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フランス、ドイツ、ロシア、英米、日本、アフリカ、ギリシャ哲学それぞれからの翻訳者と駒井さんの対談。
分かりやすい言葉と進め方だが、それぞれの訳者の考察は、やはり訳者だけに深いところがあり、各本の一層の理解と違う視点での読み方ができる。
この本を読みながら、光文社古典新訳文庫の本を何冊もAmazonで購入してしまった笑
素晴らしい本に出会える最高のガイドにもなる。
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2006年9月に創刊された光文社古典新訳
文庫の初代編集長が、過去に出版した翻
訳者との対談などをまとめた本です。
対談の中では、その出版書のエピソード
はもとより、翻訳の対象となった著者を
研究することにより、従来の訳本とは違
った背景が浮かび上がってくることが知
ることができます。
原本の言語に忠実に訳してしまうと、日
本語では意味不明になってしまいます。
かと言って、あまりに簡略化して「意訳
」にしてしまうと、軽い印象を与えてし
まう「超訳」となります。
光文社古典新訳文庫はその中間を位置づ
けることにより、非常にヒットしている
と言います
亀山郁夫氏による「カラマーゾフの兄弟
」が代表ですね。
世界の文学の入り口を知るには最適の一
冊です。
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10月7日新着図書:【内容は、紀伊國屋書店新宿本店で今でも続く翻訳者との作品に対する人気の公開の対談の書籍化です。作品を奥深く楽しめるでしょう。】
タイトル:文学こそ最高の教養である
請求記号:900:Ko
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28175755
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古典的海外作品を翻訳との対談を通じて紹介する作品。こういうタイトルの本ってあまり好きになれないかなと思っていたけど、いわゆる読んでおくべき古典的名作をほとんど読んでこなかった劣等感的なものも相まって読んでみた。結局、紹介されていた本を3冊も買ってしまった。翻訳家の想いも含めて様々な古典作品を味わってみたい。
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光文社と紀伊國屋の共同イベント Readers Club の対談集。「いま、息をしている言葉で」で知られる光文社古典新訳文庫の名物編集者 駒井稔が、古典新訳文庫の翻訳者達と作品、文学、翻訳を語る。タイトルは…まあ、売れた本のタイトルに似せるというはこの業界の常套手段なので、致し方あるまい。
古典とは言え、読んだことのない本が多く紹介されていて、ぜひ読みたいと思ったのはプレヴォ『マノン・レスコー』、ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』、メルヴィル『漂流船』など。
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『ソクラテスの弁明』
日本では知らないことを知っているという「無知の知」が非常に有名だが、実はそのような記述は1行もなく、本来は「私は知らないので、知らないと思っている」という趣旨。納富氏は「不知の自覚」と呼んでいる。