投稿元:
レビューを見る
とてもよかった。
この人は自分の生き方を貫いている。だから他人に嫉妬することもない。
人生において仮説を立てることの重要性。
仮説を立て、それを信じて道を進んでいれば悩みは少ないと書かれていた。
信じること。
これが現代でとても難しく、大切なことなのだと思う。
投稿元:
レビューを見る
自分の過去の経験と照らし,ああ,同じように考える人もいるのね,と認識する.だからといって自分の考え(というかこれは哲学ですよね)が変わる訳ではない.もうぶれるような年齢でも無かろう,人は人,自分は自分.
投稿元:
レビューを見る
自分の道を見つけ、そこへ挑む姿こそ尊い、ということ。他者の顔色を窺ってばかりでは、道は見つからない。また、人が歩かなければ、道は草木に覆われ、たちまち消えてしまうのである。
第16回 人間は自然の一部 より
人生も、あなたが生まれて、あなたが生きてるのは、世界で唯一の条件であって、過去にあなたが生きた例はない。誰も研究していないし、どこにも発表されていない。人生とは、フロンティアなのだ。
第26回 仮説で切り開くフロンティア より
そろそろ引退、隠居と公言している森博嗣のエッセイ。
第1回から12回が雑誌掲載、4年後にWEBで40回まで、残りの8回を書き下ろしとのこと。
好きな作家さんなので、無条件で金言になりがちですが、日々の生活の中での気づきになるような内容です。cream of notesシリーズに読み慣れている方、彼のエッセイを他にも読んだことのある方はすこし物足りなく感じるかもしれません。けれど4年の隔たりがある掘り出し物感があるのと、作家自身書こうとしていたようなことを思い出しつつ書いたそうです。そこらへんの背景も踏まえつつ読むと面白いかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
筆者自身、悲観的に未来を考える方で、しかし実はそれこそが創作活動、創作エネルギーにつながっていることがわかる。
なんだ、悲観的に生きていて、いいんだって、勇気を与える書。
投稿元:
レビューを見る
前回と同じでやはりあまり面白くなかったのが読後感。
途中までは良かったがWebから紙媒体に切り替わった時点から本にする為の無理やり感が感じられた。
まあ前作がボロボロで時間とお金の無駄だったのに比べれば読んでよかったという感想にはなるが、もうこの作者の本を買う事はないと思う。もともと無かったのだから合わない作家のうちの一人という事になる。なんだろう、引きこもりの世界観が合わないのかもしれない。それとも中途半端なプライベートの出し方の問題かもしれない。
投稿元:
レビューを見る
こういう価値観もあるのかと。
「未知」という言葉は、知ることへのベクトルを感じさせる。自分は知らないが、しかし「まだ」知らないだけだ。知ろうとする希望が、人を前進させる。、、、未知こそが教養なのである。
投稿元:
レビューを見る
面白くするには、考えること。逆にいうと、考えることを放棄することは面白さを味わえないということ。考えることの大切を感じさせてくれる本だった。
投稿元:
レビューを見る
すごく良い本。森さんの中ではかなり仕事のやり方などに関する記述が多く、ビジネス書としてとても優秀である。
どうしたらやる気を出せるか?良い仕事をするにはどうしたら良いのか?などに関する彼の記述は、非常に核心をついており、若者におすすめのビジネス書を聞かれたら、他でもない本書をお勧めするのが正解だと思う。
・やる気を出す必要がない時もある。やる気を出すよりも、イヤイヤでいいからやってみることがベストの選択肢の時がある。
・良い仕事をするには、とにかく「時間的余裕」を持つことである。時間に追い立てられると碌なことがない。
・達人は努力などしない。ただコツコツと時間をかけて仕事をする。その余裕こそが、常に高い品質を保つ結果を生むのである。
投稿元:
レビューを見る
いつもの感じの森博嗣エッセイ
その辺の自己啓発本を読むよりはよほど意識の改善に役立つ
「道」の具体的な引き方を知りたい人はモヤモヤする内容だろうけど、そんなメソッドを知りたい人向けの本ではない
今まで何冊か森博嗣のメジャではない価値観のエッセイ(?)を読んできたけど
自分がそんな風に生きられているとは思わない
自分は森博嗣ではないし、そうなりたいとも思わないからね
でもそれでいいと思える
全てではないけど、自分のやりたいことをやれているからでしょうね
最初は月刊誌の連載だったけど雑誌の休刊によりWeb連載になり
さらに書き下ろしをプラスしたのが本作らしい
もう引退したはずなのに、こんな仕事の受け方もするのですね