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技術的にできるかどうかと、人類がその実現を求めているかは別の話。
身体的制約が人を人たらしめていることを自覚するとまた違った論調になると思う。簡潔に言うと筆者が思うほどに人類のマジョリティは意識高くないと言うこと。
もっと読みやすい構成にできる余地は多々あり
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骨太な未来予測本。
すぐ先の未来ではなく、2060年だから40年くらい先の未来を予測した本。
40年も先になると、たんなる当てずっぽうになりがちなんですが、
この本ではそれを出来るだけ論理的に
導こうすることにチャレンジしているように見えます。
(詳しくは本の巻末に載っています。でも、結構難しい。。)
色々な分野の未来予測が載っていて、単純にワクワクします。
が、自分の未知の分野だと途端に専門用語のオンパレードで、
何を言っているのか分からなくなることもしばしば。。
それでも未来のワクワクには勝てずに、読んでしまいました。
少し残念だったのは、この本がコロナ下になる直前に発売されてしまったこと。
コロナになったからといって、そんなに未来予測が
大きく変わることはないと思いますが(むしろ早まる?)、
コロナの影響についても言及されていれば、もっと良かったんですが。。
まぁ、こればっかりは運が悪かった。
でも、最近こういう系の本が色々と出てきているので、
その一冊として読んでみるのはよいと思います。
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AI・IOT・ロボット・MaaSなど、これから本格進化していく未来の技術を、世界各地の膨大なイノベーションデータから書き出した一冊。生活文化・食農・都市交通・医療ヘルスケア・知覚と身体までジャンル豊富で、これから10年20年後に実現しそうなありとあらゆる未来技術のオンパレード。良質なSF小説を数冊読んだような読後感だが、これはSFではなく現実に起こる未来なんだなーと思うとワクワクしてくる。
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未来の世界が、様々な観点から描かれている。未来予想図、未来の部品と2分類に分けて、また、注目情報として成長領域、解決すべき社会課題が書かれており、未来の情景が具体的にイメージしやすく工夫されいる。未来に向けて世界が大きく変化する中、その変化を感じ取り、適応していく事、自ら未来を創り出そうと様々な事にチャレンジていく事の重要性を再認識させられた。
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様々な未来予測系の本を読みましたが、個人的にはこの本が最も好きです
ファクトの裏付け(研究事例)及びそこからの世界観がたまらなかったです
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自分の身近な分野以外は読み辛さを感じた(要は知らないから)。
ただ、浅く知見を広げるには都合よかったかも。
調べながら読めば面白き。
変化が多すぎて未来の予測なんて難しい、なんて話もよく聞くけど、過去の過程と発展途上の技術の知識があれば予測もできるんだなーとか思った。
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流し読みのみ。
いろいろな分野を浅く広く知りたいと思っていた。しかし、技術者に向けた専門的な記述と、一般層に向けた俯瞰的な記述が混ざっていて読みづらかった。そして、いろいろなトピックを扱っている分、それぞれの説明に十分な紙面が割かれておらず、全体的に説明が中途半端な印象を受けた。
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低沸点液体 34℃ 洋服の形状変化、
導電性高分子SPEDOT
食はフードミクスという総合科学へ
データアグリ 遺伝子スイッチング機能のマイクロRNA 昆虫食 培養食品
データ漁業 海面養殖 水中ドローン・バイオメティック
日本の漁獲高世界7位に低下、世界水産物消費50年で2倍
ドライ計測から、生化学分析を伴う生体計測へ
常時センシング、生体情報のデジタルツイン化
ISS後継 月軌道プットフォームゲートウェイ
SSPS宇宙太陽光発電
宇宙での太陽光発電力を電磁波送信
レアアース泥
5000m深海からの引き上げる技術
脳のデジタルツイン
ムーンショット研究
伸びしろ、境界なき発散、前例なきもの
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https://www.silkroadin.com/2020/08/blog-post_21.html
本書は2030年頃~60年頃までの未来について書かれています。
科学技術的エビデンス(根拠)を集めて書かれていますので、現時点で実現可能性の高い内容になっているのが特徴です。
有望成長領域、解決すべき社会課題や研究プロジェクトなども紹介されています。
これからの社会で必要とされる事業を見つけるきっかけにもなるかもしれません。
本書を一貫して流れているコンセプトは、「リアルとバーチャル、サイバーとフィジカルの一体化により、人の可能性はますます広がる。そのためには、ヒトの相棒としてのAIは必然であり、ともに歩んでいく」ということです。(引用、2060 未来創造の白地図 人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる/川口伸明/技術評論社)
