紙の本
優しいお節介
2020/04/22 15:27
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投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもながらのお節介長屋(笑)。でも、優しいお節介。お節介と言うと、何とも鬱陶しいと感じるが、この長屋のお節介は、優しくて気遣いがある。ひょっとしたら、今、ほしいのはこんなお節介かも。いつもほっこりさせてもらってます。
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畠山健二というお名前、本所おけら長屋という作品、知らない人も一度読めばやみつきにw。知ってる人は読了後にただちに次の発売日をチェック!(十五巻は今秋の予定だそうです)島田鉄斎、お染よし。お満、万造よし、お栄、松吉よし。八五郎、お里、お糸よし。おけら長屋のみんな貧しいけど輝いている。まつあね、かたまゆ、きれかけ、おみくじの4話。今回は辛口の評価で。10点満点で、まつあね10点、かたまゆ10点、きれかけ20点、おみくじ20点(^-^)
畠山健二「本所おけら長屋(十四)」、2020.4発行、まつあね、かたまゆ、きれかけ、おみくじの4話、再読。松吉の義姉・お律、なかなかの人物。20両を盗まれ大怪我をした新吉に「20両はわたしが用意します」そして「本当の証文は心の中にある」と。新吉盗難の事件性に立ち上がった鉄斎、その友人である火盗改・筆頭与力の根本伝三郎の登場、めでたく解決した「まつあね」。お茶目な黒石藩主高宗、あぶないところでした「かたまゆ」。下駄というものは片方では役に立たない。人だって同じ。佐久助とお菜美、下駄の鼻緒の「きれかけ」。
第2話「かたまゆ」は「阿波で~す」の笑い話ですが、第1話「まつあね」は松吉の義姉お律の人間性を描いたいい話。第3話「きれかけ」は、下駄の鼻緒に因んだいい話。そして第4話「おみくじ」での文七とお糸の子供の誕生、おめでとう! 畠山健二「本所pけら長屋(十四)」、2020.4発行、再読。
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今回も文句なしの面白さ。マンネリ化してつまらなくなりそう巻数ですが、全然衰えない!
やっぱり殿様が出る話が大好きです。
ストレスがたまったり、疲れたりする現実には、万事うまくいくこの本がぴったりですね。
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ドタバタしながら最後は良い話になるのが分かっていても、やっぱり面白いおけら長屋。
どれも甲乙つけ難いのですが、今回は「かたまゆ」が一番良かったかな。
高宗さんのような大名がいたら、藩の人たちも生活が豊かでなくとも幸せになりそう。
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本物の殿様だろうが、偽物の殿様だろうがどうでもいいんで。“好き”か“嫌え”かってことだけでさあ。.
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いいなーこのひとたち.
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松吉の義姉、お律さんも加わって、おけら長屋はますますバージョンアップ。
裏の長屋のお奈美ちゃんのことも丸く収まり、最後はお糸ちゃんの出産。
雷で逆子が治ったのはびっくりだが、丸く収まってなにより。
雷蔵ちゃん、先が楽しみだね。
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松吉の心優しい義姉、お律の二十両。
お糸ちゃんの出産と、じっとしていられないおけら長屋の人たち。
おけら長屋のメンバーが増え、またまた賑やかで温かさを感じられる展開に。
やりがいを持って働くことの大切さ、環境を選ぶ大切さを感じたきれかけ。
殿様が出てきて酒が絡んであわや切腹、のかたまゆ。
どれも楽しく読めた。次も楽しみ。