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表紙絵と
2021/01/12 06:29
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名は、とても恐そうだけど、謎解きが複雑な感じがしてじっくり読みたいと思う。
登場人物も、紙に書いてゆっくり読んだ方が私には良さそう。
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毒殺に興味のある老若男女が、あるキッカケで集うことに。
その回の中でも話したドクを使ったミステリをネタ元に小説を出版した男たちが、泥酔した状態で路上で寝込みクルマに轢かれ亡くなった。
それは本当に事故なのか?
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女性二人著者の第16回鮎川哲也賞佳作
今まで何故か出版されなかったとか、見かけちゃったら買ってしまうよね!
しかも、作中作……中作。
そう、作中作中作!
これは読まねば!
と、言う事でさっそく読み始めたのですが
女性(しかも二人)の作者!
読み心地の良さ+文章中のミステリ扱い方が、とてもしっくり!!
一か所、本文でなければいけない段落が、作中ぽく書かれていて
「これ絶対こっから始まる何かDAAAAAAAA!」
ってメモしたけども、恐らくは写植のミス。
三人称だったのがいきなり「私」になって
「おお!?こっからか!?」
って再びメモしたら、どうやら主人公が記事を読んでいて、その記事の地の文……だった模様。
終盤、佳境になって、メンバーの素性が明らかになって来るのは良いのですが
知らない名前や出て来てない人物の名前がちょっと多くて……
「ん?誰?今まで居たっけ?」(初登場)
と、無理矢理説明を付けるためにごちゃごちゃ人を新しく出してしまう感じ。
恐らく最大の謎は佳境辺りで想像ついてしまうので、
その説明の為、ゴールにまとめる為にぎゅーーっと詰め込んでしまった感じ。
後半読むのが辛くなってきてしまったけど、文章の読みやすさで何とか完読。
15年前なら恐らくすんなり読めていたミステリ。
今時は折角の作中作中作なら、恐らくもうちょっと叙述で捻ったり、解決をスムーズに……とか思ってしまった。
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一気読みしました。一気読みしないとわからなくなりそうな構成で、はじめは少し進みにくい感じでしたが、作中作が二重になっていて虚構と現実から現実に真相が解明していくスピード感がとてもよかったです。
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01月-09。3.0点。
大学でミステリ愛好会だった主人公、OB会の帰りに轢死体を発見。被害者はミステリ作家、死亡時のことを編集者から聞かれた際、作中作の存在が。。。
被害者は、毒殺方法を話し合う匿名サークルにいたのか。
作中作の多重構造で、少し分かりにくい部分もあったが、2時間ドラマのようでサラッと読めた。
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文中に『毒殺倶楽部』といった小説のストーリーが展開され、それが現実的に存在してるような錯覚を感じながら進むといった不思議な作品であった。
主人公である祐二と香織の立ち位置もやや疑問であり、後半まで事件の動機にやや不満を抱いていたが、最後にちょっと納得できた部分があったので読了後はスッキリした。
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「ミステリー作家を殺したのは、デビュー作の登場人物たちなのか?」という、なかなか謎な帯に惹かれて読んでみた。
轢き逃げされて死んだミステリー作家の作品『ポイズンクラブ』に出てくる登場人物たちは実在するのか、また彼らに著者は殺されたのか。
作中作と現実と交錯してるのが面白くもあったけど、現実の登場人物で結構こんがらがってしまった感。
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小説『毒殺倶楽部』の著者は、作中の登場人物に殺された? あるミステリ作家の死は様々な憶測を呼んでいた。
しかし、作中の毒殺倶楽部のメンバーだと名乗る人物の出現で、事件は思わぬ方向に転がり始める……。
作中作と現実世界が交錯するミステリ小説。
作中作の多いミステリは、一冊で色々な話が楽しめてお得感があるのが好きポイント高いです。
作中作の『毒殺俱楽部』とリンクするように現実の登場人物が出現し、作中で起こった事件が現実のものであるかのようにストーリーが進行していくのですが、作中作には様々な人物の意図が絡んでいるので、現実と作中作の登場人物は別人だとわかっていても混乱してしまうかも。
主人公の女性がやたら勘が良い? 察しが良い? のでストーリーが都合よく進行しすぎる感じもしますが、読みやすく動機も腑に落ちるもので楽しめました。
自分ではない誰かを自分の身を呈しても大切したい、守りたいと思えるのって、人として気高くて素敵です。