センシングとデータ、AI技術無しにわたしたちは未来を生きることが出来ません。
人間だけでなく、都市、車、あらゆる製品がセンサーとデータ、AI技術を使用して相互作用するようになると言います。
そして、技術を支えるエネルギーや環境問題も同時に考えなくてはなりません。
再生可能エネルギーや環境負荷低減など課題は多くありますが、すべては未来を良くするために必要なことです。
わたしたち一人ひとりに出来ることは多くないかもしれませんが、消費や、投資、経済活動を通じて、良い未来をつくる手助けをすることは出来るのではないでしょうか。
そのためにわたしたち一人ひとりが社会について考え行動していくことが必要です。
2060 未来創造の白地図 人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる/川口伸明/技術評論社
是非ご覧ください。
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2060年を想定した未来での生活を想定して書かれている。
3Dプリンターで出力した食事など…
人類そして地球にとってなにが幸せか、考えてしまいます。
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どこに先端テクノロジーを使い、どこに人の手を残すのかのバランス感覚が重要。
また、コンセプトは「再生エネルギーの利用」「環境負荷の低減」になる。
「リアルとバーチャル、サイバーとフィジカルの一体化により、人の可能性はますます広がる。そのためには、人の相棒としてのAIは必然であり、ともに歩んでいく」
生活空間
1 環境への適応制御(熱、光、電気、圧力により自動で色が変化する物質)
2 データを人の思考や行動パターンと結びついた形で解析し、個人のニーズを先読みする新たな製品やサービス
3 生体機能の外部機器化
農業…フードテック、海洋牧場、調理AI、節水農業、土壌生態系
EdTech…アルクテラス、花まるラボ、イマジニア
自動運転…人の移動から、機能、価値の移動へシフトする。「移動と何をセットにして売るか?」「クルマの目的が、人の移動ではなく、機能や価値、サービスのレンタルになる」
キーワード:自動運転、パーソナルモビリティ、Connectedカー
都市…技術や機能だけでなく、都市そのもののストーリー、都市のコンテンツが別に必要になる。一つのスマートシティや複合施設ですべて完結するわけでなく、異なる提供価値を持った多種多様な都市とコミュニティ群が連携していくことが重要。
キーワード:スマート防災、大規模木造建築、造園
知覚と新耐性の拡張
キーワード:夢への介入、パワースーツ、脳駆動モビリティ、外骨格ロボット、身体拡張による超人の誕生日
医療・ヘルスケア
キーワード:AIロボット技術、都市のいたる所での生体認証、腸内細菌情報、整体情報常時センシング、がん、認知症治療、ナノロボット、老化抑制
腸内細菌の可能性…人間の病気、健康状態、寿命、遺伝子に、腸内細菌が関与している可能性が発見されつつある。
宇宙と地球
キーワード:気候変動の、宇宙と海洋環境による予測、人工サンゴ礁、テラフォーミング、スペースコロニー、宇宙農場、塗れる太陽電池、水溶性プラスチック
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第1章 ライブ化する世界、心が躍るほど楽しい生活
第2章 食と農のデジタル化が、食糧増産と健康長寿を促進する
第3章 ロボット化する交通、ゲーム化する都市
第4章 知覚と身体性の拡張―身体機能や知覚能力の違いが、新たな個性として、価値を生む
第5章 医療・ヘルスケアの未来―持続可能な未病マネジメント
第6章 宇宙・地球規模で資源・エネルギー・環境を考える
第7章 知の未来・知の進化―新たなるグレート・ジャーニー
巻末資料 未来を描く手法と道具
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今後の有望成長領域について、予測されるストーリーをエビデンスをもって紹介するもの。大変面白いのですが、afterコロナであっても、このままとなるか、あるいは、見方が変わる分野があるか。
ここで紹介されている未来には関心もありますが、やや懐疑的になる箇所もあり、人間の幸せとは何かと考えるきっかけになります。
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浅く広く入り口のインプットに。だけど、ここに書かれている夢、全然ワクワクしないね。本質的に残したいもの、を大事にしたい。
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<目次>
第1章 ライブ化する世界、心が躍るほど楽しい生活
第2章 食と農のデジタル化が、食糧増産と健康長寿を促進する
第3章 ロボット化する交通、ゲーム化する都市
第4章 知覚と身体性の拡張~身体機能や知覚機能の違いが、新たな個性として、価値を生む
第5章 医療・ヘルスケアの未来~持続可能な未病マネジメント
第6章 宇宙・地球規模で資源・エネルギー・環境を考える
第7章 知の未来・知の進化~新たなるグレートジャーニー
<内容>
著者はコンサルティング会社の部長。ただしそのコンサルは未来に向けられている。ここに書かれている内容は、SFや夢の世界ではなく、現在すでに研究や開発が進んでいる分野の予想を書いたもの。理想の社会が描かれている一方、ちょっと怖い予想も(医療や食糧など)ある。第6、7章は想像もつかない分野。人類は40年後ここまで行っているのだろうか?