サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

宇宙からの帰還 新版 みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー26件

みんなの評価4.3

評価内訳

26 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ジャーナリスト立花隆氏による宇宙から地球を見るという特異な体験をした宇宙飛行士の内面を探った一冊です!

2020/12/09 10:04

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、ジャーナリストとして活躍され、『思考の技術』、『文明の逆説』、『田中角栄研究 全記録』、『日本共産党の研究』などの素晴らしい作品を発表された立花隆氏による作品です。同書は、宇宙から地球を見るという、この極めて特異な体験をした人間の内面には、いかなる変化がもたらされるのか?ということをテーマに展開された内容となっています。12名の宇宙飛行士の衝撃に満ちた内的体験を、卓越したインタビューにより鮮やかに描き出した著者の代表作です。同書の構成は、「宇宙からの帰還」、「神との邂逅」、「狂気と情事」、「政治とビジネス」、「宇宙人への進化」となっています。ぜひ、一度、読んでみてください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

40年読み継がれてきたノンフィクション

2020/08/29 21:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は米国の宇宙飛行士10名以上に、知の巨人である著者がインタビューした内容である。
宇宙飛行士が帰還すると直ちにアメリカ航空宇宙局(NASA)の各分野の専門家が、飛行の過程で体験したあらゆることについて徹底的な聞き取りを行う。この聞き取りはあくまで技術的かつ科学的側面に限定されている。筆者はNASAの聞き取り内容から外れている心理的精神的側面、神の存在、宇宙体験による意識の変化、宗教観など知の巨人らしく哲学的質問を宇宙飛行士に投げかけており、一読してすべてを理解できるほど簡単な内容ではないものも含まれている。本書の初出は1981年から82年に『中央公論』の連載、その後1983年に単行本、1985年に文庫本、今回日本人宇宙飛行士2名の巻末エッセイなどが加えられての文庫本新版であり、今までに多くの読者を引き付けてきた証でもある。
宇宙空間から見える青い天体の地球の美しさに宇宙飛行士たちは最も大きなショックを受けるらしい。写真では、その美しさは絶対伝わらない、宇宙から地球を見ていると国際政治における対立抗争のすべてが実にバカげて見えるという。ある宇宙飛行士の「米ソ両国の指導者を早くロケットに乗せて、宇宙から地球を見させるべきだ。そうすれば、世界ももっと平和になるだろう。」というコメントは印象に残った。今は二国の指導者を宇宙に送れば解決できるほど単純な国際情勢でないところが悩ましい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

この本で、どうして彼が「知の巨人」と言われていたのかが理解できた

2021/10/03 21:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者・立花隆氏は今年(2021年)鬼籍に入られた、ご冥福をお祈り申し上げます。マスコミでは逝去にあたって「知の巨人」だったと、頻りと伝えた。それがどういう意味だったのかは、この本を読んでみてすぐにわかった。アメリカの宇宙飛行士へのインタビューが、彼らが宇宙から地球を見たとき何を思ったのか、そして彼らが何を伝えたかったのか、ということが完全に網羅されていたからだ。立花氏が航空学の専門家であればそれは当たり前のことだったかもしれないが、彼が大学で学んでいたのはフランス文学と哲学だったのだ。宇宙飛行士は地球に生還したあと、宗教家になる人が多いとミスリードする人がマスコミにはよくいるが、そういう人もいるという程度のようだ、しかし、宇宙からの帰還者の多くは世界観が変わったことは事実のようだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「理想的なアメリカ人」の虚実

2023/08/06 23:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は宇宙飛行士の宇宙体験が内面に与えた影響が大きな主題だ。出て来る宇宙飛行士の信仰で言及されているのはプロテスタントばかりなので、主だった宗派の紹介をしている。アポロ計画当時ではカトリックをはじめとする他の宗派やユダヤ教徒などは選ばれなかったのだろうか。
 所々に南部バプティストのような福音派が顔を出している。こうして少しずつ福音派が力をつけていくので、この本が執筆された当時の大統領だったレーガンやトランプのような福音派を支持層にした大統領が誕生するのだろう。この本ではメインラインが「6割」と紹介されているが、メインラインは信者数が減っていって、代わりに福音派が信者数を増やしているので今は数値が変わっているだろう。
 キリスト教的な意味での宗教を超越した事を話す人がいるが、ユダヤ・キリスト教的な唯一神という概念からは抜け切れていないのは無意識のうちに脱却出来なかった事を話しているようなものだ。
 それでいてアポロ計画の頃に宇宙飛行士へ選ばれたのは空軍や海軍、海兵隊のパイロットなので、どうやったらコロラドスプリングスやアナポリスには入れるか、宇宙飛行士に選ばれると、どういう訓練を受けるか、宇宙船はどういう装置であり、宇宙空間とはどういう環境なのかも分かりやすく書かれている。
 白人でプロテスタントの「ナイス・ガイ」が実は模範的な人物ではなくて非情に人間臭いのが、この本の魅力と言っていい。セックスやら商売やら政治やら超能力やらが顔を出す。ジョン・グレンのように政治家になった人物からオルドリンのように精神を病んでしまった人物まで色々だ。
 オルドリンの父親がMIT時代の教え子というドゥーリトル将軍は東京大空襲に関わりを持っていないので、昭和17年のドゥーリトル空襲と混同しているのは確実だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2020/09/08 14:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/12/03 00:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/01/21 22:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/08/11 15:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/06/09 10:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/08/09 10:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/12/08 01:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/08/11 13:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/08/22 10:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/10/18 05:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/03/04 08:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

26 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。