『ルドルフとノラねこブッチー』
2020/07/11 20:07
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
年の瀬せまる江戸川の町
デビルからルドルフにニュースがもたらされる
ブッチーを置いて町を出て行ったもとの飼い主が近所にあらわれたという
ブッチーをむかえにきたのか
それとも幽霊か
住む所をつきとめたブッチーは、ルドルフといっしょにその町に向かう……鉄道を使って
『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズ待望の第5作、2020年6月刊
友情、冒険、成長──三拍子そろった物語にノラねこの矜持と親分ねこの胆力が花を添える
「おれの名まえはイッパイアッテナ!」
タイガーの啖呵がなんと言ってもかっこいい
2年生以上の漢字にはルビがついて、小学生からルドルフと育ったかつての読者まで
初版はうれしいシールつき
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久しぶりの懐かしい世界。
良くも悪くも、物語の筋書きが、最初の頃と同じかな。
図らずも、あの通い猫アルフィーのシリーズと続けて読んでしまい、ルドルフシリーズも翻訳して他の国の人に楽しんでもらえるかな、と思ったけど、言葉が読める猫の話で言葉遊びの部分も多いから、難しいか・・・。
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今回のルドルフはかなり世渡り上手になっていてまたまた仲間をふやしていてブッチーを助けていてよく頑張っていてよかった。イッパイアッテナの貫禄も磨きがかかっていて仲間思いでカッコよかった。
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ルドルフとイッパイアッテナ5作目。ブッチーの元飼い主の家を探すのだけど、なんともやっぱりイッパイアッテナは頭いい。ルドルフは天然っぽいから本当に可愛い。
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小学生ぶり(?)に続編を読み、だんだんと「こういう感じだったな」と登場猫の性格を少しずつ思い出していった。「おれの名前はイッパイアッテナ」のシーンがとても好きなので、それを懐かしく感じつつ、心地よい余韻に浸っていた。10年後もぜひ残っていてほしい。
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ルドルフとイッパイアッテナシリーズ5作目。
子どものときに初期作品を読んで、岐阜に帰ったルドルフがリエちゃんの家から東京行きのトラックに乗るまではぼろぼろと泣いたのは自分だけではないかもしれません。ルドルフに感情移入したゆえなのですが、これは何に価する感情なのだろうかと。幼い頃は感情の名前を知らないから、驚き、戸惑う。それは登場人物もそうで、成長するにつれ、大人になるにつれ、そういったことはなくなっていく。思い入れの強い作品なので、どこか無個性な児童文学のシリーズになってしまったかな、という感じ。
内容に関しては可もなく不可もなくという少々無難なもののように思えましたが、御年89歳の杉浦範茂さんのイラストが見れるだけでもう胸が一杯です。最高傑作ではないと思いますが、今までで一番絵も大きく、多かったのではないでしょうか。
このイラストあってのルドルフなので、彼らの最善の形での完結と成長をせつに願っております。
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オトナ目線だと、色々なことに興味を持つキッカケになるようになってる気がした。物語として充分面白かったが。
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イッパイアッテナのセリフがステキで
俺の名前はイッパイアッテナ!ってシーン最高
いちいち心の声で解説するルドルフもかわいい
思わず笑みが溢れる1冊になりました!
一気読み(-ω☆)キラリ
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「ルドルフとイッパイアッテナ」しか読んでないけれど、今年度購入したので他の本をとばしてまず読みました。
ルドルフの成長と仲間が増えていることに驚き。
フォントにも最初は違和感あったけれど、話の面白さに引き込まれると気にならなくなりました。
本当におもしろい!!
プロローグには
「いままでの四冊を読んでいない人が読んでも、なるべくおもしろく読めるように書くつもりだ」
とありますが、せめて「ルドルフとイッパイアッテナ」は読んでから読んだほうがいいと思います。
あとがきには
「三巻までは、原稿は新聞のおりこみ広告のうらや、ちぎったノート、それからデパートの包装紙に書かれていました。(中略)今回は、半分くらいが新品のコピー用紙でした」
そして、ルドルフの字が上手になってきていること、そのうちワープロソフトを使えるようになって、斉藤さんが原稿を清書する必要がなくなる、それはそれでさびしい、なんてことも書かれていて、今後にも期待したいです!
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またもやルドルフ大冒険!
今度は、ブッチーの元飼い主を探しに行きます。
年賀状を使って住所を突き止めたり、図書館やうちの本で路線図を調べたり、猫なりに知恵と工夫を凝らすところが、絶対このお話は、子ども心をくすぐると思う。
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続けて読んでいたので気にしていなかったのですが、調べてみたらシリーズの一作目が1987年。
ブッチーの本が2020年発行なので、33年続いているシリーズなのですね!
あまり時間の経過を感じさせないような内容なので、あらためて驚きました。
今回の主役はブッチー!
このシリーズの中では特に好きなキャラクターです。
今回はローマ字を覚えたり、飼い主探しの旅に出たり大活躍です。
でも、最後においしいところを持っていくのはイッパイアッテナ!
いつまでも続いてほしいシリーズです。
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ルドルフとイッパイアッテナの5作目。
今回も大冒険。それにしても、どうしてよそへ行くと地元の猫とケンカになるんでしょう。猫の世界ってそんなに縄張り争いが激しいんでしょうか。
バトルものが好きな息子には良かったようです。
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スノーホワイトの時からそうだけど、斉藤洋先生、映画化がよほど気に入らなかったのかなぁ…ってくらい、ブッチーとイッパイアッテナのキャラが映画と違ってます。続編はまずキャラクターを完全に練り直さないと不可能。映画結構好きだったので、「あっ、続編やる気ないんだ…」と察してしょんぼりしながら読み進めました…。でもお話はとても面白かったのですけど。
シャリトブラを巡る関係性が、「人間と「人間」と「猫」と猫」の間柄を滑稽に捉えていてとても好もしかったです。
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地元がでてくるということで普段縁のない児童書に手を出してみた。小学校中学年って結構本読めるんだなぁと思いつつ、野良猫が文字が読めるどころか戦国武将に詳しかったり、時刻表が読み解けたり、特急あずさにのりこんじゃったり、荒唐無稽だけどこれは楽しい…。ひさびさに童心に帰ることができました。(でも武田通りの猫ちゃんたちは本当は臆病者だからいじめないであげて…)