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これは…よく集めてくださった!といいたいF先生の発言集。「発想術」となっているが仕事への心構え、覚悟など名言がズラリ。漫画家だけでなく全てのビジネスマンにも応用できるものばかり。
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まえがき以外は、すべて藤子・F・不二雄の言葉。変な解説やらは一切ついていない、故人の発言記録の編だけで構成された本。いわゆる名言集のように、自分のいいたいことを包んだ美味しくないオブラートの味はしない。
ああそうだったのかと一漫画ファンとして楽しむこともできるし、ビジネスに当てはめて考えるのも良いだろう。強く印象に残るのは、原点、軸のようなものを強く意識しているなあ、ということだ。漫画家は住宅の設計士みたいなもので、なんていう発言がある。矛盾した要望、アイディアに折り合いをつけながら統一した意図を持つものをつくりあげる。統一した意図を持たない住宅や漫画をたくさん見てきた。みなさん、もう一度藤子作品(僕はFに限ると思うが)を読み直すとよい。
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藤子・F・不二雄こと藤本弘氏の、数多く残る言葉をまとめた本。全てが実体験に基づいた発言なのですんなり受け止めることができた。デビュー前後の苦労話からアイデアの作り方まで。とにかくわかりやすくやさしい本。
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藤子・F・不二雄先生の創作関連の発言集。この人のすごいのは、自分の持っているノウハウを性格に言語化できるところで、まったくカラーは異なれど、家元談志の文章というか、ロジックのプロセスに近いものを感じる。
書いてあることは概ね正しい「漫画家になるには各自が日々頑張るしか無いよ」という至極まっとうな創作術の本になっている。書いてあることは誠実でいい本だ。
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2015年3月1日読了。
藤子・F不二雄が残した膨大なコメント、メッセージ等をまとめ上げ筆者の人物像、まんが論を浮き彫りにした一冊。
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編集の仕方にイマイチ感がありますが、まとめて情報源に触れられるのだから贅沢は言わないってことで。たくさんの語録が収録されていますが、同じ言質のものが多く、まとめると藤子・F・不二雄の発想の基礎はシンプルで本質的であり、それに尽きるんだーっていう確信に満ちています。小さい頃をよーく思い出して子どもの世界を描く。その上で、良い芸術作品をたくさん観賞し、なぜ良いのかを徹底的に分析し、ミックスしていく。現代の情報もチェックする。85ページにある「いただきのすすめ」は、クイーン(ロックバンド)的でもあります。
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SF少し不思議な物語と聞いたような覚えがあるのだけど。
やっぱり惜しい人を無くしたのかもしれない。今の世の中本人の生の言葉で聞きたかったことあれこれ。
やっぱり無理やりこじつけるのはやめた方が良い。本人の意思が分からなくなる。編集が残念だ。
ドラえもんの色は色扉の残りカラー
小学館小学生シリーズでは各学年ののび太がいた。
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F先生らしく平易な言葉で、創作に関する蘊奥を語っている。マンガを面白く描くコツなどは、不立文字、おいそれと言葉で伝えられるものでは無い。そこをかなり言語化できるのは、さすが。デビュー前後の新人たちへの苦言は特に傾聴すべき。
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書いてあることは
藤子さんの言葉で良いのだけれど
温かみがあるし、風景が浮かぶ
しかし
「〜術」というタイトルとか
テーマで分けたりとか
本人の意思もわからないのに
こんな伝え方でいいのか?
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素晴らしい先生がみえてくる。
一つのコメントが短文であり、また、前後の関連性が薄いので、
コメントをまとめただけという程度。
文字と絵の機能が異なるという点。
どのコメントも、先生の深みが見える。
私もこのようにありたかったものだが、やはり浅はかであったと言わざるを得ない。
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念願の藤子F不二雄ミュージアムで思わず購入。
子供はどんな時代でも心に響くものは同じなのだと。藤子先生自身が子供だったときに立ち返って描かれたマンガは今尚、子供達の心に響き続けてる。とても素敵で、なんか少し安心してしまった。これからもドラえもんは永遠の憧れであり、アイドルであってほしい。
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藤子・F・不二雄の過去の発言をピックアップし、一つの本にまとめた本。
氏の歩んできた道、まんが論、仕事術が掲載されている。
どうやってアイディアを考えるか
アイザック・アシモフの書を引用して
①数多くの断片をもつ
②その断片を組み合わせる能力をもつ
と、「のび太の恐竜」の実例をもって紹介している。
この点がとても参考になった。
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インタビューやエッセイ、藤子不二雄賞の総評などの中から、「生い立ち」「まんが論」「仕事術」に関する言葉をまとめた本。
本書に書かれている「まんが論」や「仕事術」の言葉は、多くの人に役立つものが多いです。
独創性を育むには、食わず嫌いをせずに様々なジャンルの良いものに触れること。
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藤子・F・不二雄先生の数々の言葉を集めたものです。
それだけでも感じるものはありますが、伝記らしくするか分析するか一工夫ほしかったです。
西遊記やアラビアンナイトに大きな影響を受けたことがわかりました。
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ドラムックやF雑誌などできれぎれに触れていた、創作や人生観の蘊奥の集積。
編集方針はどうかしらんと思うこともあるが、ここまでの数、シンプルでいい考えを集めてくれたのだから、感謝ばかり。
いい意味でトイレ本へ。