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サービス業はAIに代替されてしまうともいわれるが、本書を読むと少し考えが変わる。紹介されている人たちの仕事は決して機械に肩代わりさせることはできないし、他の人間もできない。誰にもできないサービスを提供している人たちなのだ。
しかも紹介されている人の多くは他人のために働くことを自然に行い、苦労を苦労と思わず、自らの人生の一部にしている。それも悲愴感がない。
昨今、ワークライフバランスの考えが浸透しつつある。そこでは仕事は生活と対立するものであり、それ故に平衡を目指すことが求められている。ただ、仕事の中に人生を見つけたり、人生の大きな要素が仕事だったりする人にかような考えは当てはまらないのだ。
労働とは何か。日々の生活をいかに捉えるべきなのかを考えさせられる内容であった。
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副題に「おもてなしの神」とあります。
常にお客様に喜んでもらえるには、どうしたら
良いのか考え抜いて実践する。
そのサービスを受ける側はそれを当たり前と
思ってしまいますが、その裏側の努力は凄まじ
いものがあります。
そんな「神対応」を毎日行う人たちのルポ
です。
日暮里の「一由そば」も出ており、お店の
チョイスもいいです。
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ここで紹介されているサービスの達人、それぞれの達人のこれまでの人生と哲学に裏打ちされたこだわりによって感動を生み出していく。サービスとは、どれだけ相手の気持ちに寄り添えるのか、相手の気持ちを想像できるのかということがベースだということを改めて思い起こさせてくれる。
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各業界のサービスの達人たちにヒヤリングした内容を文章化したドキュメンタリーで、どの達人についても、興味深いエピソードが多く、著者のインタビューの深さや愛情を感じることが出来る内容で面白かったです。
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相変わらず野地さんのサービスシリーズは素晴らしい。
よくぞこんなサービスの達人を見つけてきたなと思う。まだまだサービスの達人を語り続けて欲しい。
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サービス業とは何ぞ。
何人ものサービスの達人が「どんなバックグラウンド」で「どんなサービスを心掛けているか」を教えてくれるので興味深い。
がしかし、文中に所々違和感を感じる。
女子高生のバイトと不倫の下りで女子高生をJKの表記、色々な達人を紹介するにあたって主語はほぼ苗字(呼び捨てやさん付け)なのに30代のシングルマザーはなぜ名前にちゃん付け?
本筋とは関係ないところでいい気持ちはしなかった。
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いいサービスとはマニュアルではないし、コンセプトではない。いても立ってもいられない気持ち、やらずにはいられない気持ち、多少、おせっかいな気持ちから始まるものだ。
勝負するならサービス
感動とはびっくりさせること
びっくりさせるには客のことを知らなくちゃいけない
自分だけの商材、そこでしか食べられない商品を持ってないと生き残れない。
ドライバーが自分でやればいいじゃないか。
いえ、みなさん、私を頼りにしてくださるのですから。客を甘やかしている。今後、増えていくサービスとはこうしたものなのかもしれない。
「Never say No!」
顧客に対する最低のサービスとは自分がへこたれないこと、会社が倒産しないこと
読者について世界一詳しくなること。
読者の感情を深く理解して、心から歓迎し、自分たちが読者を大好きであることを伝えること。
サービスの姿勢について学ぶことができた。
マニュアルではなくて相手のことを考えて自分でどうしたら喜んでもらえるか考えることが大切である。知らない職業についても知ることができた。特にレクサスの話は心に残った。機転をきかすことはすごく難しいのだろうなと思った。出てくる方は皆さん失敗や苦労を乗り越えて自分なりの気付きを活かしている。私も試行錯誤して前向きに頑張りたいと思う内容だった。
どうしても固有名詞が多くなるので写真などがあればわかりやすかった。
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題名で想像する内容とは違いました。一由そばとアグラオネマの人以外はほとんど普通の人(想像を超えない)です。
仕事においてそれぞれのサービスがあるのかもしれませんが、特別何か人と違ったことをしているかと言われるとそうではないです。
サービスに焦点が当てられているかと思いきや、個人の人生について長く書かれていて、そんなに仕事を語る上でバックボーン大事かな…?と思いました。
あとちょいちょい挟む筆者の意見いらないなーと思いました。
良かった点は、知らなかった雑学が少し増えたことぐらいです。