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紙の本
泣いた
2019/08/16 18:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
私と同じ名前を持つ 純子ちゃんの事件
幸知の境遇や人生
神場さんの後悔やしこり
そしてラストの 慈雨 にも。
子供を持つ親として、
自分の子だったら…と思うと
酷く胸が苦しい。
四国遍路 と 事件 がどう繋がるの?
同じ展開の繰り返しになるんじゃないの?
と読み始めた作品だったが
予想以上に構成が緻密で丁寧で
400頁を一気読みした
作中全ての人(犯人以外)が
幸せであって欲しいと思った
紙の本
罪を背負うひとりの男は実は独りでない
2019/09/26 10:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通りの本です。そして「慈雨」の意味を辞典で調べてるのは当然のこと、読み終わった後も「このタイトルしかない」と思える作品です。長編ですが多少睡眠時間減らしてでも、一気読みがお勧め!!
紙の本
素晴らしい!
2021/09/22 21:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
これぞ柚月裕子の作品だという感じです。最後までスリリングで、おもしろいです。
紙の本
慈雨
2020/11/15 16:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事を定年退職した神場は、妻と四国遍路を始める。警察官としての半生を振り返り、深い悔いの残る過去の事件と、再び向き合うことになる。
過去の事件が冤罪でなければ良いなと、思いながら読んでいた。警察組織の中で正義を貫き通すことの難しさ、それに苦悩する人々。神場と、元上司、元部下、家族、いろいろな想いがあふれていて、涙腺を刺激するし、なんだか苦しくなった。
ラストの慈雨が全てを包み込んで浄化させてくれた。印象的だった。
電子書籍
慈雨
2020/02/09 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エクスプレジデント - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月先生の作品は数編程度しか読んでないのだが、これは泣けた。刑事魂に泣き、夫婦愛に泣き、師弟愛に泣き、親娘愛には号泣レベルに!お遍路という非日常と捜査現場のリアルが見事に融合して飽きさせない。素晴らしかった。
紙の本
遍路の巡礼のように
2020/02/03 10:38
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、つらい夢を見る。
退職後の巡礼中にも、
よみがえってくるのは苦い回想ばかり。
苦い回想に如何に対峙していくか。
正直、読み進めるのはしんどかった。
主人公に同化すればするほど、しんどい。
「慈雨」というタイトルが、ずっとしっくりこなかったけど、
読み終えてみたら、すっと腑に落ちた。
後味は悪くない。
苦しく長い遍路の巡礼のように、
完結すれば、明るい希望が見えた。