紙の本
地方公務員として勤務し始めた方にはぜひ読んでいただきたい内容です。
2020/07/04 17:00
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投稿者:ureshino - この投稿者のレビュー一覧を見る
90分もあれば通読でき、地方公務員としての基礎を幅広く習得できます。
特に第3章の「そろばん」は著者が財政部門に長く従事していたこともあり、若手職員では気が付きにくい「予算・会計」の分野について基礎から学ぶことができます。
想いや理念を持って入庁しても、それらを実行するためには予算が必要で、その予算取りの成否によって当初の想いを政策に落とし込めるかどうかが決まってきます。
入庁して早い段階で「予算・会計」の知識を身につけることができるかどうか、今後の行政マン人生を大きく左右することになると思います。
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新採向けの研修が延期・中止になっている状況だからこそ、読んで良かった。
今はどうしてもやっている仕事で精一杯になってしまって、広い視点で見ることができない。
でも、その業務が外部や内部、組織全体、今後にどう繋がっているのか考えることの大切さがわかった。
また、タイトルに「読み書きそろばん」とあるように、多方面の業務に関わる基礎的な部分は何なのか、どのように身につければ良いのかが書かれていて、勉強になった。
今まで読んだ新採向けや公務員の仕事全般に係る本は、とりあえず最初はどんなことにも食いついていけというものが多かった。それも大切なことではあるけれど、この本では実際に長く働いていくためにどうしていけばよいのか分かりやすく書かれていた。
働き始めてから、自分の中で「速さ」と「丁寧さ」のバランスが1つの課題になっていた。読んでみて、仕事においてどこを軸にすれば良いのか少し分かった気がする。
受け身にならずに、気張りすぎずに、できることからコツコツやっていきたい。
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どの部署でも共通して必要なスキル、公務員の基礎体力に必要な要素を「読む」「書く」「数字・財政」「話す」「IT」「キャリア」の6つに分類して、解説します。
身につけているかどうかで違いが出る、公務員の必修科目が網羅されています。
思うところがあれば、年齢やキャリアにかかわらず、「今」始めましょう。遅すぎるも早すぎるもありません。
どの世界でも、いい仕事をしている人ほど謙虚です。やればやるほど自分の足りないところが見えてくるからでしょう。そして、「今」を大切にし、さらに日々を積み重ねて遠くに行きます。どんな未来にするか、それは「今」にかかっています。 ー 179ページ
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新人公務員です。
いろんな部署、仕事があるのは理解できていますが、実際どのようなスキルを身につければ仕事に役立つのか。具体的にイメージできました。
突拍子もない行動ではなく、着実に働くための、基礎知識だと思います。日々の仕事に説得力を持たせるために役立ちそうです。
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これから市役所で働く上で、自分が日常からどのように行動すべきかが具体的に書かれており、市役所で働くイメージをすることが出来た。
税務課頑張るぞー(ง •̀_•́)ง
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・ものの本を読む
・後の世代を意識して文書を残す
・自分に合った発想法を見つける
・前例に学び、前例を作る
・迷ったときに立ち戻れる軸や拠り所をもつ
社会人歴も10年になればなんとなく知っていることも多かったけど、上のポイントは今まであまり意識していなかったこと。「後の世代を意識して文書を残す」は早速やってみている。
少し気になったのは、市町村の職員の方が書いているので県の職員とは少し違うかな?というところも多かった。県Verでこのくらい読みやすい本があったら読みたい。