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中学受験 大学付属校 合格バイブル
著:野田 英夫
中学受験において、大学付属校の人気はますます過熱しているものの、実は、大学付属校志望者の親でさえ、あまり知られていない事実がある。大学付属校と御三家をはじめとした進学校では、中学入試の出題傾向が全く違う。同じ偏差値帯の学校であっても、大学付属校と進学校では出題傾向が違うために、対策も大きく異なることになる。
本書の構成は以下の8章から成る。
①どんな子が大学付属校に向いているか
②大学付属校の出題傾向
③大学付属校受験のための塾の選び方・使い方
④やる気も学力も上がる野田式勉強法
⑤大学付属校受験のための模試活用術
⑥大学付属校受験のための過去問対策
⑦得点力が一気にアップ!科目別10の攻略法
⑧志望校と併願校はこう選ぶ
魅力のある大学付属校。全てが見えていない現状において、メリットばかりではなく、デメリットについてもやはり気になる。しかし、可能性の広がりという点においては、付属校の魅力はやはり大きい。
選ぶのは子どもであり、行動するのは子どもではあるものの、親として知っておくべき、知っておいた方が+になることは本書にはたくさん書かれている。押しつけはしたくないものの、背中を押す材料として得られたものは多い。