紙の本
正しいスパイスの使い方
2017/04/28 08:35
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きなスーパーに必ずあるスパイスの売り場。並ぶ小瓶に憧れを抱いて手に取り、使いこなせない現実を突きつけられた経験をある方は、私の他にもいらっしゃるのでは?
この本を読んでいたら、そんな思いをしなくて済んだかもしれません。この本のレシピは、食材や調味料の分量を書いたメモではありません。鍋の中の様子を見ながら適切なタイミングでゴーサインを出す監督か指揮者のための指南書なのです。
レシピの合間に著者のコラムがあります。著者がスパイスと悪戦苦闘した姿が涙をさそいます。
紙の本
意外に簡単スパイスカレー
2018/08/25 23:03
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
スパイスで作るカレーって面倒くさいのかと思ってたら、意外に簡単に作れるんですね。
基本のスパイス(ターメリック、カイエンパウダー、コリアンダー)はスーパーでも手に入るし、デパ地下に行けばもっと種類があるみたい。
スパイスの選び方などのアドバイスもあり参考になる。
キーマカレーが大好きなので、スパイスの好きな割合とか見つけたいな。
紙の本
本書はスパイスカレーに関する最良の入門書だと、個人的には思っております。
2017/05/13 15:33
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投稿者:楓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、基本の3つのスパイス(ターメリック・カイエンペッパー・コリアンダー)をベースに用いて、3つのステップ(食材を切る・炒める・煮る)で調理するスパイスカレーが、懇切丁寧に分かり易く解説されております。
つまり、市販のカレールゥが無くても、本格的な美味しいカレーが調理出来る事をご紹介なさっておられます。
それから、基本の3スパイスで作るカレー→はじめのスパイス+基本の3スパイスで作るカレー→はじめのスパイス+基本の3スパイス+仕上げのスパイスで作るカレーと、段階を踏んで各種スパイスカレーを修得出来る様に編集されております。
更に、末尾にには、「スパイスカレーQ&A」のコーナーが設けられておりますので、スパイスカレーに関する様々な疑問点も解消される様になっております。
以上の様な次第で、スパイスカレーに関する最良の入門書だと、個人的には思っております。
電子書籍
かなり活用してます。
2020/11/22 23:25
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投稿者:anonymous - この投稿者のレビュー一覧を見る
家でインド風カレーを作る時は、この本を見ながら。
コリアンダー、ターメリック、カイエンペッパーのみ。
本当に簡単にできます。
基本のカレーを何度も作ってコツをつかんでからは、徐々にスパイスを買い足して、
今はいろいろとスパイスや材料を足してアレンジできるようになりました。
今は家族から、外でカレーを食べる気にならないと言われます。
スパイスは楽天やら通販で買うと安いです。
非常に役に立ったので、この著者の方の他の本も買いました。
紙の本
本格的な
2018/05/15 05:40
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投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏になると本格的なスパイシーカレーを食べたくなるので、参考になればいいなと思います。簡単だし、おいしくできました
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たくさんスパイスを使わなくても、なかなか本格的です!自分の味を探してみたくなります。すぐに出来るものや、煮込むものや。。。どれも美味しそう。
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スパイス三つそろえただけで、なんか本格的調理をしている気分になれる。
一番最初の基本のカレーが作れたら結構それだけで満足できる。
ルーから作るカレーとはまた違うけど、この本格的感が楽しく面白い。
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本の写真は借り物
本当に読んだのはこちら
↓
私の食自慢・味自慢 5「カレー」
大きな活字で読みやすい本
嵐山 光三郎/監修
リブリオ出版
ライスカレーかカレーライスか問題が複数
あとナイルのカレー(山羊のギー缶詰)についても
複数著者が言及している
※安西水丸の牛脂=ギー、は勘違いでは
吉本隆之が即席カレー食べ比べ。なんか分かりにくい内容。
66 米飯食うべからず、とクラーク博士
らいすかれいはこの限りにあらず
164 ウサギ取りの針金は焚き火で軽くあぶって光沢を消す
204 戦時中の舞台。食事用に紙饅頭。本当に食べてこっそり出す
以下目次
ライスカレー 吉行 淳之介
ほんとうのライスカレー 井上 靖
ライス・カレー 大仏 次郎
ライスカレーとカツレツ 永井 竜男
カレーライス 秋岡 伸彦
米の味・カレーの味 阿川 弘之
カレーライス 池波 正太郎
ナイルさんのこと 丸元 淑生
カレーライス 内館 牧子
ゆうべのカレー 久世 光彦
カレー 増田 れい子
カレー中毒 清水 幾太郎
女王陛下のカレーライス 荻 昌弘/著
カレーはぼくにとってアヘンである 安西 水丸
カツカレーの春〈抄〉 五木 寛之
カレーライス 野呂 邦暢
カレー 手塚 宗求
カレー党異聞 神吉 拓郎
紙のようなカレーの夢 色川 武大
カレーよ、変わるなカレ 東海林 さだお
即席カレーくらべ 吉本 隆明
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ルーを使わずに大人も子どもも美味しい、しかも簡単なスパイスカレーを求めて7年目? ついに! まだ基本の基本を作ったばかりなので、☆は4つですが、これからこの本に載っている順番通りに作っていく予定なので、とても楽しみ!
