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紙の本
寺田寅彦氏による39編の随筆を集めた作品集です。
2021/02/02 10:13
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦前に活躍された物理学者、随筆家、俳人という幾多の肩書をもたれていた寺田寅彦氏の作品です。寺田氏は『蒸発皿』、『万華鏡』、『柿の種』、『蛍光板』など数多くの作品を発表されている方でもあります。同書は、「このごろはしばらく<世界の夕凪>である。いまにどんな風が吹き出すか、神様以外には誰にも分りそうもない」(「夕凪と夕風」より)といった名文が掲載された書で、初期から晩年まで、季節を主題にした随筆作品を歳時記風に収録した作品集です。生きる世界を俳諧に見出し、科学と融合させた独自の短文集ともいえるのではないでしょうか。文学的随筆の代表作として著名な「団栗」や「竜舌蘭」をはじめ、夏目家の文章会以前の「祭」、「車」、「窮理日記」、「凩」など全39篇が読者に楽しんでいただけます。
紙の本
幅広い視野を持つ
2022/05/07 03:04
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
物理学と文学という、両極端の世界で活躍した著者の人柄が伝わってきます。自然界に鋭く眼差しを向けつつも、時には自由奔放な想像力を巡らせていました。
紙の本
科学者が虫や花や...を語ってみたら。
2021/04/04 17:48
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
数多くある寺田寅彦作品のリミックスの中で「季節をテーマ」にしたというのが、もう目の付け所が良いと思う。それにしても、寺田寅彦の作品に「歳時記」とあてられるほどの随筆がこれほどあったとはと、少し驚き。たとえば、花や虫のことを語るにも、科学者としての知識がちりばめられ、これほどに深く興味深いものになるとは、とさらに驚く。寺田寅彦をこれから紐解こうとするひとにもおすすめ。
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