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面白くはあったが、結末がちょっと微妙...。
タイトルにあるほど「死亡フラグ」が内容にからんでいない感じがした。
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タイトルに釣られて購入。
最高の殺し屋・死神の正体をめぐるミステリー兼サスペンス。
いっけん無関係に思える3つのストーリーがひとつに集まる設定は良かったと思うが、集まり方が唐突過ぎるのが残念でした。ラストも呆気ない気がします。
登場人物のキャラは立っていてイメージしやすかったので、読みやすい本ではありました。
思わずクスッと笑ってしまうところもありました。
恐らく好みはわかれる本なのではないでしょうか。
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作中でも触れられていますが、「ファイナル・デスティネーション」のように、連鎖的に死に追いやる状況に追い込まれる。
「ファイナル・デスティネーション」と違う点といえば、あちらは運命というか歴史の流れというか、人智の及ばない力によって死に導かれているのに対して、こちらは殺し屋がその状況を作り上げていることでしょう。
出来れば殺し屋の視点からも、どうやって殺す場面までターゲットを導いていったのか見せて貰いたかった。
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【“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた…。第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。 】
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宝島社の「このミス」大賞の隠し球として文庫でデビュー。
死神と呼ばれる謎の殺し屋をゴシップ系雑誌のライター、刑事、
そしてヤクザがそれぞれの思惑と理由でその正体を
追っていくという展開は面白いのですが、その3者のベクトルが
合流するに至る経緯はやや疑問。まぁ、その3者を繋ぐ、今作に
おける探偵役の「本宮」が破天荒な天才肌ってキャラで
なんとか救われてる...かな。
死神の正体やその真相は伏線の張り方があからさま過ぎて、
結果そのままの真相なのはややあっけない気も...。最後に
もう一つ大きなドンデン返しを期待するのは過剰でしょうか?
登場人物のキャラ造型は上手いと思うのですが、
ドSな女性編集長やおかしな推理を繰り返す刑事も
なんだか上手く活かしきれなかった印象です...。
むー惜しい。
映画を思わせるラストシーンも結構好みが分かれそうです。
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終わり方が中途半端過ぎて思わずツッコミ入れてしまいました。それ位ラストが最悪な物語です。序盤から終盤までは面白かったのに.....
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読みやすいけど、個人的には重厚な本格ミステリが好きなので三ツ星。
んなアホなってのが多くて笑ってしまう作品でした。
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ある種の人たちにとっては非常にキャッチーなタイトル。
まじめなミステリーとして読んでしまうと、強引さやトンデモ感が目立ってしまいますが、ミステリーを装ったコメディなんだと割り切って読めばおもしろいです。死亡フラグを立てた人物が十重二十重な罠にはめられていく様は、ありえないと思いつつ楽しく読めます。
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タイトルにまず惹かれました。
私はおバカなのでミステリー系はあまり読んだことがなかったのですが…本当衝動買い。バナナの皮が凶器って何?
主人公の売れないライター・陣内トオルと究極の殺し屋・死神の話。殺し屋といっても「殺人」ではなく「事故」に見せかけて殺す…あくまで「事故死」になるように演出するのです。
ラストが私としてはしりきれトンボな気はしますが結構おもしろいです。日常の中に仕組まれた死の演出、本当にこんなことで人は死ぬのかと思いました。
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まず、表紙に惹かれ。
何ともB級感溢れてるやん。
で、帯の裏を覗き込み。
18ページまで立ち読み・・・・・・するまでもなくネタ買い。
周りの笑いを誘い、脱力感に囚われる者の期待を裏切り、ネタ満載の内容に驚く作品でしたよ。
B級映画のノリが好きな方にお勧めの一冊ですぞ。
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元原稿600ページ超えを341ページに削ったと解説にある。400ページくらいあっても良かったかな、とも思う。
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途中までは面白かったんだけど。
犯人にリアリティがなさすぎだし(境遇といいトリック?といい)
最後は収拾がつかなくなった感じだし。
ひまつぶしにはなったけど、読み返さないと思う。
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終わり方がイマイチという事を聞きましたが、私はB級っぽい終わり方でとても好きでした。途中からどんどんテンポが良くなっていって面白かったですし、登場人物も好きになりました。
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プロバビリティの犯罪もの、いいね!
狙った相手の背景を調べ尽くして、何カ月も前から罠をはりめぐらせ、追いつめる。
そのドミノ倒しのような遠大な計画が、てんこもりに出てきて面白い。
以下ネタバレ感想。
この小説の世界では、殺し屋の手にかかって人がぽんぽん死んでいく。
そういうものだと脳をアジャストするのがたやすい。
んでラストまでそのトーンが変わらないのがいい。
途中で思わず感情移入しそうな「ええ話」展開も、切ない恋愛がらみの展開もある。
でも作者はそれを容赦なく叩き壊す。
それがあまり後味悪くないのは、人間を深く描きすぎない、全体のトーンが統一されているからかと思う。
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表紙とタイトルにひかれて買ってみました。
リアルさとかを追求しちゃいかんけど、さくさくっと読めました。
映画とかにしたらおもしろそう。