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紙の本
「寂しいのは、おまえだろう」
2002/07/31 21:02
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投稿者:迦鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
4巻目にして、ようやく「シャーロック・ホームズ」という名前のキャラクターがあらわれます。(「アフガニスタンから帰国された〜」の名台詞付き!)
ただし、彼がかの名探偵かというと・・・あいかわらず一筋縄ではいかない設定です。
彼の登場で、物語が一気に加速を始めたように感じられます。前巻までのワトスンとニエベスのエピソード、モリアティーの本名とそれにまつわるトラウマなどがあらためてクローズアップされ、ひとつの流れにまとまっていくようです。
このシリーズの登場人物はそれぞれ心に空洞を抱いているのですが、マチルダとの関係で傷を癒しつつあるデレクや、苦しみはしても本質的な強さを感じさせるワトスンと比べ、限界を超えたときにぽっきり折れてしまいそうなモリアーティの危うさが印象的でした。
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