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これは!家に必ず1冊なくてはならない本ではないか、と思う。おいしそうで、すぐに基本のチキンカレーを作ってみたが、本当においしい。市販のカレールーが油っぽくて胸焼けするので自分でルーを作っていたのだが、こっちのレシピのほうが簡単かつ、すごく味がいい。今回は図書館で借りたが、すぐに買いに行こうと思う。これからは週1手作りカレーがしばらく続きそう。
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今までネットのレシピで適当に作ってたけど、どうりでぱっとしないわけだ。と、この本を読んで納得しました。玉ねぎの炒め方、スパイスの使い方からやりなおします!実際に作ってみてから星を付けることにします。
【追記】
作ってみた。うまい!玉ねぎ炒めの出来が全然違う。分量を間違えたのでまたチャレンジしよう。
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市販のルーでもなく、カレー粉でもなく、単独のスパイスを使ってカレーを作ったのは生まれて初めて。
最初に紹介されているチキンカレーを作りました。
玉ねぎをじっくり炒めて、すりおろしたしょうがとにんにくを水で溶いたもの、トマト、そしてスパイスを1つずつ入れて馴染ませていきます。
水分をとばすことを意識して炒めていくと…ねっとりとしたペーストができあがる。
おお、これがいわゆる「ルー」なんだなあ。
これにお湯とチキンを加えて煮込むとチキンカレーのできあがりなのであります。
果たしてお味は…
けっこう辛い! わたしにはカイエンペッパーが多すぎたようです。
しかし、スパイシーな奥深いお味であることは間違いありません。
勝手ながら、これにバターを加えてバターチキンカレーにしたいと思ったりも。どの段階でどの程度バターを入れたらよいのかわかりませんが。
あと隠し味に砂糖を入れたらどうなんだろう、とか。
どんどんイメージが広がっていきます。
いろんな具材をスパイスで煮込む。
インド人にとってのカレーは日本人にとっての味噌汁のようなものだと聞いたことがあるけど、それがわかったような気がした。
味噌とだしでいろんな具材を煮る味噌汁のような存在。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉がごろっと入った日本のカレーは、いつも同じアノ味の、おいしい一品料理だものね。
それとはまったく別物なんだなあと。
それがわかっただけでも得るものがあった。
奥深いスパイスの世界、もっと知りたくなりました!
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カレーおいしいですよね。大好きです。
だけど、夏は市販のルーを使ったカレーよりもさっぱりしたものが食べたいなあと思うことが多くなってきました。
で、
このところ、夏はキーマカレーを作ることが多くなっています。
合いびき肉と玉ねぎ、にんじん、トマト。そしてゆでた大豆。
S&Bの赤缶、カレー粉を愛用。大量に使うのでもっぱら大きい缶がお気に入りです。
そして、クミン。まさしくカレーの匂い。欠かせない香辛料です。
時折近くのスーパーで少しだけ期限が近づいた(といってもまだまだ1年以上猶予のあるもの)大缶が半額近くで値引き品のワゴンに積み上げられていて、ホクホクと3,4缶買い込んでいました。
大きい缶の需要が少ないのを不思議に思いながらも、私にとっては大変ラッキーだったわけです。
ところが・・・
よくお邪魔する読書ブロガーさんが本書のレシピで3つのスパイスからカレーを作ることにハマっていて、もはやカレー粉を使わなくなったとのこと。
『目から鱗が落ちる』衝撃を受けながらも、本当においしく全く飽きることがないというではありませんか!!
料理上手でいらっしゃるようで、ブログ内に時折登場するレシピをまねさせていただいたことも数知れず。
となれば、まねしないわけにはいきません!
ずばり申し上げますと、
とにかくおいしい!
今までのカレーは、カレー粉は、ルーは何だったのでしょう?
もちろん否定するつもりはないんですよ。どれもおいしいですから。
でも
ターメリックとカイエンペッパーとコリアンダーだけで
おいしいカレーが長時間煮込むこともなくできてしまうんです!
週一以上の頻度で食べていますが、香しく食欲をそそりおいしいです。
今まで、カレー粉というものは、何十種類ものスパイスを絶妙な配合により完成させた秘密の代物で、必要なものを混ぜ合わせても似て非なるものしかできないであろうと思ってきました。
それが、たった3つで!それも本格的な(少なくとも私にはそう思える!)味わいなのです。
ターメリックは色を、カイエンペッパーは辛みを、
ではコリアンダーは?
舐めてみたところ爽やかさは感じますが、これがあのカレーの重要な役割を担っているとは、とても不思議な気がします。
スパイスカレーのレシピは、ネットでも検索できます。
ですが、
「東京カリ~番長」調理主任の水野さんのスパイスをめぐるエッセイと、調理の過程の写真がふんだんにありポイントがわかりやすい本書を手に取れば、あまりのシンプルさに驚き、手軽でありながらも本格的なカレーを作ってほおばりたくなるのは間違いないでしょう!
和食における味噌汁のように、懐が深くどんな具材もおいしくまとめることのできる存在。
カレーの底力を垣間見た1冊です。