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映画原作は観てから読むか、読んでから観るか、いつも悩みます。今回は観てから読みました。
映像と小説ではたいがい小説のほうが情報量が多く感じるものですが、今作は割とイコールに感じました。そういう意味では映画版はよくまとまってますね。深読みすると色々深い作品です。現実の中にクロニクル京都があって、その中にまたクロニクル京都があって・・・みたいになるしね。
ただ、映画も小説もラストがちょっとわかりづらい。
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野﨑まど最新作。
かなり作り込んだ設定と、ド直球の青春ラブストーリーという、一種のアンバランスさが面白い。主人公の初々しい恋心や、如何にも高校生らしい『思春期の自意識』は流石にこの歳になるとただただ可愛らしい。終盤のスリリングな展開との対比で余計に可愛らしく見えるのだろうか。
ところで、まじまじとカバーを見て知ったのだが、『野〝崎〟まど』ではなく、『野〝﨑〟まど』だったのねw 何冊か本を買っていたのに、ぜんぜん気付かんかったww
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「第五の地平」以来、求める野崎まどに出会えていない。もちろん面白く読んで、楽しい時間であった。世間一般へ映画として見せるための作品として、この物語を書いたことはとても迷惑だと思う。青春の苦悩などという独りよがりの感情で世界を闢いてほしくない。実際の現実社会も、同程度に下らない高尚な目的で生まれたのだ、と認めさせられてしまう。実に興醒めなSFであった。よくできてる。
映画に行く予定はないです。
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ここは記録された過去の世界だと未来のお前だと名乗る人物。
彼によると最強のマニュアルに従えば、彼女が出来てかつ自分の希望でもある、彼女を事故から救う事ができると言う。
そんな計画に付き合うことになったのだか、マニュアル通りに彼女が出来た。
さて、このまま未来の自分の思わく通りに未来は変えられるのか?
記録された記録の改ざんとは。
野崎まどは、相変わらず面白い。
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一般的にSFにおいては、時間旅行により過去の自分と関わりを持つことは、タイムパラドックスを引き起こしかねないため御法度とされているが、本作はある仕掛け、あるシチュエーションによりそれを回避し、あまつさえ、積極的に過去を改変しようとする。
未来から来た自分(ナオミ)が過去の自分(直実)に恋愛の手ほどきをするなどという何だかラブコメ的展開は、ナオミの真の目的が明らかになったところで急転直下、世界崩壊の危機へと転じる。
可能な限り冒険を避けてきたような主人公の直実が、彼女である瑠璃のために危険へと身を投ずる展開は、映像にすると手に汗握るものとなっているのだろうことは想像に難くなく、映画の公開に期待感が増す。
そして、「この物語( セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る」というアニメ映画のCMのとおり、ここまで語られてきた物語がラストでひっくり返る段になって、なるほど、そういうことだったのか!と素直に驚く。
その小気味よさは野﨑まどの面目躍如といったところだろう。
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原作とあるが、映画のノベライズ的な位置付け?
錦高校を観るために映画は観に行くかな
錦高校は聖地になるのか?
タイムリープではなく、記録と現実というのは新しい。
エピローグがなかったら☆3つだった。
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25:恋人の死を回避するために、未来から来た自分と協働して歴史/未来改変する、と。システムも人物もちゃんと描かれてて一気読み。一筋縄ではいかないのが野﨑まどかなあ。意外に、もだもだの甘酸っぱさ多めでした。舞台が京都(知ってる場所)なのでより楽しめたと思う。
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『know』に続き、まど作品二作目。パッと表紙を見たとき「鴨川デルタじゃね?」と思い、購入。・・正解でした(^^ 簡単にいうと内気な少年が恋に落ち、世界を救う。アニメ映画の方が良さそう。前読んだロリコンSF(笑)の方が好きだなぁ、わたしは。星三つ半。
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こうだからこそ野﨑まどであり、こうでなければ野﨑まどではない。
野﨑まどにかかれば恋愛小説もここまで小難しくなる。
正直SF部分はほとんど理解できていない。
ただ一行瑠璃さんがとても可愛くて良い子だということは分かる。
完全に作家買いだから帯とかよく見ずに買ったのだけれど、今日天気の子を見に行ったら、予告でこの作品が流れてびっくりした。映画化ありきの小説だったのかぁとビックリしていたが、帯に普通に映画原作小説って書いてありましたわ。
まぁでもそんなに面白かったわけでもないし、映画は観に行かないかな。
そんなことよりバビロンの続きを首を長くして待っていますよ。
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京都を舞台に未来に過去に。
何度もひっくり返る展開に最後までハラハラだった。
他の何を失ってもたった一人の人を何十年も愛することができる真っ直ぐさが良い。
小説を読んだ後に映画を観るのが初めてなので今から映画がすごく楽しみ。
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うーん期待はずれ。SFものはほとんど読まないのですが、野崎さんの「know」を読んで以来、野崎ファンになってしまい、たまたま本作品を見つけたので、読んでみました。
今回もミステリアス(美)少女が出てくるのですが、ちょっとパンチが弱かったかな。
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ワシはどこに連れてこられたのだろうか。
少し未来の京都、全てが記録されているその世界で、愛する人のために記録を書き換えようとする主人公たち。世界と物語は転回し続けたが、最後に辿り着いた岸辺はどこなのか、ワシには分からなかった。それでも充分面白かったのだけど、モヤっとした気持ちでこれから考察。なお、今秋公開アニメ映画のノベライズだが、アニメの結末は別なのではと穿つ。
野﨑氏の作品の多くは「神」を定義しようとしているようにワシには思えるのだが、本作もその一端に加えられそうだ。今回は世界の開闢を見たのかもしれない。
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説明不足の感があるけど映像にすれば納得できそう。
最終的にはそれぞれの世界でハッピーエンドになったから良いけどアルタラの自動修復止めた後ってどうなったんだろう?
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丸善にて平積されていたので購入!
記録世界の住人の主人公は本当の世界の自分から、未来の恋人の死を予言される。主人公と本当の世界の自分と強力しあい悲劇の記録に立ち向かう!
電子の世界に自分の意志と思考と記憶を持つプログラム、所謂、人工生命が出来上がった時、私達はこの世界を疑わなければならない!
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う~ん、
映画観に行こう!
そんな感じの物語
というかなんだろう
物語は時空を超えるけど
途中から自分が取り残さる
ここはどこだ??
そんな感じになってしまった。
二人の自分と彼女が
この後展開にドキドキしたし
創造で、物質が出来るのが
なんかマトリックスの映画ぽっくて
面白かったよ
後半
私の頭が追い付かなかったので
真のエンディングは
映像でわかるかな