投稿元:
レビューを見る
エキゾチック系は好みではない。
「ねじまき少女」もどこが面白いのか判らなかった。
と、ボダールの本の感想で書こうと思ってたのに、あちらが停滞している間に、こっちのほうで書くことに…
で、こっちにはご丁寧にもエキゾチック兵器などという代物まで登場する。(やれやれ)
道具立ては、SFではなくラノベ(鎌池和馬とかの)なんだけど、こんな奇門遁甲なお話をヨーロッパ系読者が喜ぶのか、それともアジア系にアピールするのか?
いずれにせよ、もはやSFはコンテンポラリーではなくヴィンテージを味わうべきもの、なのかもね。
投稿元:
レビューを見る
頭の中の胃袋が、満足する正餐(面白いお話)でした。文句なしの星5つ。
物理大系を侵食される宇宙の運命と、体制に忠誠を誓う兵士に宿った、大逆人の霊体というちぐはぐバディもの、という時点でもう面白い。
章区切りで、ある種のシーン描写を省いているな?という疑惑はもちますが、そこはこの作者の味とみなします。
ただ一点だけ難を申し上げると、解説および周辺の読者の態度。
著者がFtMでゲイだからって、娯楽作品に作者のジェンダー観が投影されているとか、フェミニズム(最近はうす汚いモノとなり果てた)的読み解きをするのは如何なものかと。
娯楽作品は娯楽作品として楽しむのが、粋というものです。
投稿元:
レビューを見る
図書館で。
マーダーボットダイアリーのあとがきに今、女性作家さんのSFが面白い、みたいに紹介されていたので借りてみました。
白菜のピリ辛漬物が大好きな人種のために白菜の輸送だけをさせておくには惜しい人材、とかはクスリと笑わせていただきましたが、なにせ戦闘のイメージが全然つかない。陣形と計算だけでどうやって戦ってるんだろうというのが想像できなくて断念。政治的駆け引きも登場人物それぞれに文化と背景があるので覚えきれなかったので断念しました…