読んだら数学・歴史・言語学の3方向からボコボコにされた。
義務教育をきっちりやった上で、ギリシャ語とラテン語、アラビア語ちょっとのたしなみがあると数学について造詣が深められると思うけど、そこまでできる人は数学もある程度できるんじゃないかなと思う。
ただ、中学や高校の数学教諭の人なら、生徒から数学用語の説明を求められたときにこの本は役に立つと思う。
それくらいの年頃のお子さんがいるお父さんお母さんもお守りとして持っておいていいかも。
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この本を手にしたときに
『もっと早くこんな本に出会えばよかったのに僕!!』
と思った。
数学がとっつきにくい理由の1つに『記号や用語が難しくてよく解らない!』という事がある。
例えば…
未知数はなぜxで表すの?
足し算の記号はなぜ+なの?
円周率はなぜπ(パイ)で表すの?
全ての事には理由がある。
その理由がとても興味深いもの、プッと笑ってしまうようなもの、ただ単に誰かが使い出しただけっていう流行のようなもの。
それって数学の記号だけではなくて
漢字や英語など我々が普段使う言語全てがそうですよね。
色々な「なぜ?」に答えてくれる一冊。
数学の辞書として一冊持っておいてはどうでしょう?
そして『数学を1つの言語としてみる』という視点を持ってみるのも面白いのではないかと僕は思うのです。
ただ、1つ欠点としては
どんな言語もそうなんだけれどそもそもの起源を示す文献が残っていないということが多々あるようで、「○○○という説がある。」という少し曖昧な表現で終わる事がよくあるということ。
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図書館で借りた。
あとがきコラムに載ってそうな、記号の由来や用語のうんちくの本。ものがたりというタイトルだが、起承転結があるわけではない。ひたすら小話の羅列で、4,5行毎に「ところで」と話が移る印象。
ただ、探しても見つからないような話ばかり。「方程式の『方程』って何か」などがたくさん詰まっている。
この本すべてを記憶できたら理想的だが、難しい。はたまた辞書的に使うにも難しい。活用法に困る良本…。
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専門用語っていまいちピンとこない、それが特に数学では。
自分はそんなタイプだったので、この本は本当に目から鱗だった。
すごく面白いので、ぜひ!