紙の本
藤木稟氏による天才神父コンビの頭脳が冴えるミステリーです!
2021/01/07 10:41
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『陀吉尼の紡ぐ糸』、、『太古の血脈』をはじめ、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなどの話題作で知られる藤木稟氏の代表作です。同書は、オランダ・ユトレヒトの小さな教会からバチカンに奇跡の申告があったということから始める物語です。礼拝堂に主が降り立って黄金の足跡を残し、聖体祭の夜には輝く光の球が現れ、司祭に町の未来を告げたというです。奇跡調査官の平賀とロベルトは現地で聞き取りを開始します。光の目撃者たちは、天使と会う、病気が治るなど、それぞれ違う不思議な体験をしているということです。光の正体と、隠し教会に伝わる至宝「王の中の王」とは一体、何なのでしょうか?天才神父コンビの頭脳が冴える藤木氏の傑作です!
紙の本
奇跡とそうでないものの境目
2020/08/28 05:25
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はかなり奇跡に近い現象が起こった感じなのですが、あいかわらず地道な調査のパートがおもしろいです。
いつも通りかなり専門的な話題も出てくるのですが、本当に調べがすごい……
電子書籍
ほのぼの系
2020/09/05 21:27
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投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつものシリーズで、ある意味安心して楽しめる。今回はキナ臭い感じもなく、なんとなくほのぼのしてる気がする。終わり方も含めて。
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長らくシリーズを読んでいますが、今回は話にあまり起伏がなくて物足りなかったです。奇跡のからくりは科学で説明がつく範囲の現象なんだろうなと思いつつ読んでいたら、証言を取るだけで全体の半分くらいまで行っており、そのままなんとなく解決の糸口を見つけて、解決といった感じでハラハラもしなければドキドキもなく、神秘的なものもあまり感じず…といった具合でした。
オランダの文化に関してはなかなかおもしろく読めたので、そこは良かったと思います。
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プロローグ 光あれ
1
2
第一章 信仰と人と
1
2
3
4
5
第二章 大いなる奇跡の証言
1
2
3
4
5
第三章 聖遺物とアムステルダム
1
2
3
4
5
第四章 アーブラハム・フォルデマンを訪ねて
1
2
3
4
5
6
第五章 教会の秘密
1
2
3
4
5
6
第六章 残された謎
1
2
3
4
エピローグ 調査を終えて
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シリーズ10周年おめでとうございます。
いやしかし、いつ完結でしょう?(苦笑)
今回も説明とか蘊蓄ばかりで中身薄かったなぁ。
"奇跡"を"科学"で証明出来ることとするのは、そうだと決めてしまえばそうなってしまうわけで。
"奇跡"を"奇跡"と証明してほしいなぁと思う。
その為の奇跡調査官でないの?
全部とは言わなくても、そういう事象があってもいいんじゃないのかね?
最近は、平賀の突拍子もない言動やら行動やらが過剰だなぁと思うんだけど、今回で言えば、ゴミ箱にダイブしたり、寝てるロベルトの足を観察したり、重要証拠をくすねて来たり、ハローキティが子供っぽくて好きじゃないって言ったり…なんか残念だな。
いきなりローレンが登場したのもしっくり来なかった。
また、匂わせで終わりでしょ?
今まで何回そうだった?
期待してないよ、物語は動かないもん。
"動き"がほしい!
直接対決でもいいし、でも一介の調査官に何ができる?って感じもするけどね。
本編より短編集の方がテンポも良くて面白いって、本編何とかしてー!
ワクワクするストーリーを欲してる!
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おお、新刊出てる!と手に取りました。
前作はいまだに図書館にリクエスト中で読めてないんですけどね… 本屋に置いてあったら買おうと思っているのですが入荷も無いし。取り寄せるほどでもなぁ…と毎回棚を除いているのですが入荷せず。棚は有限だから仕方ないのだろうけどちょっと寂しい。
今回はオランダのお話。
チーズや乳製品は質が良くて有名なのにメシマズ国なのか… プロテスタントってそういう面があるのかと思うと面白いなぁ。
このシリーズを読んでいて思うのですが、そこまで偶然が重なればもはや奇跡と言っても差し支えないんじゃなかろうか(笑)神がきっとその効果を狙って落雷を落としたんだよ、と思ったりします。
そしてロベルトの料理はいつも美味しそうです。トリッパの煮込み、チャレンジしてみたいな…
冬に10周年グッズ発売だそうで。10年続いているのってすごいな~
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今回も奇跡認定でいいんじゃないですかねぇ〜って思うトリックでしたが・・・
オランダ観光をした気になれてとても楽しく読めました。
よくよく考えると、意外といろんなうんちくや豆知識、観光案内が散りばめられてて
今の世の中にはもってこいの読み物だなぁ〜ってしみじみ
それにしても、なかなかのオランダ三昧でした。
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なるほど出てこないわけないかー!オランダだもの!という巻
悪い人は死んで敬虔な人たちは死なずに守られたのだなあ
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おもしろかったですが、今回は全体的に盛り上がりにかける感じでした。
でも、キャラクターが好きなので、それなりに楽しく読めました。
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今回の舞台はオランダ。
聖体祭の夜に司祭は街の未来を告げれ、信者たちは天使にあったり病気が治ったり、と。
今回の奇跡は大麻とか薬物系の最後でなくてまずは良かった。今回の奇跡は臨死体験のように脳が異常なエネルギーを感知し、それによっての奇跡って言うのは奇跡としてもいいんじゃないのかなーっと。
それが起こる前提の条件で聖遺物を盗もうとしてたり、そもそも聖遺物がひまわりの種などそれを言えないようなものがあったが。
最後のひまわりのウンチクは面白かった。
何かに熱狂する時代は、面白そうだと思ってしまった。
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今回はガルドウネの関与やFBIとの絡みもなく奇跡調査がメインでした。
途中歴史の講釈が多くなるとついていけなくなりましたが、2人の知識と探求心が安定して発揮されていました。
真相についての扱いが書かれていないので、少しモヤモヤしてしまいます。
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オランダ、ユトレヒト。今回は普通の奇跡調査で、シン博士を嫌がらせるような写真を送ったりすることはなく、アメリカのエピソードもなく…という感じ。なんというか、平和だなと感じた。そう言えばいつも読み飛ばしてしまう長い詩も今回は無かった。
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今回はオランダの教会の奇跡現象。
久々にきっちり科学的な解決で満足。
聖遺物が釘ではなくチューリップの種だったのは予想通りだったけど、納得の結末。
そして、やはり仲良しのふたりは読んでて楽しい。ミッフィー美術館……
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シリーズ20作目。
安定の二人の活躍だが、調査官は何人もいるはずなのにどうしていつもこの二人がコンビを組むことになるのか?と気になりだすと、キリがないが設定の無理を感じたりもする。
さて、話の流れは面白いのだが、そろそろ途中に入ってくるウンチクが食傷気味。無駄に長くて、枚数を稼ぐために入れているのでは?とも思ってしまう。
相変わらず新たな奇跡の調査に向かう二人の話だが、今回はさほどの広がりを見せることもなく解決。あれ?前とかに出てきていた宿敵は?謎は?まだ引っ張るの?と少し残念。次回に期待。